ぼてマメ日記

息子ぼてと娘マメとの毎日やなんやかやをテキトーにつづります

ボケとツッコミ。

2007年09月28日 | チビ
昨晩,そろそろ寝せようとボテをベッドに呼ぶと,
登ってきたボテは,
ジジ(「魔女の宅急便」の黒猫)のぬいぐるみを握りしめていました。
お気に入りの枕の上にジジを置き,自分も横になって一言「ネンネー」。

んーそうだねー,ニャンニャンも一緒にねんねだねー。
よしよししてあげな。よしよし

と言いながら,私がジジをなでてみせたところ,
ボテはやおらジジをつかみあげてニンマリし,
ジジで自分の顔や頭をがしがし拭いてみせる。

?????
…はっ。ボテ,もしかしてそれはごしごし!?

大笑いしながら,
ボテ,それはごしごしだよ。そうじゃなくて,よしよし

そう言うと,今度はジジを耳にあて,
「モシシー,モシシー,ワニャホニャフニャ。」

それはもしもし!!


なんかのベタなネタじゃあるまいし,もう可笑しいやら可愛いやら。
げらげら笑っていたら,
オカサンが笑っているので嬉しくなったボテは,
盛り上がったのかちっとも寝ようとせず,
それから1時間近くわにゃわにゃ言いながら起きていました。


いつの間にか,こっちの言っていることは大体分かっていて,
宇宙語おしゃべりも上手になってきました。
つくづく,大きくなったなあ。ムシだったのになあ。

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どんなことも慣れるってこったな。

2007年09月27日 | チビ
ボテは無性に水が好きです。
プールはもちろん,川にしろドブにしろ,水たまりにしろ,
果てはクーラーから排水された水まで嬉しい。
水がジャージャー出てくる蛇口なんて,もう大好き。

で,お風呂も大好き。
小さなコップでお湯をくんで,自分の頭に水をジャー!!とかけては,
奇声を発していつも喜んでいます。
髪を洗う時も,私もオットもかなり容赦なくザバザバーッとかけますが,
特に泣くでもなく,片手でつるっと自分の顔をなでて,
けろりとしています。

かなり小さい時から,うちではこれが当たり前だったので,
特に不思議にも思っていなかったのですが,
オット実家や実家でいとこたちとしばらく過ごしてみると,
例外なく,ヤツらは頭からザバーッと水をかけられる事が大嫌い。
オットがお風呂に入れてやった2歳のチビには,大泣きをされたらしい。

「ボテは強いねえ!!」
家に帰ってから,久しぶりに家族でお風呂に入っていて,
いつものようにザバザバ水をかけられてもけろりとしているボテに,
そう声をかけていると,オットがふと,
「でも,すごく最初の頃は大泣きされていた気もする。」
そうだっけ?
「耳に水が入らないように,指で押さえたりして,
 気をつけて気をつけて流したりしてた気がする。」
…そうだったっけ??

うーん,親にしろ,子どもにしろ,
何でも慣れだなー,ということなのだろうか。
かくして生まれてくるおマメは,かなり最初のうちから,
ザバザバ水をかけられるに違いないことは,必至なのであった。

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久しぶりの更新。

2007年09月24日 | Weblog
オットの出張に便乗して,東京のオット実家に帰省。
まだ出張の続くオットをおいて先に帰宅,オット不在の間久々に自分の実家泊。
というわけで,かなりしばらく留守にしていて,
またまた更新が滞っておりました。

今度の年末年始は,おマメが臨月なのでまず帰省は無理だし,
そうすると再来年の正月まで東京には帰れないかも,と思ったので,
オットの長期出張をいいことに,この時期に帰省したのですが,
オットさんには,出張準備もあわせものすごく忙しい思いをさせてしまって,可哀相でした。
ごめんね。

ボテは,東京では六歳と二歳半になるいとこと,
毎日ものすごく楽しそうに遊び,鍛えられ,
帰ってきてからは,今度は五歳のいとこと遊び,
両方のジイジとバアバにかわいがられ,
東京ではひいじいちゃんとひいばあちゃんにも会い,
初めての飛行機に乗り,
盛り沢山の日々で,とても楽しそうでした。
荷物が重たくなるからと,カメラを持っていかなかったのが,つくづく悔やまれる。

明日の午後にはオットさんが帰り,
ようやくいつもの毎日が戻ってきます。
久しぶりに会う大好きなオトサンに,ボテが大喜びするのを見るのが楽しみ。

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最近読んだ本4

2007年09月07日 | Weblog
「秀吉と利休」野上弥生子

表紙の裏の著者写真を見たオットさんが,
「野上弥生子ってすげーばーさんだったんだなー」と言いました。ひどい。
とはいえ,漱石の直弟子だった人と結婚したという略歴を見れば,
すげーばーさんなお年でもおかしくない。

茶頭としても政治向きにも,かなりの重用を受けていた人が,
なんで切腹という最後になったのか,の一つの答えにもなってます。
秀吉と利休の間の複雑な感情のやりとりももちろんだけど,
山上宗二のエピソードや,末息子の父に対する葛藤が,
それに別の面からの色をそえていて,読み応えあり。
息子が晒された父を見るシーンの,
「それほど図太くも生きたのだ」という一言が好き。

だけど,結婚前に5,6年ほど茶を習っていたせいもあって,
それ以上に気になるのは,利休の点前のシーン。
「茶のほうがひとりでにたつのであった」というほどの点前って,どんな点前!?
見ることができるのならば,一度見てみたいー。

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最近読んだ本3

2007年09月07日 | Weblog
「魔術はささやく」宮部みゆき

宮部みゆきはそこそこ読んだけど,これは結構初期の作品らしい。
後催眠暗示(あ,ネタバレ)の話,学生時代の授業でも聞きましたが,
相手に精神的な素地があり,施術者がいかに慣れた人でも,
ここまでうまく運ぶかなーという気持ちはあります。
だけど主人公の男の子がなかなか素敵(個人的には岩本先生が一番好き)。
事件とは無関係の彼の周りのエピソードも,
何というか,とてもリアルに描かれていて,一気に読んでしまう。
面白いです。
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最近読んだ本2

2007年09月07日 | Weblog
「火怨-北の燿星アテルイ」高橋 克彦

坂上田村麻呂の蝦夷平定に至るまでの,朝廷と蝦夷の戦いの歴史を,
蝦夷の英雄アテルイの一生を通して描いた物語。
ボリュームもさることながら,中身もなかなかに読み応えがありますが,
2000年の吉川英治文学賞受賞作だそう。

吉川英治文学賞といえば,私にとっては山岡荘八の「徳川家康」ですねー。
私にとっての時代小説(というカテゴリにしてしまっていいんだろうか)の原点は,
間違いなくこれです。父の本棚から引っぱり出して読んだずっしり重い全26巻。
何が好きって,あの人の描く信長と濃姫が好き。
私の中で織田信長夫妻はあれが基本になってしまっているので,
ちょっと趣の違うエピソードを見るとものすごい違和感があります。

「火怨」から話がすっかりそれてしまった。
えーと,蝦夷側の戦略があまりにうまく運びすぎねーか??とか,
つっこみたいところはそこそこありますが,物語としては,
そういうことや上下巻のかなりのボリュームが気にならないほど,
純粋に面白いです。
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最近読んだ本

2007年09月03日 | Weblog
「神の汚れた手」曽野綾子

けして胎教に良い内容だとは思えないけれど,なぜか妊娠中に必ず読み返したくなる不思議。
ボテの時にも読んだような気がする。
そして友人たちから「おめでた報告」があると,思わず読むことを勧めてしまいそうになり,
そのたびに「いやいや」と自重する本。


ヒト,ってどの瞬間から「人間」なんだろう。
どの瞬間から「その人」になるんだろう。

二人目の今回は,ボテの成長っぷりを見ているので,
「そのうちこいつみたいになるのの元が入ってる」,
という想像が簡単につくので,あまり不思議な気分もせず,
いとおしいと思う気持ちも,ごく自然にわくのですが,
ボテの時には,ハラの中に入っているのが一体何物なのか良く分からなかった。
だって私の臓器の中に「私でない何か」がいるって何!?
と思って,本当に不思議だったから。

もし,その場面に自分が遭遇したら,
加害者になる勇気があるだろうか。もしくは産んで育てていく勇気。
と,この年の出産になると,そんなことも自問したりしながら。
未読の方,おすすめです。

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