ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

FULL Kabs 解散コンサート

2017-02-28 13:47:10 | 好き・応援
チョーチョー楽しかったFULL Kabs デビューコンサート。
その数時間後、解散コンサートが行われました。。。

最初っから一日限りのデビュー&解散だと解っていても、デビューコンサートがめちゃめちゃ楽しかっただけに、その喪失感も大きいですね。

リストセットはデビューコンサートと同じ。
会場の大半がデビューから解散を見守ってるFANだったので、自ずとトークはデビューコンサートからのつながりのある内容に。
解散コンサートのみの方はちょっとおいてけぼり感が否めなかったかもしれませんが、オイラの両隣の方は解散のみの参加のようでしたが、めっちゃ楽しんではったみたいなので、それはそれで良し!ってことでしょうね^^

雄二さんはデビューコンサートの時より、饒舌になられてた気がします。
そして、朗読の時のサービス満点。夜型かな?(笑)
デビューコンサートの時にも思いましたが、テレビで拝見するよりチャーミングで素敵な方でした。
なんだか、めっちゃ仲良しになれそうな気がします(´∀`*)

雄二さん曰く、このユニットの役割担当は。。
アイドル担当 → 裕くん
アダルト担当 → 和さん
ラブリー担当 → 雄二さん
とのこと。
以降、雄二さんコールは「ラブリー(≧∇≦*)」でした(オイラもラブリーコールした・笑)


デビュンの時はサイドの席でしたが、解散の時はセンターでした。
ステージからは少し離れてましたが、全体が見られてすごくよかった。
ステージに飛んでいく紙テープがめっちゃ綺麗だったのも印象的。
同じ曲で心震え、同じ曲で懐かしみ、同じ曲でじんわりしたステージ。
来てよかったなぁ~~。。。。としみじみ感じたのでありました。
和さんと裕くんにハイタッチ(そんな高い位置じゃなかったけど)も出来てチョー幸せ。(既に手は洗っちゃったけどね。)


解散コンサートもデビュン同様、アンコール前にお写真タイムありました。


なかなかステージの印象がわかる一枚になってると思います。
これくらい離れてると、観客の熱も見える気がして楽しかった^^


客席との記念撮影も♪
裕くんのブログにアップされてます^^

楽しい時間は一瞬で。
でも心に深く刻まれます。

キャンディーズよろしく、ステージにマイクを置いたおじさん三人は、FULL Kabsを脱皮し普通のおじさん声優へと戻っていったのでした。




http://blogs.yahoo.co.jp/yukihoshino_reco/40264312.html

  ↑    ↑    ↑    ↑
検索していて知ったこの方のレポートが、超絶素晴らしくスンバラですので、是非臨場感あるレポートをご覧下さい!!(そして笑って^^)













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FULL Kabs デビューコンサート

2017-02-27 19:58:49 | 好き・応援
裕くんのブログでその存在を知ってから、とても楽しみにしておりました。


FULL Kabs デビューコンサート!!



水島裕くん、井上和彦さん、三ツ矢雄二さんのお三人のユニットです。
ネーミングのFULL Kabsはレジェンドと呼ぶにはまだ早いと三ツ矢さんが仰ったところ、グリコさんこと戸田恵子さんが「じゃ、フルカブズ(古株’s)にしたら?」と名づけてくれたそう。

そのFULL Kabsnのデビューコンサートが、2月25日東京のサイエンスホールでありました。

その昔、裕くんが好きだったので(一番は飛田さんだけど^^;)行ってみました。
生声優さんは初めての体験です!!!(あ、きっしぃも声優もしてたね)


お席はサイドではありましたが、前から3列目!!!
クラクラきちゃう!!


初っぱなは、「キャンディキャンディ」。
懐かしい。。。
アンソニー、アーチー、クッキー(誰?)の役でご出演だったそうです。

二曲目までの間に、めっちゃしゃべります。
MCというよりはおしゃべり。
おばちゃんか!!ってくらい沢山しゃべって、ようやく次のコーナー、朗読。

オイラはラジオっこじゃなかったので聞いてないのですが、「夜のドラマハウス」というラジオドラマのリターンズというもの。
3つのストーリーはすべて近未来の設定の書き下ろし。

■明日の父と今日の父■ 作:清水専吉
平均寿命が120歳を超えるほど医学が発達した世界で、息子と父と父をコピーするAIと母が織りなすお話。
110歳になる父(和さん)に誕生日プレセントを連れてくる息子・83歳(裕くん)。
母(雄二さん)は父の病室には見舞いに来たことがない。験担ぎで無事退院するまで病院へ行かないのだ。
AIを連れてきたことで、父は自分の余命を感じ取る。
息子は7回の結婚をしているが、父親は母親一筋の110年だった。
父は息子に「お前を誇りに思う」と言って旅立った。
無事退院したAIの父を迎える母。幸せそうにおしどり夫婦を息子に見せつける。
AIの父の退院から半年後、母も本当の父の後を追うように眠るように逝った。
死ぬ間際に、穏やかな表情で息子へ手紙を渡した。
「初めてお父さんと手を繋いだわ。本当のお父さんとは繋いだことないの。向こうへ行ったら本当のお父さんと手を繋ぐわね」
母は父が本当の父ではないと解っていたのだ。
母の手紙の最後には、「あなたを誇りに思う」と書かれていた。
お互いを思いやるとても優しい家族のお話なので、沢山笑いが散りばめられてたのですが、ラストの「誇りに思う」というところで、オイラボロボロ泣きました。
親に誇りに思ってもらえる子供でありたいなぁとしみじみ思ったのでありました。


■看護師さんはなんでもご存じ■ 作:渡辺麻美
嫁姑と看護師さんのお話。
姑(和さん)の病院に付き添う嫁(裕くん)。
姑にチクチク嫌味を言われすぐに泣く嫁が病院につくと、ゲイの看護師(雄二さん)が二人を対応します。
待ってる間も、グチグチ(姑)シクシク(嫁)な二人。
看護師が姑に待ってる間に友達を作っては?と提案。
お酒がやめられない肝硬変のおじいちゃん、タバコがやめられない禁煙外来のおばあちゃん、、などなど。
どうせ昭和生まれはあの世が近いのだから、今のうちに友達を作ってあちらへ行って再開した時に仲よくすれば?って看護師さん。
そう、このお話の時代では、歴史の授業で勉強するほど昭和は過去になっていたのでした。(私たちにしてみたら、明治くらいの印象か)
婦人科の待合でワイワイ三人で話しているうちに、姑の診察の番が。。
実は姑は舅だった。。とゆ~オチ(* ´艸`)クスクス


■友情判定士■ 作:藤本青銅
僕と僕のSNSに登録されているトモダチと友情判定士のお話。
トモダチと思っている人たちが本当に友情で結ばれているのか。
それを判定するのが友情判定士(雄二さん)。
僕(裕くん)は通りすがりに声を掛けられた判定士に、SNSに登録されているいろんな人(和さん)を判定してもらいます。
数年ぶりにSNSで再会した昔の友達。忙しい僕を大変だねってねぎらってくれる。そんな彼は友情ではなく同情。
いつも連絡してくれる少し年かさの女性は、友情ではなく愛情。
若い女の子もじゃぁ愛情?いえいえそれはキャバ嬢。
いつも連絡を取り合っている長年の友達は絶対友情!過去の思い出を回想するが、回想するたびに内容が微妙に変わる僕。じゃぁこれは?。。。って、..あぁ、、このメイン部分、何情やったか思い出せん。。。(←バカ)
自分の不確かな友情を知らせてくれた判定士こそ、友達だ!!と思った僕。しかし、それはお勘定。判定代を請求されましたとさ。
ガハハと笑いながらも、結構シニカルな狂言的なドキッとさせられるお話でした。


3つのお話の後は、裕くんの「うゐろう売り」。
しゃべることを生業としている人の多くが練習したことがあるという、うゐろう売り。
元は歌舞伎の活舌練習に使われていたものだとか。
それにBANANA ICEさんに曲をつけてもらってラップ調にしたのが裕くんとBANANA ICEさんのうゐろう売り。
緊張が途切れないよう、我々観客も息をつめて見守る中、生うゐろう売り。
鳥肌モノでございました。


そして「誰がために」「タッチ」「宇宙の王者!ゴッドマーズ」と3曲続けて披露。
「誰がために」はやっぱスンバラでございますね。セリフもあって不動のカッコ良さです。
「タッチ」はバラード調でじんわり心に響きます。
「宇宙の王者!ゴッドマーズ」は裕くんの抜けるような声にビリビリ痺れました。


「それは僕たちの奇跡」では、芯抜きの紙テープが宙を舞い、コンサート!!!!って感じでめっちゃよかったデス。(でも、この歌は知らなかったオイラ)
テープの口火は和さんが裕くんのこめかみにクリーンヒットさせたのでした(笑)
オイラは紙テープを持って行ってなかったのですが、お隣のお姉さんが「どうぞ」って分けてくださいました☆彡甲子園球場の7回裏のよう^^
人生初の紙テープ。
頑張って投げましたが、きれいに投げること叶わず。。。
せっかく分けていただいたのに!3列目に座ってたのに!ステージに届かずヘロヘロでございました^^;
雄二さんもテープが遠くに飛ばず、歌が終わっても何度も投げてましたがやっぱり3列目くらいまでしか飛んでませんでした。同類♪


ラスト、「アニメーション・ドリーム」。
この歌もオイラ知らなかったんですが、素敵な歌でした。
名残惜しいけれど、ラストの曲。


カーテンコールは再度「キャンディキャンディ」。
歌の前に撮影OKが!!!
先に言っててよー!電源落としてたよ(´;ω;`)ウゥゥ
そんなわけで、こっち向いてくれてる写真はないのですが、ガラケーで頑張って写したのがこちら。





最後はみんなでキャンディの大合唱。
ちょっとウルっときちゃいました。


ちょー満足。
チョー楽しい。
CHOOOOO痺れる。
チョーチョーチョー!!!
そんな2時間のデビューコンサートでした^^






さて、次は解散コンサートの報告、デシ!!













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修二会によせて ~愛溢るるオフ会 人形編~

2016-03-07 14:50:46 | 好き・応援
ワタクシの大好きな日本画家さんに、中田文花さんという方がおられます。
薬師寺の冊子に描かれていたのを見て、ひと目でfall in loveっすよ。(作品と出会った当時は、木ノ本圭子さん)

そんな文花さんと最近お近づきになれる機会を経て、今回のオフ会にお声がけいただきました。


東大寺の修二会、お水取りをこよなく愛される漫画家の佐野絵里子さん主催のオフ会「お水取りカフェ」

「お水取りをテーマにしたお料理を食べ、お水取りを熱く楽しく語る会。」という趣旨のもと、絵里子さん筆頭にお水取りにお詳しいハイミーさん(HN)、文花さんが中心となっての開催です。
オイラはぜんぜんお水取りの知識も浅く無知ながら、末席に連ねさせていただいた次第。
参加メンバーは主催のお三方とオイラを含めて8名と少ないながらも、その内容の濃いこと!!!

そのオフ会のなかで、先ずはお人形をピックアップ。



マトリョーシカ練行衆と二月堂灯
素敵ですねぇ・・・もう、たまりません。
マトリョーシカを練行衆バージョンにするってだけで、ツボです!!!
一番小さいのは青衣の女人でしょうか。しくりました、未確認です^^;



練行衆1
さしかけ、糊こぼし、牛玉箱を括りつけた牛玉杖


拡大するとこんな感じ。
細かいですね。スンバラです。



練行衆2
祈りの姿。


練行衆3
食堂作法


こんもり盛られた飯に黒いおしゃもじまで、ホント美しいのだ。

この練行衆シリーズ(という名前ではないですが)は最終11体を目指されているそう。
11人の練行衆が勢ぞろいしているのは圧巻だと思われます。
今後が楽しみですね。


さて、カフェのメニューとお話の内容は次回に。。。







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春日権現験記を読む②

2015-04-29 11:53:16 | 好き・応援
春日権現験記を読む②
講師:西村厚先生

春日大社第六十次式年造替の行事の一貫として、西山先生が春日権現験記 全二十巻を読み解く講座です。
第一回目はワタクシが気づかぬ間に終わっていたようです(笑)残念!
一話完結ってことなので、早速申し込んで聴講に伺いました。
今回は巻3と巻4です。

冒頭、春日権現験記とはどういったものか。誰が作ったのかをご説明されます。
これはどの回から聴講した人でも解るように、毎回ご説明されるとのこと。

■講座内での春日さんの呼び方の決まりごと■
春日社   → 創建当初はこう呼ばれていた。昔の春日さんを語るときは春日社と呼ぶ
春日大社 → 近年になって「大」が付けられた。現在の春日さんを語る場合は春日大社と呼ぶ

春日権現験記は鎌倉時代、左大臣西園寺公衡が、藤原家の氏神である春日社に奉納した絵巻である。
絵巻とは先ず詞書(ことばがき)(文章)があり、次にその内容を描いた絵で構成される。
当時の最高の絵師である高階隆兼が絵を描き、詞書を関白鷹司基忠とその子3人によって書かれたのが春日権現験記である。
内容は春日社の創建の由来と数々の霊験が描かれている。

田安宗武が江戸時代に原本(現在は宮内庁所蔵)を写本。しかし後に焼失してしまい、再度写本を志すが巻11の途中で亡くなった為、息子である松平定信が事業を引き継ぐ。しかしその頃には原本を写すことができなかったため、勧修寺家に伝わる写本を借りて文化4年に完成させたものが春日大社に納められている。(現在は宮内庁にて修理中)

序文では、春日社に祀られている比売神=天照大神とし、伊勢と春日・天照大神と春日明神・天皇家と藤原家の繋がりの深さを示している。

藤原家の一族のトップを氏長者と呼ぶ。

神主と正預(しょうあずかり)とがあり、神主は大中臣氏が、正預は中臣氏が引き継ぐ。
正預には藤原時風の子孫である辰市家(代々「祐」の文字がつく名前)と藤原秀行の子孫大東家(代々「信」と「能」の文字がつく名前)とがある。


巻3では、知足院殿(藤原忠実)に起きた霊験について描かれています。
巻4では、春日さんがただただ藤原氏を無条件に加護していたわけではない部分も描かれていると指摘され、興味深く聴講いたしました。
どんなお話かは省くとして、詞書に書かれた内容と絵との相互関係を細やかに説明してくださいます。
さらには、詞書には書かれていないけれどその場がどういう状況であるか、その人がどんな人かなど、絵によって説明されている事、絵の中の襖絵に描かれている内容や調度品等を読み解き説明してくださいます。

巻物の自体に時間軸があり場面を追って進んでいくわけですが、一場面の絵の中にも時間の推移が描かれており、玉虫厨子に描かれている捨身飼虎図や現在における漫画の手法と同じで絵巻って面白いなぁと思いました。

指摘していただかないと気付かないことが沢山あり、個人的には絵巻の見方が変わる講座でした。

次回以降も同じように細やかに説明をしてくださるのだと思います。
いやはや楽しみです。忘れないように申し込みをせねば!











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雲隠りなん

2013-10-03 09:17:12 | 好き・応援
今日は大津の命日なのです。(旧暦なので本当は来月だけど。)

朱鳥元年10月3日

大津は何を思って旅立ったのかな。


金鳥臨西舎
鼓声催短命
泉路無賓主
此夕誰家向





TOPの写真は、モデルが有馬皇子とも大津皇子とも言われている、薬師寺の聖観音菩薩。(これはそのレプリカ)

久々のお江戸遠征 ~東博編~

2013-08-14 14:47:07 | 好き・応援
二都物語・れんこんさんを堪能した翌日。
いつもは観劇三昧のお江戸遠征ですが、今回は最近ちょっと興味のある「書」を見ることに。
東京国立博物館で開催されている「和様の書」に行きました。

お宿は御徒町にあるので、上野まですぐです。
本当は9時に東博INしようと思っていたんですが、のんびりしちゃって^^;

のんびりついでに、お宿の近くのビビンパハウスさんでビビンパの朝食をとってから行きました。

石焼野菜ビビンパ。スープ付きで750円です。

お野菜たっぷりで量も多すぎずいい感じ。
出てくるのも意外と早かった♪

満腹になったら東博に向けてGo!

途中、お土産用につる瀬さんで生菓子(ふく梅と上生)とむすび梅をGET。

ミーンミーンとアニメで聞くようなセミの鳴き声を聞きながら、不忍池を通り抜ける。

散華を手に受けるかのようなハスの葉がいいなぁと思う。


不忍池はまだまだ蓮の盛のようです。

「和様の書」
飛鳥奈良時代の文字は中国の形式で書かれていました。
その漢字を日本独自の文字として形作り、書かれた書の事を「和様」と言うそうです。
平安初期からその様式が固まってゆき、中期には日本独自のかなが登場。平安末期には円熟期を迎えます。

3跡と呼ばれる、小野道風(894-967)・藤原佐理(944-998)・藤原行成(972-1028)の3人の書を見比べることができ、四大手鏡も一同に会するとゆー。。。
書に携わる人ならヨダレものの展覧会なのであります。

しかーし!
オイラは「能書」とゆー言葉をこの展覧会で知ったという素人です。
ここ数年、ちょっと面白いかもと思いだしただけですので、突っ込んだ感想は書けないのですが^^;


一番気に入ったのが、屏風に描かれた絵と書のコラボ
「はつ山ゆふこえくれてやどゝへば(三輪の檜原に←この部分を絵で表現)秋風ぞふく」
初瀬の言葉だけで持ってかれた感はありますが、その文字と絵を合わせる感覚がスンバラだと思うんです。
ちょっとね、泣きそうなくらいいい屏風ですよ。必見です。

あとね、藤原定家の歌を焼き物にした作品。
四角い器の内側に、歌の情景を描き、ウラ面に歌を書くという非常に凝ったものです。
器好きにもたまらない作品。

信長や秀吉の書簡がありましたが個人的に書簡にはあまり興味がなく、ふーんって感じ^^;
これが奈良時代の文字だとガッツリかぶりつくんですが(笑)

一番目を引くのは、やはりその細工ではないでしょうか。
染めた紙を継いだり、描かれた絵の上に文字を散らしたり。
読んでもらう手紙や記録といった書と違い、魅せる書がたくさんあるんですね。
この美意識が他に類を見ない、日本独自の美である思うんです。

平家納経も展示されていました。

あ、オイラ、文字を見てないね^^;

因に、3跡の中では佐理の字が一番好きだったかも。

分厚い図録は2500円とお手頃価格でしたが、あまりの重さに購入を断念(笑)

あ、そうそう。
つい先日、藤原良相邸跡から出土した、一面に仮名を書いた土器も展示されていましたよ。

素人ながらに、なかなか楽しむことができました。


そしてそのまま常設展へ。
常設展では、撮影禁止マークがなければ写真OKなんです。(フラッシュは不可)

オイラが気になったのはこのお方。

弁天様(*´∀`*)
と~ってもふくよかで綺麗なお顔でしょう~♪
弁天様は宇賀神とも言われます。

ではどの当たりが宇賀神なんでしょう?


ずずずぃっと近づいて見ると・・・
何やら冠のあたりがグルグルしてますね。

ちょいと角度を変えてみると・・・


うぎゃ!
蛇の体にじーさんのお顔がついています!
そう。宇賀神は蛇さんなんですね。
こーんなふくよかなお顔の上に、蛇のおじいさんが乗っかってるんですもの、仏様って奥深い!


十二神将様もいらっしゃいました。
オイラの家族の干支が上手く入る感じに配置してました。
っつか、真ん中にお薬師様がいないのが淋しい。。。

手鏡や漆工芸なんかもありました。

刀もありましたが、今回はそんなに興味がわかず。
あ、虎徹がありました。脇差みたいな短いのん。
知らないおっちゃんが「新選組の近藤の刀」と言ってたけど、近藤さんの虎徹は現存してないよね。それに長い刀だし。と心の中で突っ込んでました。
後わからなかったのが、佩き裏って言葉。どこを指すんですかね?
刀ゾーンで気になったのはこれくらい。

次は面。
いろんな面がありましたが、気になったのはこちら。

にゅ~っと伸びた鼻?嘴??
焔摩天と名前がありました。二十八部衆なんだとか?違うとか。
閻魔様とは違うんかいね?っつー感じ。


この伸びてるところをよーく見ると、象の鼻みたいです。


ウィキで焔摩天を調べてみたら、象とは関係がないような感じ。
っつか、形状が全然違うんだけど。



2階に上がる時の踊り場のステンドグラスも素敵♪


ほかには、こんなお方が。。。


お部屋に入った瞬間、薬師寺の聖観世音菩薩様の模造!って解りました。
薬師寺展の時以来かな。お久しぶりです^^


折角なので、裳の飾りを写してみました。

薬師寺さんからは大般若心経も出展されてました。
いろいろ寺宝も行脚されてるんですね。


ビックリしたのはこちらの甲冑。
雷がゴロゴロなりだしてる時に見つけました。

甲の頭にくまの毛を植えているんです。
更によく見て!甲冑が袈裟懸けになってて、ペローンと胸が見えているって作りの甲冑なんです!


バックスタイルはこんな感じ。
背骨が見えてて・・・キモッ(~ω~;)))!!!!


こんな感じで博物館を堪能していたら、既に3時半を回ってました。

雨が小雨になったのを見計らって、帰路についたワシ。

あぁ、1泊2日だったけど、濃い内容でした。


今度は高尾山に行きたい。
そ〜思うオイラなのでした。








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ロータスロード 喜光寺編

2013-07-16 16:59:23 | 好き・応援

さて、ロータスロードの最終地点は喜光寺さん。
こちらは蓮のお寺として有名ですね。
実は喜光寺さんには数回行ってるんですが、南大門ができてからは一度もお参りしたことがなかったんですよね。

で、今回ようやくお参りすることができました♪


まずは朱塗りの南大門がお出迎えしてくれます。
ここに拝観受付があるんですが、この日は受付に係りの方がいらっしゃらずインターホンでお呼び出しです。
しばらくすると、係りの方が来てくださいました。
拝観料を払うときに御朱印の場所を聞くと、「奥の事務所やけど、一緒に持って行くわ~。ロータスロードね!」とオイラが合言葉を言う前に合言葉を言われちゃいました。残念!(笑)
係りの方に御朱印帳を預けて、左手に広がる蓮が気になりつつも本堂へお参り。


鳩よけの網をくぐって本堂の中へ。
以前来た時より、綺麗になっています。(たぶん)
ご本尊様の後ろの壁に飛天が飛んでらっしゃったんですが、以前にもあったかな~?2体は彩色が今風だったので新しいものだと思うんだけど、2体は古そうでした。

こちらのご本尊様は阿弥陀如来様。
個人的には光背がめっちゃ好きなんです。化仏がポコポコついた光背なんだけど一番外側の瑞雲のような部分に飛天があしらわれているのが何ともええんです。こんな光背をオイラは見たことがないので、とっても見入ってしまいました。
そしてお顔がどーんと・・・なんつーの、どーんとしてるんです。(←なんちゅー表現^^;)平安時代の作らしいんですが、なんか奈良~って感じが個人的にする表情なんですよね。
更に、両脇時の観音菩薩様と勢至菩薩さまのお顔がこれまた素敵なの。
ちょっとほほんだように見える口元に黒目がちな瞳。マリーローランサンか夢二を思わせる叙情的な感じがするのはオイラだけかなぁ?

ちなみに喜光寺さんは、東大寺を建立するときに本堂を参考にしたと伝承されているんだそうです。「試みの大仏殿」と呼ばれてるんですって。


本堂へのお参りを済ませ、蓮を愛でに行く。


ここの蓮が一番数が多い気がしました。
一面蓮~!って印象です。


しかし、喜光寺さんの蜂の巣からはにょにょにょ~んと出ているものが!
蜂の子?ねぇ、蜂の子~?
・・・ちょっとびっくりしたΣ(゜д゜lll)


でもやっぱり、つぼみはスックと天に向かって立っていて。
清々しい。


蓮の向こうに石仏が見えます。


蓮の花もつぼみも葉っぱも好きですが、葉裏の葉脈がくっきり見えるところも好きなんです。


こうして考えると、蓮はどこも好きなんだなぁって思う。
レンコンも好きだし♪(*´д`*)


仏足石にたどり着く頃には、お天気が怪しくなってきてました。
北の方からくろーい雲が足早に飛んできてます。


お釈迦様の目線から蓮を見て、一路事務所へ御朱印をいただきに行く。

ゴロゴロゴロ・・・

事務所には先ほどの係りの方のほか、小林澤應師がいらっしゃり、御朱印を手渡してくださいました。
今年の玄奘三蔵会の時の声明を聞きました~って、少しだけお話をさせていただきました^^
お天気がゴロゴロ状態になっていたので、気持ちは駅へと早ったのですが、「お茶をどうぞ」と出してくださったので、ありがたくいただくことに。
一応傘は持ってたのでね。
お写経道場で一服させていただいてから、大和西大寺を目指して喜光寺を後にいたしました。


さて、お天気は・・・
西大寺の駅間近で、稲光と共にバリバリ☆ドンガラガッシャンシャーン!!!・・・・と、2回ほど落ちました。
えぇ、絶対どこかに落ちた音です、
2回目なんて「ぎゃ!」って悲鳴出るくらいすごかったもの。
通りすがりのじーさんに「今のんすごかったなぁ~」って声かけられたくらい(爆)
2回目の稲光と雷鳴のあと、堰を切ったように大雨が降りだしました。
間一髪、滑り込みで駅に到着し、オイラは雨に濡れることなく済みました。
いやぁ、3ヶ寺巡ったご加護ですな。


この日は、山寺で知り合ったおじちゃん(このネタまだブログに書いてないんだけど^^;)と晩御飯を食べに行く約束があったので、少し早い目でしたが奈良から大阪へ移動。

ロータスロードをしっかり堪能出来たのでありますが、いただいた散華をおじちゃんにあげたので、オイラはもういっかいロータスロードを巡ろうと思ってます。
次は喜光寺からルートで行こうかなぁ~









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ロータスロード 唐招提寺編

2013-07-16 14:09:58 | 好き・応援
次に向かったのは唐招提寺さん。
お薬師さんへは毎年何度もお参りしておりますが、すぐ近くの唐招提寺さんへ行ったのはいつだったか。。。^^;
調べてみたら2010年の1月に行ってました。
それ以来のお参りです。


平成の大修理を2009年に終えて、今年は鑑真和上1250年御諱。
平成のお身代わり像が安置されております。

まずは本堂にお参りし、戒壇へ。
戒壇の回りに蓮池(?)があるのです。

こちらでも蓮の蕾がいくつもありました。


もちろん咲いている子もいます。


戒壇の入口と蓮の花


花をてっぺんから写してみました。
おちょぼ口のような可愛らしさですね。


少しつぼみが解けるとこんな感じ。
色の違いもありますが、キュッと結んだ印象が随分変わりますよねぇ。


戒壇の正面に回ってみました。
創建当初に建立されたそうですが、今ではお堂はなく三段の石壇のみが残っています。上に乗ってるストゥーパ(宝塔)は昭和になってから作られたものだそう。
ここで授戒を受けたくさんの僧が生まれたのだと思うと、自然と背筋が伸びますね。


てっぺんシリーズ、開花(笑)
雄しべと蜂の巣が見える状態。もはやおちょぼ口の印象は全くなく、花弁が中の空間を守るような優しさを感じませんか?

この蓮は即非蓮というそうな。いくつかの鉢に植えられている蓮には名前が記されてました。


ピンク(赤)もいいけれど白の神々しさもよかですね~


花もいいんですが、葉に貯まる水滴も蓮は独特だと思うんです。
細かい毛があるのでしょうか?水滴が葉にくっつかず、コロコロとした水晶のように光っているのがとっても好き。


てっぺんシリーズ、まだあった(笑)
白のつぼみは緑がかっているんですねぇ。


こちらはおトイレさんの近くの蓮。
今にも崩れそうな散り始め。
でもこの姿も好きなんだな、オイラ。


スックと伸びた茎に陽が透ける花弁。
この構図も好き。
一本一本の脈が際立って、一番花びらが美しく見える気がする。


上から見るとこんな感じ。
この写メを見た母が「誰か座っていそうだね」って言った。
ばーちゃんの満中陰の法要のときにお寺さんがおっしゃってましたが、人が南無阿弥陀仏と唱えたとき極楽の蓮池に一粒の種が出来るんですって。
蓮は少しづつ大きくなって、その人が亡くなるとその蓮の中に生まれ変わるんだそうな。(このへん参照 → 
きっと、母はそのことを思い出してたんじゃないかなぁ。


もちろん唐招提寺さんでも御朱印をお願いするときに「ロータスロード!」の合言葉で、散華をいただけます。

しっかり御朱印をいただいて、次の場所へと移動です♪






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ロータスロード 薬師寺編

2013-07-16 11:08:11 | 好き・応援
今年の5月はやたらとお薬師さんへ足を運んでいたのですが、6月はパッタリとおうかがいせず・・でございました。
しかし、某お坊様のTwitterで「ロータスロード」なる企画を知ったので、「こりゃ行かねばなるまい」ってことで、3連休に行ってまいりました。

このロータスロードは、かつて絹の道として大陸の各都市を巡りながら日本へとつながったシルクロードに掛けて付けられた、喜光寺・唐招提寺・薬師寺の3ヶ寺の蓮を巡る道なのであります。
どういうルートで巡っても良いのですが、オイラはまず薬師寺さんスタートで巡ることに。


久々にお薬師さんへいくと・・・

ん?
若宮さんが・・・妙に明るい。
以前はもっと鬱蒼とした印象だったのに。。。
心なしか。。。木が整列してる。。。っつか、木が減ってる???

お寺の方に確認すると、境内の手入れをされているそうで。。。やはり木を間引かれたようです。
個人的にはあの鬱蒼とした感じ、嫌いじゃなかったんだけどなぁ。あの木はどこへ行ったんだろう。
まぁ、明るくなって爽やかな感じになりましたけどね。


辻師のご法話を聞きいた後、お目当てのロータスちゃんに会いに♪

蓮を愛でに行くというのに、昼過ぎ到着だったオイラ^^;
でも、こんな綺麗にお出迎えしてくれましたよ~

調査の終わった食堂あとに並べられた蓮の鉢。


蜂の巣になっているのもありますが、この姿も好きなオイラです。


もちろん、今が盛に咲いているものも。。。この時間に咲いているということは、散るのも間近ってことでしょうか。


でもでも、やっぱり・・・手を合わせたようなつぼみの姿が好きなのにゃ。


蓮の花をゆっくり堪能し、御朱印をいただいて次のお寺を目指したのでありました。


ちなみに御朱印を頂くときに「ロータスロード!」の合言葉を言うと各お寺の散華がいただけます。
薬師寺さんでは2種類から選ぶことができました。
しかし、散華は夕方に会った山寺で知り合いになったおじちゃんにあげたので、お写真ないんです^^;




■蓮の花の豆知識■
蓮は4日間咲くそうです。一日目から四日目まで、徐々に開花時間が遅くなってゆくのだとか。
<1日目>午前4時~5時頃に先端だけ開き、8時頃に閉じる
<2日目>午前1時~2時頃に開き始め、7時~9時頃に最大に開き、お昼頃には閉じる
<3日目>午前1時~2時頃に開き、9時頃に最大に開き、半閉じの状態でお昼頃には終わる。
<4日目>午前1時~2時頃に開き、6時頃に最大に開いて、午後には散ってしまう。
花暦さんを参考に致しました)








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