ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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仮装敵国

2005-05-29 02:18:55 | 舞台関係
行って来ました。たけこ姉と共に、仮装敵国(たけこ姉ブログ参照)

どんなお話かと申しますと、7つの物語のオムニバス。
でも、その7つの話は途切れずに繋がっております。ひとつひとつ独立した話なのに、ちゃんと繋がっている。凄いですよね。
実際に、7人の作家さんが書かれた台本を、G2さんが編集・演出してるんです。
その7人の作家さんは、倉持裕さん、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん、大王様、故林広志さん、千葉雅子さん、土田英生さん、長塚圭史さんの7人です。
ケラリーノさん、猫ホテ、MONO、長塚さんの作品を一度見てみたいと思っていたので、個人的には一気に制覇できる、ちょーラッキーな作品だったんですよね

たけこ姉が書かれている様に、東京公演も控えておりますので、ストーリーを書くとネタバレになっちゃうので控えておきますね

どれも甲乙つけ難い面白い作品でした
その中でも、私が得に気にいっているのは、1つめの長塚さんの作品、2つめの倉持さんの作品、6つめの大王様の作品、7つめのケラリーノさんの作品でし。
特に、倉持さんのは面白かった。
発想の奇抜さは7作品ともすごくって、凡人ひーちゃんには到底思いも寄らない事ばかりだったんだけど、倉持さんの作品には、更に役者さんの凄さをまざまざと見せつけるシーンが満載だったんですよね。

今まで、特になんとも思ってなかった、辺見えみりちゃん
かわいかった~
やっぱり、芸能人はかわいいね
セリフもすごく聞きやすかったし、スタイル良いし~
やっぱ、食わず嫌いはダメだね


7つの作品に、7つのスパイス(繋ぎ)を入れ、7人の役者が演じる『仮装敵国』
中にはちゃんと、「面白い」以外のモノが詰まっていたと思います。
今気付いたけど、ちょっと狂言みたい。笑いの中に詰まっている何かを考えるのも、私には楽しい作業かも



ちなみに、私も春風亭昇太さんは反則だと思う

調べ直しましたf^^;

2005-05-27 16:46:01 | 呟き
水無月を調べ直しました。
大間違いでした。

・・・・・旧暦なんですよね。いわゆる太陰太陽暦。月の満ち欠け(月が地球を一周する)29.5日をひと月と考る太陰暦に太陽暦を組み合わせた方法。19年に7回の閏月(13ヶ月)を設ける方法です。
ま、そんなわけで、水無月は現在の太陽暦では7月ごろにあたるんですよね。梅雨の終わった7月。日照りが続く水の無い月。暑くて、夕方の風が恋しい月。
・・・水無月・風待月の意味は明白だぁ~

そして、お菓子の水無月は、6月末日(30日)に食べるのが慣わしのお菓子だそう。
やはり、ういろう生地の上におマメを乗せています。
モトモトは暑くなってきたこの時期に、氷室で保存していた氷で冷やしていただく、高級菓子だったらしい。イワユル、殿上人のお菓子ですね。
しかし、庶民には氷は高くて手が出ません。なので、せめて『氷の冷たさを思い起こさせる形』として、氷の割れた形=三角形になっているらしいデス。

和菓子にはこういった、ちょっと洒落た理屈なんかがあるので、調べるの面白いんですよね~

引力

2005-05-25 18:46:37 | ひーの一族(似非プチポエム)
5月23日の夜。
お風呂の後に、ベランダに出てみた。(洗濯物を干す為に)
そしたら、えらく綺麗なお月様。

「月、きれーやー
と言うと、母も月を見にベランダに来た。

「お月さん、笑ろてはるね~ まるで、ウチのあーちゃんみたい
母はバババカ丸出しで、お月様に笑いかける。


お月様には3つのタイプがあると思う。


冴えざえとした、青白い月。冷たい遠くに浮かぶ月

胸騒ぎの、赤い月。大きく膨らんだ輪郭の定まらない月

そうして温かい金色の月。白っぽくても黄色くても、温度を感じる笑う月


あまりにも優しい月だったので、試しに携帯で写してみた。
案外悪くないよね。

薄ら絹を纏ったように、雲の着物を着たお月様。
ホントに、うふふと笑ったように見えるので、私も思わず微笑んだ。

これも、月の引力だろうか。。。

風を待つ月、水無月

2005-05-25 18:28:18 | 呟き
いよいよ紫陽花の似合う季節になってきましたね~

六月は水無月といいますね。別名、風待ち月とも言うそうです。
しとしと降りしきる梅雨の雲を、吹き流してくれる風が待ち遠しいって事ですかね?・・・よく解んないけど

雨の中、出歩くのは嫌いだけど、雨自体が特別嫌いなわけじゃない。
しとしと・・・と降っている、雨をじーーーーーーっと、ぼーーーーーーっと眺めているのも案外好きだったりもする。
雨の日のホームで線路を見るのとか。電車が走った後の水煙とか。
水たまりの波紋や、水たまりに写った風景も好きなんだけど
葉っぱや花びらにくっついてる水滴にも、心惹かれるしね

ま、そんなこんなで、雨自体は嫌いじゃないのだ。

で、ですね。
水無月と言えば思い出すのが、和菓子の水無月。
ういろうみたいなのの上にあずきが乗ってるのん
たいていは、三角に切られてるよね。
お店によっていろいろ種類があるんだろうけど、個人的には黒糖のが香ばしい甘さで好きだ
この時期、無性に食べたくなる一品です

どうして水無月って名前なのか、また、この時期に出て来るのか解らないけど。
濡れた石畳にも見えるし、紫陽花の花にも見える気がする。

会社への行き道にあるお家。
季節毎に、植え変えて綺麗にしているお家で、私のお気に入りなのだ
その玄関先に、色鮮やかな紫陽花の鉢が出た日。
パシャリと写真を写しながら
「水無月食べたいなぁ~」
と朝っぱらから食欲魔人よろしく、情緒なく思った私なのでした

シャッフルしたらイマージュだった日

2005-05-23 19:27:10 | 舞台関係
仕事は相変わらず泥沼だけど、行くもんには行っとかなアカンからな~

っつー訳で、行ってきましたよ、5月21日。
シャッフォゥ~ル
どんな話だったか・・・こんな話  シャッフル
・・・あ。ダメ?他人任せは

私も初めは三上さん目当てで『B.BIZ』を見に行って、大王様に落されて帰ってきた1人です
ストーリー展開のテンポのよさと、解りやすさ、面白さ・・・とどれをとってもスーパーグレードな大王様の作品にメロメロですわ

今回のシャッフルも友人Tが誘ってくれたので、即OK
この時確認したキャストは、三上さんと大王様のみ
あとから、山内さん出るんだ 伊原さん出るんだ 奥菜ちゃんも出るんだァってな感じでした。当日まで、真子ちゃん出るの知らなかったし…(←あり得ないぞ、自分)
ちなみに、山内さんはM.O.P.のオールディーズで見て以来、忘れられないインパクトのお方なのです

個人的には、結構泣ける場面もあったんですよね~
最終的にシャッフルには、表面に惑わされず本質を見る目があった・・・という印象があります。
あとね。三上さんのボケキャラ、すっきや~ でも、昔みたいに弾けまくった役もみたいなぁ~。なんて、最近思うんですよ

でもね、底抜けに明るくて、腹のそこから笑えて、真子ちゃんの生歌のきける、楽しい芝居でした。
次は、仮装敵国だっっっっ


そして、続いて行ったのが・・・
ライブ イマージュ
どんなに素敵なステージだったかというと  イマージュ
・・・やっぱり、ダメ?他人任せは

いや~、ゴージャスかつ、パワフルなステージでした
タイトルは軒並み知らない音楽音痴な私ですがね、知ってる曲は流石に多かったですの
念願の小松亮太さんは見れたし(聞けたし)、アランホェスは聞けたし スペイン好きなんよ~
情熱大陸では、ノリノリでした~ 腕が筋肉痛になるかと思ったもん

初めは、みんなが行くならあっしも行く~・・・的なノリで参加したんだけど、ホント、誘ってくれてありがちょーーーーーーん
って思ってます。次回もよろしく
川畠成道さんのコンサートにも一度行きたいんだよな~。6/19にあるんだけど、この日は先約があって行けそうにないのだ。



ここんトコ、趣味の方は充実してる。
観劇したり、語りを聞いたり、コンサートに行ったり・・・
後は、私生活と仕事面の充実を計らねば・・・

林英世 ひとり語り ~桜の森の満開の下~

2005-05-23 01:01:32 | 舞台関係
2本目の公演まで時間があるので、周辺をぶらぶらする。
去年この周辺はぶらぶらしているので、だいたいの所は、解る。

古い町並みなので、少し歩けばお寺に出会う。
でも、夕方にお寺に行く事は、しない。
なぜならば、閉門時間が気になってゆっくり出来ないから。
神社仏閣は時間を持って、ゆっくり歩きたいのだ。

なので、商店街の方面へ。

今出川通りに面してある越後屋多齢堂にて、カステイラを購入。安政年間創業の老舗である。卵ケーキと言っても良い程、ふわふわで卵の風味がするカステイラである。注文してから切ってくれるのも嬉しい。

千本通りに出て千本玉壽軒では、胡麻の入った「西陣風味」を。餡を柔らかい羽二重で包んでいる。目にも鮮やかなたとう紙を結ぶは観世よりだとか。あぁ、あの人に食べさせてあげたい・・・(数名が目に浮かぶ。「私だ」と思う方、いつかあげる日が来るかもね)

今回は近為は大にぎわいだったので、柚こぼしに後ろ髪を引かれつつもスルー。

そのまま鞍馬口方面へ歩き続けると引接寺(通称えんま堂)が見えて来る。
このえんま堂、ちょっぴり面白いお堂である。朗らかな気分に私はなるんだけど・・・

水無月を買いたくて、大福餅老舗に立ち寄る。ついでに美味しそうだったので田舎饅頭も。

この日は商店街に鉾が立っていた。どうやらお神輿が通るらしい。
少し待ってみたけれど、なかなか来ないので腹ごしらえをする為に、浄福寺通りに戻る。

去年から目をつけていたのは・・・とんかつ専門店とんが
A定食:ライス、味噌汁、80gのとんかつ:¥840-(トップ写真参照)
満足でした。

腹ごしらえも済み、脱線した気持を元に戻す。

2本目は坂口安吾さんの「桜の森の満開の下」

桜の花は、余りにもその見事なその姿ゆえに、様々な想いを心に落とす。
この物語も、そんな桜にちなんだ話。

旅人も、盗賊も、桜の森は避けていた。
満開の桜の木の下に長くいると、人の気は触れてしまうのだ。

美しい女に魅入られた盗賊。
女の言うままに、今迄攫って妻としていた女を殺し、
都を懐かしむ女の為に、都に住み・・・
桜の森の満開の下にまで行く。
美しいものに魅入られた盗賊の想いの行く末は・・・

お昼に聞いた「夜が軋む」とはまた少し違うものの、やはり恐い話。

英世さんの語りの間と、普通の舞台の時とは違うその表情と。
バックの白いクシュクシュの布(もしくは紙か?)が、一面の桜の森に見えた。
狂気を現わすと、もしかすると、ものすごい静寂なのかもしれない。
白地に枝垂れ桜か藤の文様の着物も、この話に色を添えていた。


実は、満腹で語りに挑んだ私は・・・中盤で少し船出した。
英世さん、すみません。。。


あぁ、だから最後までシリアスは続かないんだってば。


ちなみにこの写真は、トイレの天井から飛び出して来ているオブジェ。
西陣ファクトリーGardenのトイレに入った時には、見上げてみて

林英世 ひとり語り ~夜が軋む~

2005-05-22 02:07:08 | 舞台関係
西陣ファクトリーGardenは、昔は西陣織りの織り機のあった場所。
一見、通りから見ただけではその内部は解らない。
普通の家のその奥に設けられた建物が、西陣ファクトリーGardenである。

細い路地を通り抜け、受付を済ませる。

そっと踏み込んだ空間。
普通の空間とは、何かが違う。

時間の重み?
歴史の厚み?
天井形状の違い?
少しひんやりと感じる空気のせい?

天井を見上げる
勾配天井は梁が剥き出しになっている。
変わった形に梁が巡らされている天井を見ていると、普通の家でない事が良くわかる。


織り機の大きさや形など詳しくは解らないけれど、昔話を思い出すと何となくイメージが出来て来る。
不思議な木組みの部材がある。
あのアタリに縦糸を掛けたのかしら?
真直ぐ落ちてきた縦糸に横糸を貼るのはこのアタリ?
そんな事を思いつつ、天井を眺めていた。


トンカラリン・・・
そんな音が聞こえてきそうな不思議な空間にセッティングされた舞台。
客席として置かれている椅子との間には、隔たりは、ない。
目に見える境界はないが・・・でもやはり、境界は、ある。
ピンと貼られた目に見えない境界をぼんやりと見ていると時間が来た。

暗転。

紅色よりは紫っぽい、えんじ色の地色に花文様の着物を纏った英世さんが、椅子に佇んでいる。
1本目は藤沢周平さんの『夜が軋む』

宿に泊る客の一晩の世話をする女が、その日の客に身の上話をせがまれる所から始まる。
淋しい山間の小さな村で起こった不思議な事件。
閉鎖的な昔の村の形と、人間の生々しい欲望とが入り交じった話。
人為的に起こった事件なのか、物の怪(あるいは山の神)のなし得た事なのか。。。
ぎし・・・ぎし・・・と軋む家。降り積もる雪。事の真相は解らないまま、終わる。
背筋がゾ・・・とた。
人情物の作品しか知らなかった私には驚きの作品。

1人称で語られるこの話は、語るのが非常に難しかったと挨拶の時には英世さんがおっしゃっていた。
読見込めば読見込む程、言葉の表現の難しさにぶつかったとか。

本を自分で「読む」ことと、人に「読む」ことは全く違うようだ。
自分で本を読んだ時、どれだけ行間・文字間を読み込んでいるだろう。
いつもは黙読している。
ざっくり読み進めている物語の中の、「空間」を感じさせてくれるのだと思う。

1本目と2本目の間に、英世さんの生徒さんの語りの発表もあった。
3人の方が、それぞれこの日の為に選んだ作品を語った。『モーニング・コール』『おはよう』『あずきとぎ』
人によって、「語り」のタイプが違った。
英世さんの語りしか知らなかった私には、その語りの違いが面白く写った。

他の人の語りを聞くのも面白いな、と思った発表会だった。
新しいモノと出会うのは大切だ。
それを拾い上げるか置いておくかは別として・・・

2本目は坂口安吾さんの『桜の森の満開の下』
次までには時間があるので、ぶらぶら歩き出した。

京の町家

2005-05-19 21:09:00 | 呟き
5月15日。
出町柳の駅は、人があふれていた。
それもそのはず。この日は『葵祭』の日だったのだ。

人混みを避けつつ、バスに乗り込む。
目指すは、西陣。

時間があれば、のんびり今出川通りや御所、五辻通りなんかを歩いただろう。
この日はギリギリだったので、バスを利用。

10分程で目的地に到着。
ここまでくれば、人はまばらにしかいない。

ぽっちり、ぽっちりと浄福寺通りを歩き出す。
この道はな~んとなく、好きなのだ。

新しい家が増えていく中で、静かで、それでいて華やかな色彩を放つ家。
黒い格子をはめ込んだファサードは、古い街並を思い起こさせる。
その玄関先を彩るは、花・花・花・・・

去年は孔雀サボテンの大輪が咲いていた。
今日はクレマチスが鮮やかだ。

玄関が開いていた。
そっと覗くと、そこには・・・



見え難いかな?
そこに鎮座してたのは、旧暦の端午の節句までどっしり構えているであろう、武者様。

お子様か、お孫さんか・・・
子供の成長を祈る心が素敵だよね。
その温かい想いを、通り過ぎる人達にも広げて見せてくれてるのも嬉しい。

ほっくりしながら、更に進むと・・・
ぼんやりしていると見落としてしまいそうな細い路地。
係りのお姉さんが居ないと通り過ぎてしまいそうな普通のお家。

そこに、入り口は、ある。
西陣ファクトリーGarden


英世さんのひとり語りの扉が開く。

ええもんみっけ♪

2005-05-18 00:48:13 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
今日・・・あ、日が変わってるから昨日か・・・ま、そんな事はどっちでもいいか。
本屋に行ったんです。定時に帰れたので。
何冊か興味のある本を見つけて、ホクホクとした気分です

・・・そこで見つけましたの・・・こちらの一冊

絵本好きの人にはぴぴーーーんと来るタイトルですねぇ。
絵本からうまれたおいしいレシピ
子供の頃から憧れていた、おいしそうなモノ達が作れるんですよん
ぐりとぐら、赤毛のアン、からすのパン屋にハイジ・・・

見つけた瞬間、手に取ってました
パラパラと見ただけだけど、どれもおいしそぉ~
いつか作ってみたいなぁなどと思いつつ、当分は指を加えつつ眺めます



遅くなるかもしれないけど、ちゃんと英世さんのひとり語りレポアップしますね
京の街、美味しかったもの、英世さんの語り・・・いろいろネタはありますので

9 THE MUSICAL

2005-05-16 20:48:17 | 舞台関係
MBS劇場 改メ シアターBRAVA! 柿落し公演『9 THE MUSICAL』を見て参りました。

特別に好きな役者さんが出ている訳でも、以前からすごーく見たかった作品でもないこのミュージカルを見に行ったのは、新しい作品はとにかく出会うに限る!というポリシーからである。
しかし、このミュージカルはアタリでした

いつものごとく、「知らないものは知らない」状態で観劇。
簡単なストーリーはこんな感じ。


チャップリンの再来といわれる程の腕を持つ映画監督、グィード・コンティーニ 40才
彼は焦っていた。ここ数年ヒット作に恵まれず、世間の好奇心に晒されていた。
単なるスランプ?才能の枯渇??
次回作を作製しなければいけない日はすぐそこに迫っていた。
そんな折、彼の最大の理解者であり、有能で全てを受け止めてくれる妻が突然口にした言葉。
離婚
グィードは、迫りくる仕事の重圧・妻の理解不能の結論・世間の好奇に晒される日常・・・その果に精神の安定を失う。
現実世界と精神世界を行き来する、グィードの思考。
初めは散文的だった現実世界と精神世界はやがて一つの結論へと導かれていく。
キーワードは『9』
彼の精神を芸術を構築する元となった出来事は、彼が9才の時に起きた。
子供だった彼が「女」を認識した時。
彼は彼の全ての始まり、「ナイン」と出会い、安らぎに到達する。


こんな感じかな?(間違った解釈してたらごめんちゃい)
実に様々なタイプの女性が登場する。その女性達を見ているだけでも楽しい♪
そして生オケは、やはりよい
舞台演出も、水を使った大胆なもの。
背景の3ビーナスの上を流れる筋は水じゃないよな~と思っていたら・・・ホンマもんの水だった。
どんどん舞台に溜っていく水・・・
バシャバシャと水飛沫をあげつつ演じる役者さんも凄かった
ストーリー的には、実は初めの方は訳が解らなかったのだ;ムツカシ過ぎて。でも途中からどんどん面白くなってね、1幕でよく解らなかったグィードの精神の動きがわかったりして、どんどん話に引込まれました。ラストのグィードとリトル・グィードの握手の瞬間は、何故か泣けた。訳は解らないんだけど、とにかく泣けた。
カテコになると、役者さんが素の表情や動きを見せて下さって、ホントに楽しかった。スタンディングで拍手を送られる役者さんは、ちょっぴり照れたように笑いながら手を振ってくれていた

今回の作品で、一番BRABA!だったのは私的には大浦みずきさん
素敵でした、リリアン