ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

復活

2013-09-30 11:09:45 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
昨日本屋へ行った。
漫画を探しに行ったのに、何故か小説コーナへと足が進み・・・導かれるようにまっすぐこの本が置かれている場所へ行った。




なんと!
宇宙皇子の復刻版が出版されていたのであーる!

わかります?
これを見つけた時のオイラの興奮が!!!

いのまたさんのイラストではなかったけれど、すぐに解りました。

「おぉーーーー!皇子~~~~(*≧∀≦*)!!!」(心の中の声)

ムハムハしながら、本を手に取り一番最初にしたことは・・・



もちろん、大津の確認!!!



いのまたさんの大人っぽい大津と違い、ちょっとやんちゃな少年の眼差しの残る大津のイラストが描かれておりました。

ムハー(*´д`*)


佐保姫も娘さんって感じだったな。
いのまたさんのイラストでしかイメージなかったんだけど、これはこれでいいかも♪


今気づいたんだけど、ファンタジー系の小説じゃなく「異次元童話」だったの???
ま、そんなことはどうでも良い。


これって、復刻の声が多かったてことですよね。
宇宙皇子ブーム再来かなぁ~



あぁ、大津ファンの人口が増えるかも!!!
嬉しいような・・・でも、オイラだけの大津でいてほしいような。。。
ふ・く・ざ・つ(っつか、オイラだけの大津じゃないし!!!!)



因に、何の漫画を探しに行ったかと言うと、里中満智子さんの「長屋王残照記」を探しに行ったのであーる。
ジャンヌを観に行った帰りに立ち寄った本屋でちょうど2巻が発売されているのを見て、先日の観月会で長屋王の話を聞いたところだったので、1巻から読むべし!と探しに行ったのでした。

したらば、伯父にあたる大津の載っている(っつか、武市も載ってるし、本人も載ってる)宇宙皇子に出会うなんて、運命的過ぎませんこと?
あぁ、もう、オイラの熱意が大津を絡め取ってるよね!!!なんて、ムハムハしながら購入したのでありました。

これ、地上編なので天上編が近々出るんでしょうね。
楽しみであります。








人気ブログランキングへ
↑ ちなみに、聖☆お兄さんの最新刊もでてて、そこにジャンヌ・ダルクが出てきてたので、ジャンヌ観に行った帰りにジャンヌの載っている聖☆お兄さんに出会ったことにも運命感じちゃったわ。かーなり勘違いヤロウなオイラのためにポチっとな☆
*・゜¨゜゜・*:ランキング参加中です:*・゜¨゜゜・* >



携帯からはこちら→

つむじ(意味わかる人が何人いるのか・・・)

2013-06-26 14:20:40 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
八重の桜、綾瀬はるかちゃんを見たいから見る!と豪語した割に、第一話で脱落したヘタレなヒースです。
幕末はどーしても引け腰になっちゃうんですよね。


しかしながら、やれ小市マンだ、やれ岡森さんだ、木下さんだ・・・と名前を聞くと、その回は見ずにはおれません。

まぁ、見落としてる場合も多いんですが^^;


先日は三上艦長がご出演されてたそうで。
オイラ見てないんですが、見た人から「半次郎だったよ」と教えてもらいました。

おぉ!半次郎っすか!!!
三上さんのイメージではありませんが(だって、オイラの中では容保様・・・いーけなーませぇ~ん・・・なんだもーん)、ええ役ですね、桐野。
個人的に半次郎は好きです。
そんなに桐野利秋の事を知ってるわけではありませんが、西郷どん好きで仕方ないってところが可愛いくてイイですよね。
西南戦争で討ち死にするのも涙なくしては語れません。

オイラに三上さんのキャストを教えてくれたお友達は桐野も半次郎(同一人物だけど)もわからないとのことだったので、軽く半次郎の説明をしました。
「幕末4人斬りのひとりだみょ。」と。


で、久々に新兵衛とかイゾーとか、久々に思い出した訳です。
河上彦斎さんは実のところあんまり。。っつか、全然知らんのです。

で、ちょくっと調べてみたら、象山を斬ったんですってね。
そんなことすら覚えてなかった無知なオイラでございます。

しかしこの度、人柄にちょっと興味をもちまして。
「ちょっといいんじゃね?」とか思っちゃいました。


そんな訳で、オイラの家にある彦斎さんの載ってる本って・・・多分「幕末刺客列伝/羽山信樹」くらいだと思うので、引っ張り出して読んでみようと思います。












人気ブログランキングへ
↑ るろうに剣心って一さんが出てくるだけだと思ってたら、彦斎さんがモデルなんだとどなたかが書いてらっしゃいました。そーなのか・・・とは思ったけれど、るろうに剣心を読んでいないのでまったく共感も反感もありません。ちょっとだけ幕末熱がぶり返しているオイラの為に、ポチっとな☆
*・゜¨゜゜・*:ランキング参加中です:*・゜¨゜゜・* >



携帯からはこちら→

オイラを形成しているひとつ

2013-06-07 13:04:29 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
今までいろんな漫画を読んできておりますが、一番自分に影響を与えた漫画ってなんだろうと、ふと考えました。
なんでそんなことを考えたかって言うと、いつも読んで着るブログにコメントするときによく思い出す漫画があるからなんです。


小山田いく先生の「スクラップ・ブック」


とにかく、どのお話も大好きで、どのキャラクターも大好きだった。
(でも一番好きなのはイチノ\(//∇//)\ 次点マサイチロー)

中でも記憶に残っているのは氷面鏡(ひもかがみ)のお話。
いい意味でなんですが、突き通せば嘘も誠って感じかな。(あ、違う?)

神話や星座に興味を持ったのもこの漫画からだし、今まで全く未知の世界だった信州を知ったのもこの漫画でした。
ま、実際、まだ信州にちゃんと行ったことはないんですけれどね。
常盤木に落ち葉の頃があるとか全く知らなかったし、信州の山と関西の山の違いなんて思いも及ばなかった。
いろんな言葉もこの漫画で知った。(いまだにここから引っ張り出すこと多いし^^;)


多分、感性とか考え方とか、、、今のオイラのベースを作った大きな要素であることは間違いない。

今でも大好きな11冊。



久々に本棚の奥から引っ張り出して読もうかな。
もうすっかりボロボロなんだけど^^;





人気ブログランキングへ
↑ どうやら復刻ドットコムで復刻してたらしい・・・しかし既にそれさえも絶版状態。。。今しがた1、2巻を注文したので、残りの3、4巻をのんびり探すことにしたそんなオイラに情報及びポチよろしく☆
*・゜¨゜゜・*:ランキング参加中です:*・゜¨゜゜・* >



携帯からはこちら→

遅れ馳せながら・・・

2013-02-07 13:20:54 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
数年前に買ったヴィクトル・ユゴー作の「レ・ミゼラブル」を最近読んでいます。
買ったのはほんとにずいぶん前。
確か、きっしぃアンジョにハマってしばらくしてからですから^^;
買ってすぐ、1巻の導入部分は読んだんです。。。でもね、テナの話ばっかりでつまんなくって、ファンテの話の途中で頓挫しちゃたんです。
今と文章の作り方が違うようで、その時代の背景っちゅーか、いろんな出来事とかを引用しまくった文章なので非常に読み進めるのが大変だったんです。(個人的感想ですヨ)

その後、大ちゃんにハマった時にも読もうと思ったんですが、、、頑張れませんでした^^;
ダメダメなオイラであります。



このほど、「そうだ!好きなところから読もう!!!」と思い立ち、アンジョの出てくるあたり(3巻)から読むことにしたんです。
しかも、最初からではなく、「マリユス」の文字が見えたところから(笑)

するとですね、あれだけ読みにくかった文章が、以外に面白みを増してきまして。
お風呂に入っている20分ほどの間しか読んでないので、そんなに進んではいないんですが、とにかく最近面白いのであります。

さすが、ユゴー様♪

マリユスの生い立ちからアンジョたちと出会うあたりを読んでるのですが、いやはや、ユゴー様はきっとアンジョよりコンブがお好きね!って思える文書にホクホクです。っつか、オイラのイメージしていたミュのコンブより、更にパワーアップのお素敵コンブが原作にはいらっしゃいました。素敵すぎです。惚れ直しました。
やっぱ、コンブ一番好き!
と再確認致しました。
ワタクシ、コンブに一生着いていきます!(あ、決して大ちゃんって訳ではないよ。イメージは大ちゃんコンブで読んでたけど。だって、恒さんコンブとはイメージ違ったし。)

大ヒットコンブの次にオイラの心に響いてるのが、ジョリ。
呼び名がめっちゃ可愛いんです!愛を込めてみんなに、「L」を4つ付けて「ジョルルルリー」 (Jolllly) と呼んでもらってたとか。
可愛すぎるぅ*^^*

あとね、もう忘れられないのが、ABCにマリユスを招いたといっても過言ではない、レーグル。その容貌。。。25歳にして禿げている 禿げている 禿げている・・・
完ッ璧にひできにピッタリの役やってんや!!!って(笑)



そんな訳で・・・
いろいろウハウハしながら読んでいます。
もう、楽しすぎる。

ようやくマリユスがABCに着たところなので、今後頑張ってお風呂の中で読んでいこうと思います。









人気ブログランキングへ
↑映画を見る少し前から読み出したレミ。ミュを見てるとき「ポンメルシー」って「メルシィボクゥ」の仲間だと思ってました。えぇ、ずっと。マリウスの名前だったと知った時の衝撃・・・そんな可哀想な頭のオイラのためにポチっとな☆

*・゜¨゜゜・*:ランキング参加中です:*・゜¨゜゜・*
>


携帯からはこちら→

ごいさぎ

2012-10-18 09:23:08 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
先日、長々と時間をかけて読んでいた小説、北村薫さんの「鷺と雪」を読了しました。
つい今しがた、この作品が三部作の第三部だと知り軽くショックを受けてます(笑)
一部「街の灯」二部「玻璃の天」を積読してるのか持ってるのか・・・読んでいないことだけは確かなので、確認せねば^^;

さて、この小説の中にお能の「鷺」という演目が出てきます。
鷺が醍醐天皇の前で舞を舞って五位の位を授かるって話だそうです。(あ、要約しすぎ?)
この演目は、白鷺の冠をかぶり白い衣装で舞われるそうです。
元服前の子供か還暦を過ぎた演者が、直面で演じます。
シテの顔を直に見せるというのは、生臭さをそぎ落として演じるお能では珍しいことです。なので演者は元服前の子供と還暦を過ぎた老人という、人を超越した神として扱われる存在を使うのでしょうね。
それ以外の場合は、延命冠者という面をつけるそうなんです。
それだけ神聖というか霊的な存在を表す演目なのですね。
本を読みながら、最近全然お能に行ってないなぁとか思いつつ、もし演目に鷺があったら観に行きたいなぁと思った次第であります。
なかなか上演しない演目らしいので、そうそう出会えないかもなぁってのがネックですね。



ちなみに、ちょっとした川なんかでよく見かけるゴイサギという鷺がいますでしょう?
これ、このお能の物語の元となった故事にちなんでつけられた名前だそうです。
ゴイサギ → 五位鷺
なんですって。
私らなんかより、よっぽど位が上の鳥だったんですねぇ。







人気ブログランキングへ
↑ちなみに今は、ずっと積読していた本多隆好さんの「WILL」を読んでる中。アナタは何を読んでいますか?読書の秋を楽しむオイラに、ポチっとな♪

*・゜¨゜゜・*:ランキング参加中です:*・゜¨゜゜・*
>


携帯からはこちら→

ペコロスの母に会いに行く

2012-10-12 14:28:29 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
お友達のブログで紹介されていた本です。
どんなのかなーと思って、昨日本屋さんでGETいたしました。


老老介護のお話なんですが、4コマ漫画でとっても穏やかに描かれてて、心がホッコリ致します。
多分実際はもっともっといろんなことがあるのだと思いますが、それもこれも全部包み込んでお母様をほわっと描いているんですよね。
昔と今と彼岸と此岸が、並行し交差し混ざり合って描かれています。


祖母を見送ってからぼんやりと思っていたこと。

「忘れる」ことは最悪なことだろうか。

自分の中で繰り返されるこの問い。

祖母は認知症の認定は受けていませんでしたが、晩年は何度も同じことを聞いたり話したりが多くなりました。
骨折してからは特に酷くなりました。
同じ説明を何度もすることが正直、疎ましい時もありました。

命とは、芽生えたその瞬間から死へと向かって進みだします。
近しい人の死は「死」について考えるきっかけとなるでしょう。
自分の体の衰えを感じた時も「あぁ、時は待ってくれない。」と先にある死を感じるでしょう。
でもそこに自分が死ぬことはまだ少し先だと、今ではないという余裕があると思うんです。
実際に自分の死と向き合うのは、身内や親しい人との別れや老いを感じた時ではなく、自分は死ぬんだって死期を認識したときかなって思います。(実際にすぐ死ぬとかそういうことではなく、先だという認識が無くなるって意味です)

私は死を考えるとき、深い深い真っ暗な闇に自分の魂の消失である無を考えて恐ろしくなります。
でもその怖さは一瞬。。。もしくは考えている間の事だけで、常に感じるわけではありません。日々の生活や興味のあるものが、その考えに留まらせないからです。

でも、あの無に考えが至った時のゾッとした孤独感を思うと。。。 
死へと向かっていくその過程で、忘れることは必要なんじゃないかなって思っていました。


この本を読むと、ペコロスさんのお母様の元にいろんな故人が訪れてきて、とってもいいなぁと思ったのです。
私の思っていた怖いことから逃れるための忘却ではなく、懐かしい人たちに会うための。。。そんな印象を受けました。

ま、実際にはそんな穏やかな時ばかりではないのは解っていますが、ペコロスさんはそうやって受け止めていらっしゃるんだと思います。


別のブロガーさんが書いてらっしゃったんですが、「元気だったときに何でも私たちの要望を聞いてくれ、わがままや意地悪を言わなかった義母。病気が言わせるわがままは、きっとわがままの単位が足りなかったので天国に行く前にあわててそろえていたのかも。わがままの単位をそろえることは、恩を返せないまま残される人たちのためになる」と。
このわがままの単位をそろえるためにすることとは、ざっくり言うと介護の事であり見舞いであり触れ合いの事だと思う。
「面倒を見なきゃいけない」ととらえずに、義母の旅立ちのための単位をそろえるお手伝いをしているのだととらえていらっしゃっり、それは残されたものの為でもあると書かれていたのが目から鱗だったのです。

ペコロスさんも、地元に戻られた時に「間に合った」と思ったそうです。

オイラは本当の介護の大変さを知らない。
でもいつか、そう遠くない未来に、こんな気持ちで接することができればいいなぁと思ったのであります。

ペコロスの母に会いに行く・・・は、映画になるそうなので、完成がとっても楽しみです♪

映画の公式サイトはこちら → 
ペコロスさんのHPはこちら → 









人気ブログランキングへ
↑言うこっちは数回目でも、何度も同じことを聞くばーちゃんは初めて聞くことなのだと思いながら説明してました。ポチっとな♪

*・゜¨゜゜・*:ランキング参加中です:*・゜¨゜゜・*
>


携帯からはこちら→

読書モード突入っぽい。

2012-07-06 15:26:08 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
最近、読書モードにようやく入ったようです。
長らく活字から遠ざかってました。


積読していた数冊を読み始めました。→ 天智伝
天智帝の話のはずなのに、ずっと豊聡耳のお話です。
しかし、アンチ天智のオイラがなんでこの本買ったんだろう?(笑)

新しく買った本も読んでます。→ 聖徳太子の密使
平岩弓枝さんの小説です。平岩さんと言えば御宿かわせみなのでしょうけれど、そちらは読んだことがございません。平安妖異伝はとっても面白かったです。南総里見八犬伝を購入しているはずなので、さっさと密使を読み終えて探し出さなくてはいけません。


そして遠い過去に(金銭的に)挫折した本を、再度購入。→ 宇宙皇子
っつっても、すでに絶版なので古本でお安く購入いたしました。
この本で大津皇子と出会ったんです。で、大津の死んだ2巻以降は読んでないんです(爆)今回は読破する予定。



読書家のようにザクザク読めればいいんですが、オイラ活字を追うのは遅いんです。
なので、ボチボチ読むことといたします。



ちなみに読了したのも1冊。→f植物園の巣穴
梨木香歩さんの新刊です。数日かけて読みました。
歩きながら読んでて、ラストのカエル小僧のシーンでぼろ泣きしちゃって焦りました。
西の魔女が死んだと同じ轍を踏んだことは気にしないでくださいませ。







人気ブログランキングへ
↑奇しくも今読んでる本すべてが奈良飛鳥時代です。古代史は面白んだもーんと、ポチっとな♪

*・゜¨゜゜・*:ランキング参加中です:*・゜¨゜゜・*
>


携帯からはこちら→

暴走ボーソー大学

2011-05-17 16:33:28 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
ずいぶん前に読み終わっていたんですが、なんだかんだで感想を書かずにいてました。
思い立って感想を書いてみる。


「天平冥所図会」がすんごくオイラのツボにハマり(戸主LOVEになりましたから)、この「暴走ボーソー大学」にも手を伸ばした次第であります。

結論から申しますと、めっちゃオモロイ!のであります。
章毎に分かれている主人公の目線の小説と違って、○月○日○○の××・・といった、ショートのストーリを綴った日記形式みたいな感じで物語が進みます。しかも、その日を語るのは毎回同じ人ではなく、違う面々。
勢いに乗って一気読みしてもいいし、数日づつチビチビ読み進めても話が途切れることなく繋がるのでOKなのであ~る♪

物語は、とあるユルユル大学で起きる大事件。
それを解決するのが、これまたユルユルの同好会のメンバー(+講師)。
どこかにありそうな大学で起きる、ちょっと非日常な事件を、超人的なカリスマな人間ではなく、フツーだけどちょっと変わった学生たちが解決するのであります。
件の事件も身近に起きそうな事件であるものの、あくまでニュース越しに見そうな事件だし、出てくるキャラも「自分に似てる!」ってドンぴしゃな性格の人はいないんだけれど、なんとなくどこか自分の生活と被るような気がして、少し自分に重ねながら読み進めてしまう物語じゃないかなと思います。

さりげなく社会を揶揄しているような、警告しているような、そんな部分もあったりして。
オイラ的にはブラックマーケットとか全然知らなかったし、知ろうとしなかったし、その成り立ちと言うか存在理由と言うか、そーゆーの、勉強になりました。

さてさて、ネタばれのストーリーは書きませんが、オイラの気に入ったキャラくらいは書いても良いでそう。。。ってね、書こうと思っても、意外と「この人!」って特別キャラがいない。。。強いて言うなら、シンジのお父さんかなぁ。(←職人好き)
印象が薄いとか個性がないとかそーゆーのではないんですが、戸主の時の様に、この人ヒット!!ってならなかったんですよね。

しかし、読んでいるとどーしても、行行林先生が原作者である山之口先生に重なるんですよね。
いや、もちろんオイラはご本人様を知りませんよ。会った事ないし、ブログの原人みたいなお写真しか知らないし(笑)
でも、重なって重なって仕方なかったんです。
後から山之口先生のブログを見ると、行行林先生のモデルはご本人であったとの事。だから、読んでてあれだけ重なったんだなぁと納得でした。

あ、モデルになってるお肉屋さんのメンチカツ、食べに行きたいなぁ。。。





人気ブログランキングへ
↑青春ってなんだかいいな。オイラはしっかり青春したのかな。。。?怪しい気持ちで、ポチっとな♪

*・゜¨゜゜・*:ランキング参加中です:*・゜¨゜゜・*
>


携帯からはこちら→

智恵子抄

2010-10-21 10:41:00 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
光太郎の詩を二つ。



値(あ)ひがたき智恵子


智恵子は見えないものを見、
聞えないものを聞く。

智恵子は行けないところへ行き、
出来ないことを為(す)る。

智恵子は現身(うつしみ)のわたしを見ず、
わたしのうしろのわたしに焦がれる。

智恵子はくるしみの重さを今はすてて、
限りない荒漠の美意識圏にさまよひ出た。

わたしをよぶ声をしきりにきくが、
智恵子はもう人間界の切符を持たない。





梅酒


死んだ智恵子が造つておいた瓶の梅酒(うめしゆ)は
十年の重みにどんより澱(よど)んで光を葆(つつ)み、
いま琥珀(こはく)の杯に凝つて玉のやうだ。
ひとりで早春の夜ふけの寒いとき、
これをあがつてくださいと、
おのれの死後に遺していつた人を思ふ。
おのれのあたまの壊れる不安に脅かされ、
もうぢき駄目になると思ふ悲に
智恵子は身のまはりの始末をした。
七年の狂気は死んで終つた。
厨(くりや)に見つけたこの梅酒の芳(かを)りある甘さを
わたしはしづかにしづかに味はふ。
狂瀾怒濤(きようらんどとう)の世界の叫も
この一瞬を犯しがたい。
あはれな一個の生命を正視する時、
世界はただこれを遠巻にする。
夜風も絶えた。




(智恵子抄より)



人気ブログランキングへ
↑智恵子・光太郎・智恵子・光太郎・智恵子・光太郎・智恵子・・・、ポチっとな。
*・゜¨゜゜・*:ランキング参加中です:*・゜¨゜゜・*


携帯からはこちら→

矢野隆さんの本

2010-09-03 16:05:25 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
お友達のお友達に作家さんがいるのです。
オイラ自身は全くお会いしたこともなく、全然の他人なんですが(笑)

でも、友達の友達ってだけでみょ~な親近感が湧きませんか?

オイラは湧くんです。勝手に、一方的に(笑)

デビュー作は「蛇衆」とゆーお話でした。
ハイ、ちゃんと購入し・・・途中まで・・読みました←オイ^^;
途中までちゃんと面白かったんですが、仕事がバタバタ~っと入った時にそのまま放置しちゃったんですよね^^;
その本が、この度マンガになって登場♪



マンガは読むのが早くっていいや←オイオイオイ~^^;

まぁ、小説で読んだ時のイメージと、ちょっと登場人物たちのイメージが違うけれど。。これもアリアリ♪
続きが楽しみです。


んでもって、新刊ね。
無頼無頼ッ

蛇衆より軽快な感じのお話です。
ただ今、お風呂読書で読み進めている中です^^



蛇衆も無頼無頼ッもどちらも戦国時代の九州が舞台です。
興味のある方は、是非読んでみて下さい♪






人気ブログランキングへ
↑やのぴょんを知っている方も知らない方も、ポチっとな♪
*・゜¨゜゜・*:ランキング参加中です:*・゜¨゜゜・*


携帯からはこちら→