ぶつぶつ地蔵

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最終回 アートな京大を目指して 京大おもろトーク 「芸術と毒の微妙な関係」

2017-03-24 14:44:10 | 思考の森
最終回 アートな京大を目指して 京大おもろトーク 「芸術と毒の微妙な関係」
パネリスト:山極壽一総長 内丸幸喜さん 小松和彦先生 松尾惠さん 吉岡洋教授
〆の挨拶:土佐尚子教授
モデレーター:吉川左紀子教授
幕間演奏:Duo Nagai Weitzel

第一回目の「垣根を越えてみまひょか」から2年で7回目が最終回でした。
オイラは第一回目と最終回のみの聴講。
以下覚書。(興味のある方のみ読んでね~^^)



【第一部】 山極総長と文化庁文化部長の内丸さんの対談。

デザインは、何回も繰り返すことができるもの。
アートは、1回限りのもの。山極総長はメッセージととらえている。

ジャガーの毛皮やクロコや蛇革の財布など、動物学的には「怖い」「うわ!」っとなる生き物でも、見方(立場)が変われば「ええもん」になる。価値が変化する。

文化芸術振興基本法が定められている。
文化芸術が創造され享受したものを社会に還元するための法案(?オイラの解釈、ちょっと違う?)。国としての文化芸術振興の基本理念を定め責務を明らかにしている。

絵画や音楽には、もともと題名がついていないことが多かった。
アートとして世に売り出すために名前を付け整理した。

アートとは、自然に境界線を引くことである。
個々が接する自然はそれぞれの感覚であり、互いに共有していない。その自然に境界線を引くことで共有するメッセージを持たせるのがアートではないか。

文化庁の方向として。古いものの保存だけでなく、今、生まれている文化芸術の成果をより多くの人に知らせ、未来の人々へ保存していくことが必要では。文化芸術の活用。

サイエンスは過去からの積み重ね。一方向。
アートは、今・未来だけでなく過去に向かっても開いているもの。

サイエンスとアートの共通点は、どちらも目に見えないものを見せる点。



理系同士の対談のためか、オイラの頭ではなかなかついていけない内容でお話が進んでました^^;

聞いてて思った事。
昔は国だったり王族だったり貴族だったり宗教だったり・・・ともかくパトロンがいて、その莫大なお金と膨大な労力と可能な限りの技術と依頼された人の天性だったり努力だったりで磨かれた感性が融合して、お城だったり天井画だったり彫刻だったり絵画だったり・・・が造られた。そして今現在まで残って初めて評価されていると思うのです。まぁ、ないものは評価できませんからね。
信仰であったり権力欲であったり純粋に好きだと思う思いであったり・・・色々な理由はあれども、長い年月「誰かの手で守られてきた」という事実が、芸術となりうる一つの側面なのかなと。



第二部は、いろんな先生の講演。


■小松和彦先生■国際日本文化センター所長

芸術と毒と聞いて、ものぐさ太郎→鬼→シャーマン・・と連想されたそう。

シャーマンとは、人類最古の宗教と言われる人。
呪術的であったり、歌やダンス、時には薬草などを用いてエクスタシーへと達し、人にとって必要な物語を語ったり歌ったり踊ったりする。また人にとって禍となるものの排除へと導く。
ある種の精神状態(幻覚)になるため、毒や薬を用いた。

日常と違う意識値におくことが芸術=宗教やシャーマン

共同体における悪い部分を排除するのが祭=追儺

鬼=もものけや悪霊であり、個人の身体を犯すもの、共同体を犯すもの。
しかし、鬼は穢を一手に引受け、追儺とともに持ち去る福でもある。
毒(鬼)と薬(福)は一つでもある。

薬局のことを「ファムシィ」と言う。語源は古代ギリシャ語の「ファルマコン」「ファルマコス」で、薬であり毒のことである。

古代ギリシャにおいて「生贄」は動物ではなく人であった。
「生贄」は共同体における毒を持ち出す器である。
体の中に入ってくるものに、メタファーとしてファルマコンと言った。

カタルマ(シャーマンが言う体に入ってくる悪いもの)=ファルマコン
 ‖
カタルシス
 ‖
浄化を図るために使われる物語。


追儺によって共同体から排出される日本の鬼は、ギリシャにおけるファルマコン(生贄)やカタルマだったのではないか。

人が個で抱えているどうしようもないもの(毒)を解消してくれるものを形として表したものが芸術なのかもしれない。

薬⇔芸術⇔毒
と言った関係。


ものぐさ太郎は始め、働かず村人に養ってもらうだけの嫌われた面倒な存在だった。=毒
都に召し出す対象として、日頃役に立たない養うだけだった太郎を選んだ。=スケープゴートとしてのファルマコン。つまり村人を都へと召し出さないための薬。
この図式が追儺と重なり、先生の中で鬼へと連想させたのだそうです。



「毒にも薬にもならない」の言葉通り、薬は毒であり薬でもある、二つの効果を持っているから作用を起こすのです。
扉座の「新羅生門」での綱のセリフ。「悪がないと正義もない。鬼退治とは、鬼を殺すことではない。闇から引きずり出すことだ。」(要約してますが)
どちらか一方だけでは存在しない、鬼と正義の関係は毒と薬の関係に似ていると思った。




■松尾恵さん■ヴォイスギャラリー代表

同時代を生きてい人の芸術を現代美術と捉えていらっしゃる。
芸術=自己主張。一歩間違えるとわがままになりかねない、その見極めが大切。
自己主張である芸術を後世に残していかなければいけいない。

ギャラリーはケーキの箱のようなもの。空間。
アトリエから出て、その空間全体を使って芸術家は作品を作る。
主張したい作家の欲を表現するためにギャラリーという箱がある。
芸術家の作品を世に晒すための場所でもある。

作り手(芸術家)→送り手(メディア)→見る人 ただ作っているだけでは芸術は成り立たない。

芸術家は別の世界にあるものを越境して今の世界に何かを生み出す人。遠いところから何かを持ってくる人。
(小松先生のお話を受けて)巫女であるといっても良い。



■吉岡洋先生■こころの未来研究センター特定教授

美学とは哲学と似たもの。
想い考え経験などを積み重ねて、それをひも解き考えてくのが美学である。

ファルマコンのお話、しようと思ってらしたのに小松先生とかぶったそうです(苦笑)
Phrmaceintical =毒/薬

若返りの泉 fountain of youth ルカス・クラーナハの作品で、老女が泉に浸ると若い乙女になるとゆー絵画。聖書の一節なんだそう。
どの時代にも、老死への恐れ苦しみはある。

毒娘(Visha Kanya) インド、マウリア朝時代のお話。
赤ちゃんの時から、薄めた毒を飲むことで体液が猛毒となる、人間兵器として育った娘の話。善/悪、薬/毒、、、どちらかだけの存在はない。といった両義性のお話でした。

善悪の彼岸/ニーチェ
怪物(ウーゲホィ)と闘う者はそれによって自分も怪物とならないように用心せよ。
お前が底なしの淵を覗き込む時は、その深淵もまたお前を見返しているのだ。




【質問コーナー】
最後に全てのパネリストへの質問コーナーと、一言コメントがありました。

●文化とアートの違い
文化→計画性
アート→見えないもの

●シャーマンとリーダー
シャーマンは異なる世界をつなぐ存在。メディエーターで媒介者。
現代におけるリーダーを目指す作業(場所)への媒介者と捉えるならばそのカリスマに、共通性はある。
しかしあくまでもシャーマンには意識の変換が必要で、その変換によって別の世界を覗き伝える媒介者である。
リーダーとシャーマンの違いは霊的意識変換を媒介しているか否かである。

●いじめと生贄
緩んだ社会を引き締めるとき、また、社会を作るときに生贄の歴史は繰り返されている。



【オイラの結論】
それぞれの先生によって芸術・アートの切り口が違い、それは精神的な部分から実際に社会で体験・還元できるかどうかまで様々。
サイエンスでは全てを言葉で説明していくが、アートではとにかく感じるところから始まる。。。とおっしゃっていたように、同じ対象に対する考え方のプロセスが違うんですね。
アートへの価値観の違いも、ザラっとした感じではありまが感じられました。
一番最後に土佐先生が仰った内容が個人的には一番フィットしたのですが、先生の細かい言葉はメモし忘れました^^;
多分芸術は、対峙する人によって価値や存在意義が変わるもの。同じである場合もあるし違う場合もある。その社会で認められれば(文化財のように)世界共通の揺るぎない価値のものとなるが、それはそれを世に送り出した人の意思ではどうにもならない、そんなある意味、「見る」なり「聞く」なり「感じる誰か」がいて初めて社会の価値が生まれるのが芸術なのではないかと思いました。
創造者以外の誰かが「感じた」その瞬間に、アートとして息吹をあげるのかもしれない。
それは数年で終わるかも知れないし数百年続くかも知れない。もしかするとその一瞬で終わるかも知れない。

そんなかなーと思ったのでありました。

一回目にも思いましたが、あまりに難しくって頭沸いてます^^;











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女性たちの祈りの美のおはなし

2017-03-15 14:34:46 | 奈良
4回シリーズで行われた「女性たちの祈りの美のおはなし」。
オイラは女性神職様のお話の2回を拝聴いたしました。
(女性のご住職様の2回が聞けなかったのが非常に残念)


第一回目は、璉珹寺さんの下間景甫ご住職様のお話。
毎月一回の京終さろんでお世話になっている璉珹寺さん。下間ご住職様にも良くしていただいているのに、お話を聞きに行くことが叶わず残念。
聞いた話だと、阿弥陀様や仏様のお話だけでなく読経をしていただいたとか。。。。くぅ!!



第二回目は葛木御歳神社の東川優子宮司様のお話。


ちょっと早めに市美に到着し、祈りの美を見る。
清水公照様、杉本健吉さん、平山郁夫先生。。。もう、盛りだくさんすぎて一時間半程度では観きれないボリュームです^^;
オイラ、杉本健吉さんの作品って全く知らなかったのですが、ちょっと感動でしたね。


そんな展示の感動を抱えながら向かうは「女性たちの祈りの美のおはなし」の会場です。


東川とかいて「うのかわ」と読みます。
なぜ東が「う」なのかと言いますと、東の方向が卯の方向だからなのですよ。
そう言ってお話を始められた東川宮司様は、奈良盆地を見守る北向きの神社、御歳神社の宮司様です。
荒れ果てた神社の再建の着手をされた方です。
土地の神様が宮司様を引き寄せ、その力に引き寄せられるように協力の方々が集ってくる様子を嬉しそうに語る宮司様。
神がかっているとはこういうことなのだな、と思いました。

御歳神社の「みとし」の「とし」とは、みのり・稲の意味。
「ええとしやったなー♪」って豊作を喜ぶ「良い年」=歳なのだそう。
歳神様は田の神様なのです。
その田の神様が来られるお正月には、鏡餅を飾る。
奥つ御年。(おきつみとし)
田の神様からいただいた大切なものの意味。
歳神様から分けていただいたお餅をのことを指して「お年玉」と言うのだそうです。

御神体は御歳山。(もちろん禁足地です。)
そのお山に抱かれて、自分も自然の一部として自然の中に身を置いていらっしゃる宮司様。
11月23日には奥山清浄があるのだそうです。


「祈り」とは、神様に対し「意」を述べること。
お願いではなく、自身の道を明らかにする決意表明だと宮司様はおっしゃいました。

言霊でもって、有言実行する。
言うことによって、その方向へ自ら行こうとする行為。
それが祈り。

神社ではお祓いをする。
これは魂にこびりついた悪いものを、ささっと払い落とし、神様からの元気をダウンロードすることなのだそう。
だから神社では、神様に甘えていいんだよっておっしゃってました。


最後に「ひふみのりと」と言う祝詞を上げてくださり、講話は終了。

宮司様のウフフな話し方、倉橋さんの話を引き出す絶妙な合いの手。
とても濃密で楽しい時間でした。


あまりにホクホク気分で嬉しかったので、帰りにことのまあかりさんにお茶しに寄りました。

このホワホワした気分にはお酒だ!ってことで、これ、何飲んだんだっけ?
鑑真だったかな。家持だったかな。。。^^;
とにかく一杯引っ掛けて帰ったのでありました。



第三回目は聖林寺の倉本明佳ご住職様のお話。
ご本尊の子安地蔵さまをめぐるお話や、国宝十一面観音さまが聖林寺に来られたいきさつを映像とともに話してくださったようです。

奇しくも、お寺さんの2回を聴講できずとゆー。。。(´д`)



最終回は賣太神社、藤本眞喜子禰宜様の話。

この日はちょっと寝坊したけれど、薬師寺さんへ立ち寄ってから行くことに。

いつも早くに咲く桜。きれーいと思いつつ写メしていると、「これ河津桜というのよ」とお寺の職員さんが教えてくださいました。


梅が盛りを迎えており、とても良い香りです。
夜はもしかするとむせ返るほどかもしれませんね。


竜王社横の日光月光の梅も順調に成長しているようです。


毎度この木の花の名前が覚えられないのですが。。。多分、山茱萸(サンシュユ)。


個人的に好きな空間。


お天気いい日の金堂はほんと惚れ惚れしちゃいますね。
参拝者もチラホラ。良い感じです。

時間的に微妙でしたが、チョー超特急で食べると自分に課して、穀雨さんへ。

ずっと狙っていた「酸辣湯麺」を注文♪


細麺に、山椒と辣油の効いたトロトロスープが絡んで。。。めっちゃ熱い!!!(笑)
でもうま~い(*´∀`*)
ハフハフしながらお汁まで一気にいただきました。


興福寺さんを一気に抜けて、目指すは市美。

そして目的地到着。

藤本さんは、賣太神社の禰宜様で奈良県女子神職会会長でもあるのです。
「女子なんですね~」なんて倉橋さんから突っ込まれて「女性にすればよかったかな」なんてお茶目な回答をしながら、お話スタート。


まずは女性神職さんのお衣装の話。
着ていらっしゃるのがその衣装で、ねじまち袴というそうです。
字は「捻襠切袴」と書くそう。難しい^^;
裾がちょっと絞ったような感じに見えましたが実はそうでもないかも。


稗田阿礼を主祭神に、配祀に天鈿女命・猿田彦を祭っている賣太神社。
今でこそのんびりとした場所となっていますが、創建当初は条里制の基本となった下ツ道に面しており、橋梁の跡が発掘されているところから水陸両方の主要幹線に面した超エリート地に建てられた神社であったことがわかるのです。

さて、この阿礼様。どんな方かご存知か。
古事記の編纂に携わった飛鳥~奈良時代の方。

本居宣長は添上の郡に鎮座する男と言い、平田篤胤は天鈿女命の末娘と説いたらしい。

稗田は、朝廷の祭祀に携わった猿女君のお住まいとのこと。語り部の多くが媼であったこともあり、阿礼ちゃんは女子・・・?
ウチの母、女性として習ったそうです。

しかし古事記の序文に、「時に舍人、有り。姓は稗田、名は阿禮。年はこれ廿八。」とあり、舎人は男性職の名称なので、やっぱり男性・・・?

と、未だに決着はついていないそう。
墳墓などの決定的証拠発見まで、貴方の思う阿礼様が本当の阿礼様で良いとのことでした。
因みに賣太神社の歌の中に「あれさまじゃ、あれさまじゃ、ひえたのあれさまじゃ。おはなしのかみさまじゃ。わしらのじいさまじゃ」とあるそうで、一応、男性の神様として祀っておられるそうです。

お話の神様として確立したのは、大正末期~昭和初期。
小学校の先生を中心に童話を語る会が設立。日本のアンデルセンと言われた久留島武彦らが日本にもアンデルセンのようなお話の神を祭ろうという流れになり、第一回童話祭に稗田阿礼を選んだとのこと。
この童話祭は1945年の8月16日にも開催されており、童話への思いが深く込められているとのことです。

阿礼は聞いたことを自分の中で咀嚼し、自分の言葉にする力を持っていたのだろうと禰宜様は考えておられます。
そうして阿礼がまとめ上げた伝承を、太安万侶が漢文ではなく日本語として書いたのが古事記。
まだカナのない時代なので、その文章は音がひらかなを表しており、非常にむつかしく平安以降江戸時代まで、なかなか研究がなされなかったのではないかとのことでした。


最後の方に少し内緒の話として、明治期に「二十歳以上の男子」と定められた神職でしたが、昭和に入り戦争などもあり女性も神職となることを公に許されたとのこと。
しかし伊勢の祭主を見ても分かるように、古来より神様のお側に使えるのは女性なのですよ、って。

禰宜様が資格を取られた頃には男性の笏法しかなかったそうですが、今では笏法と扇法とがあるそうです。
扇法は女性神職の作法なんだそうです。
お写真で持っておられるブレブレなのは笏。遷宮の際に出た木材で作られた笏なんだそうです。
扇も見せてくださいましたが、朱塗りで美しかったです。扇には絵が描かれているようでしたが、広げて使うことはないそうです。


禰宜様はおっしゃいます。
神さんはいつでも見てくれてはる。そういうふうに大きくなりました。
神の道と書いて神道。
古来より日本人は、自然よりめぐみを受けて生きていることに手を合わせてきた。
仏教の経典やキリスト教の聖書のような教えはない。
自然の中から自然発生的に生まれたので、もの挙げ言挙げをしないのが神道である。

生命が今を生きる確率は、宝くじの一億円が1万回連続して当たるに等しい奇跡。
「今中」(いまなか)
浄明正直(じょうみょうせいちょく)=清らかに明るく誠の心で生きる。
多くの祖先の上に生きる「私」は子孫へとつながっていく。その「今、私が生きている一瞬」これが今中。この一瞬を感じて生きるのが、人の生き方として大切である。



じんわりと心に響く言葉をいただき、「女性たちの祈りの美のおはなし」は終了したのでした。




そしてやっぱりかえりにことのまさんへ寄るオイラ。

カヌレと古墳コーヒーのアイスラテをいただき、心もお腹も大満足したのでした。
















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ロミオ&ジュリエット

2017-03-03 13:33:44 | 舞台関係
3月1日ソワレ ロミオ&ジュリエット。
京ちゃまがとても良いお席を取ってくれたので、めっちゃ見やすいお席での観劇でした。

生田ちゃんが見たくて選んだ日です。
相変わらず可愛かった~♪

ネタバレしない程度に、役者別敬称略でプチ感想を。


■大公 ◇きっしぃ
個人的に大公のイメージは中山さんでガッツリ固定されていたので、きっしぃ大公は、大公っちゅーか将軍って感じでめっちゃ強そうに感じました。
モンタギューとキャピュレットの抗争など、片手で鎮圧しそうな強さです(笑)
でも、歌はばっちりカッコよかったですね。

■ロミオ ◇古川雄大
顔がちっちゃい~~~~~!!!
以前よりダンスがキレキレになってますね。クラブセブンの賜物でしょうか。
死との陰影が素敵で良かったです♪

■ジュリエット ◇生田絵梨花
可愛いなぁ。可愛いなぁと見てました。
歌はまぁ良しとして、ここまで出来るなら、演技をもう少し踏み込んでいただきたい!!
悪くはない。だからこそ、もっとアイドルから脱却した演技を見たいなぁと思う。
ラストの短剣で刺す直前の涙にオイラも釣られて泣いてしまいました。ここはスンバラだったぁ~

■ベンヴォーリオ ◇馬場徹
ようやく浦井ベンヴォの呪縛から解けました。(前回見たときは、浦井くんが降臨してた^^;参照
個人的には矢崎くんのベンヴォを見たかった。。。

■マキューシオ ◇平間壮一
なんだろ、弱ペダに出てそうなルックス。。。(笑)
やんちゃすぎて、ごっつい叔父さん大公@きっしぃに首根っこ掴まれてる妄想しちゃったので、ちょっと可愛い子猫なイメージになっちゃいました^^;ごめんね。

■ティボルト ◇渡辺大輔
なんとなくバルジャンいけそう。。って思ったんですが、京ちゃまに却下されました(苦笑)

■死 ◇大貫勇輔
今までの死とは違った演出で、個人的には今回の死が好き。
どーやら、無言の影の演技はストレスフルなのか(そんなことない)、カテコで投げキッスしまくりで可愛かったです。

■キャピュレット夫人 ◇香寿たつき
マヨマヨ夫人が気に入ってたオイラですが、香寿さんはやっぱ別格に素敵です。マヨマヨとはまた違った粘着で良かったです。

■キャピュレット卿 ◇岡幸二郎
もったいない~~~。もっと歌っていただきたかった。。。
でも、粘っと嫌な感じがいい感じで(どっち?)出てて、見た目もかっこよくって好きでした^^

■モンタギュー夫人 ◇秋園美緒
すきー。好きな感じの方でした。

■モンタギュー卿 ◇阿部裕
高校の演劇部でオイラがやった役、モンタギュー父。
阿部さん父はなんだか温和な印象で、キャピュレットと和解の道を探してくれそうな気がしちゃう。

■パリス伯爵 ◇川久保 拓司
実は初演からパリス伯爵に思い入れがない^^;ごめんね。
今回のビジュアルは個人的に浪漫飛行の時の石井竜也さんを思い出した。

■乳母 ◇シルビア・グラブ
もったいない~2。聴かせる歌をやっぱ歌っていただきたいよね~。
コミカルな感じは完璧でカワイイでした。

■ロレンス神父 ◇坂ケンさん
一幕見終わった時には、もったいないって思ってたんですが、ラストに歌い上げるところなどは「至福!!!」って思えて大満足。
強いて言うなら。っつか、敢えて言うけど、手を合わせた瞬間、神父ではなく仏教徒にみえちゃうんですが、何か?
声だけ聞いてたらロミオいけるよなぁ。。。


●若手シーンでは歌が弱いなぁって思う舞台でした。ミュージカルを見たって印象が薄いです。
でも、あれだけ動いてたら確かに歌うの厳しいですよね。
前回まではそんなに歌が弱い印象がないのですが。。。影コーラスの入れ方かな?
でも、ラストに坂ケンさんやきっしぃ岡幸さんがガッツリ歌い上げてくれるので、ようやくミュージカル見た~って興奮が湧いてきます。

●3ジャベ3アンジョ1ファンテな舞台。レミできそうですね(笑)















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やっぱり えべっさん♪

2017-03-01 13:07:58 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
FULL Kabsのデビュン&解散コンサートを堪能した後は、夜バスでの帰路に備えて腹ごしらえ。
乗り落とさないように早めに八重洲に行くことを加味すると、腹ごしらえ時間は小一時間ってところ。

通路側のお席だったこともあり、コンサート終了後、サササと会場から脱出し、おトイレさんに寄って、九段下から恵比寿までそんなに時間がかからずに行けました。



たまには外観も^^
今年初のえべっさんです。
ちょうどお客さんが入れ替わるタイミングだったようで、珍しく予約なしでも入れるくらい空いてました。(後からどんどん入ってきてたけど。)


ひとり打ち上げ開始。
喉がカラカラだったので、エビスが旨い♪
突き出しのお高野は、ふわっふわでお出汁をいっぱい吸い込んでてウマウマでした。


ないだろーなーと思いつつ頼んだ〆鯖は、やはり売り切れてました。
ヤングコーンの浅漬を注文。
コーンの甘味とサクサク食感が美味しいのです。オイラはノーマヨでいただきました。
菜の花の浅漬けも気になったんだけど、今回はひとり呑みなので我慢。


今回は腹ごしらえがメインですので、珍しくお好み焼きを注文。(っつか、お好み焼き屋で毎度お好み焼きを注文してないのがおかしいのだ。)
一人なので、ハーフサイズにしてもらった牡蠣玉に餅トッピング。
お好み焼きに餅入れると美味しいんですよね~♪(グラタンに入れても美味しいけど。)
ブリブリの牡蠣とミョーっとのびる餅を堪能。大将、美味しいっっす!


あまり食べ過ぎると、バスで危険ですが。。。もう少し食べたいなって事で、ジンジャーハイボールと長いもの鉄板焼き。
醤油の香ばしさと長いものシャキフワが絶妙な鉄板焼きデス。

しっかり食べてお腹もイッパイ♪
時間は少し早いけど、トラブルの多いお江戸の山手線事情もありますので、キリよくここで〆。

今から帰るーと大将とお姉さんに言ってから帰りました。
「次は〆鯖用意しときますね」って言ってくれるお姉さんに「次は口を増やして、〆鯖予約してから来ます」と答えたオイラなのでした^^



















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