ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

奈良万葉きっぷを使って・・・

2010-06-22 09:38:48 | ぶらり・・・旅
所用で奈良100年会館へ行かなければいけなかった、6月19日。
せっかく奈良まで行くのだから、いろいろ行きたい場所を網羅したい!と思うのが人情でございましょう。
良い方法はないかと探しまして、今回利用したのが「奈良万葉きっぷ」でございます。
JRが発行している切符です。
利用内容は、ご自宅の最寄りのJRの駅から奈良までの往復及び万葉エリアのフリー乗車+奈良交通路線バス割引券が付いている・・・といったもの。
往復利用するだけで元が取れるお得な切符です。
まほろば線などダイヤが少ないエリアもありますが、そのあたりはのんびり回ればいいですし、バスの一日乗車券を割引で購入できるのは非常にすぐれものだと思います。

今回、オイラはJR奈良駅すぐの100年会館へ先ず行かねばならなかったので、近鉄を使わずJRで行くことにしたのです。そーいった経緯で万葉きっぷを利用した訳なのです。


さて、100年会館では10月2日の「遣唐使」4幕通しの公演のチケットを購入するために行ったのです。

9時から発売される目的のチケットの目的席種を無事GETし、すぐに用事は終わってしましました(笑)

朝食を食べずに出てきていたので、いったん王寺へ出、朝ごはんを食べることに。
食べてみたいと思っていた奈良バーガーを注文しようとしたら、奈良バーガーは11:00からの販売でした(ショック!)。カフェプラザ王寺のお姉さんはとってもいい方で(しかも美人さん♪)、奈良バーガーが11時からである事と、でも、モーニングでも割引券が使える事を教えてくれました。仕方がないのでモーニングを注文することに。この後の行動をどうするか試案する。

王寺から一番近い行かねばならぬところが信貴山だったので、なーんも考えずに信貴山を目指したのでありました。

つづく




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イカレ過ぎ!

2010-06-21 11:25:35 | 舞台関係
6月16日ソワレ 『イカれた主婦』観劇

育くんがご出演って事で京ちゃまが誘ってくれたのですが、ドリさんもご出演でテンションアップだったのです。

いざいざ観劇致しますと・・・それぞれに個性の違う4人の仲良しおばさんが、ロックバンドを組むってお話。これがすんごいおもろくて☆

コメディなんだけど、そこには親子だったり夫婦だったり恋人だったり・・・そういった人とのつながりを見つめ直すというテーマがあるんですね。
登場人物みんなが、初めは生きることに精いっぱいだったり、自分だけしか見てなかったり・・・「それなり」に生きてる訳です。
4人のおばさんが事を起こす=バンドを組むことで、今まで「それなり」だったのが一旦もつれ、そして最後には強く結び直されるって感じです。

ストーリー的には、特にお涙ちょうだいがある訳でもないし、感動しかり!って訳でもない。
でも、4人の性格のどこかに共感が得られる事も事実。
コメディだから面白い演出は盛沢山なんだけど、そういったうわべの面白さ以外に、彼女らが変わっていく様がすっごく楽しいんですよね。

ドリさん演じるウェンディが、一番みんなを掻きまわす役どころで、主役のナナさんに負けないくらいのインパクトです。
ドリさん素敵でした。
歌もいっぱいあったし♪

劇中の歌では、インパクトの少なかったナナさんですが、ラストのコンサートでは、パワフルなシャウトを披露して下さいました。
ホント、ラストはライブに行った感覚なんですもの。ごっつストレスも発散☆

4人の女性に4人の男性が出てくる。たったそれだけのお話ですが、ほんと、全員が濃かった!!(笑)
ナナさんの太ももの曲線の美しい事!!とても60を超えられているとは思えないスタイルです。彩輝さんはウーラ張りの天然だったし、りんこさんのパワフルな歌声は心地よかった♪
男性陣で一番のお気に入りは、川崎麻世さんですね。一貫して変な人なんだけど(笑)
ライブシーンでは、カイヤさん張りのお姿で登場。めっちゃ素敵でした♪
育くんも可愛いかったし、陰山さんも楽しかったし、生ROLLYも見れてちょっと幸せ。やっぱり凄かったわ・・・(笑)

ドリさんと彩輝さんとハイタッチも出来たし、本当に幸せで楽しいライブでした。(←違うだろ!観劇だっちゅーの!!)
再演があったら、また絶対行く~^^





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シルビアダンヴァース

2010-06-18 15:28:24 | 舞台関係
6月12日マチネ 二度目のレベッカ観劇。今回はシルビアさんのダンヴァースです。

二度目の観劇ですから、今回は前回なかなか見つけられなかった水谷さんをチェック♪
ちょこちょこ~っと動く水谷さんを発見。いろいろな場面でけっこう美味しく歌っておられました。お友達のオススメ場面の一幕ラスト。仮装パーティでは、赤いリボンを付けたアリス風(友達・談)の衣装で非常に可愛らしいです。
ホテルのシーンでも、ゴルフシーンでも、お手伝いの衣装でも、ちょっと大正ロマン風のモガっぽい髪形で雰囲気が素敵です。

さてさて、お目当てのシルビアダンヴァースですが。。。
甘い声のマヨマヨとは違い、お腹に響く迫力のある声。そして般若を秘めた表情。
ずっしりした迫力があります。
そしてマヨダンヴァースと大きく違うのは、狂信的なマヨマヨに対して、非常にレベッカに対する愛情(尊敬かもしれない)を感じるんですね。
ただただ信じ切っている激しい赤い感情のマヨマヨと、愛し慕い続ける沈んだ青い感情のシルビアさん。。。という印象でした。
声量はどちらもありますが、マヨマヨの方が神経質なヒステリックな響きがあるのに対し、シルビアさんはドスの効いた恐ろしさがありましたね。
でもどっちが怖いって、狂っている方が怖いので、個人的には、筋道が解るシルビアダンヴァースにはある意味共感めいた部分を感じますが、マヨダンヴァースには薄気味悪い怖さが残りました。

ラストの焼け落ちるシーンは、マヨマヨの方が怖くて好き(笑)


二度見ると、曲の回り具合が激しさを増すレベッカ。
オイラのツボは、「私」が最初と最後に歌う♪夢のようなマンダレィ♪(こんな歌詞だったか?)の部分です。
ダンヴァースの♪レベッカ~レベッカ~♪も回りますけどね(笑)
曲はすんごく好きだけれど、やっぱストーリーにイマイチ乗り切れない・・・そんなレベッカでした。
でも、再演があったら、観に行くと思う(爆)



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オペラ遣唐使 ~阿倍仲麻呂~  後編

2010-06-17 11:20:48 | 舞台関係
若草山に別れを告げ、向かった先は・・・薬師寺(笑)

大池(勝間池)からの眺めでございます。
いやいや、笑うでない!ただぶらりと行った訳ではありませんよ。
昨年前篇を観劇した遣唐使の後編が、時の記念日6月10日に玄奘三蔵院にて行われたからであります。


オペラは19:00からですが、原作者でいらっしゃる上野誠先生のプレトークが18:00からあるのです。

上野先生のお話はとっても面白いので、楽しみ♪
しかも、先生自体がめっちゃ可愛いんですよ(笑)奈良大学の先生なのですが、授業絶対面白いと思う。
講演の前に、山田管主のお経とお話がありました。
今回のオペラの経緯など、いろいろ面白く話して下さる山田管主。。。んが。。。上野先生にバトンタッチした時点で、上野先生の持ち時間がちょっぴりに!!!
山田管主~~~上野先生の時間までしゃべっちゃったのでは???(笑)
初めは李白と仲麻呂についていろいろ語ろうと思ってらっしゃった上野先生。時間の都合上、オペラを十倍楽しむ方法!に変更。ピックアップ形式です。
先ずオペラの出だし、「ヤオ!」「プヤオ!」という言葉があります。これは「要(いる)」「不要(いらない)」と言う意味で、市場の喧騒の中で飛び交う言葉。売っているものをいるのかいらないのか聞いている言葉なんですね。この活気が長安の都を表しているのです。
そして、李白が仲麻呂の死を悼んで作った歌の上野先生訳詩を朗読して下さいました。
上野先生が訳した言葉を上野先生が朗読し、その言葉を李白のアリアで聴くという贅沢な演出でございます。
最後に、前編の簡単な紹介をして終了。
時間が無くなったのが良かったんだか悪かったんだか(笑)

この日は薮内先生(せんとくんの作者)もいらしてて、少しだけお話することが出来、めっちゃラッキーでございました。

そーして迎えたオペラ遣唐使。
昨年の遣唐使は、「遣唐使とその家族」にスポットを当てて描かれていおりました。
第三幕
前編の平群広成を日本に帰してから10数年後、長安の都を歩く仲麻呂。玄宗皇帝の寵愛を受け彼の地で出世した仲麻呂に対し、町の人々は「日本と唐の二つの国の君主に仕える裏切り者」と罵り石を投げつけようとします。
それを李白が仲裁し、仲麻呂は難を逃れるのです。
この時仲裁する時に李白が歌う歌がちょっと笑えます。
「天下の詩人、李白さまをお前たちは敵に回すか?」と脅す様な感じ。しかも、何度も何度も「天下の李白」と繰り返すんですよ。どんだけ自信家~(笑)

上野先生が描いた李白は、酒好きのデレンとしたオヤジです。瓢を常に持ち歩いて赤ら顔です。それに対し仲麻呂は、前編の凛々しさがいずこへ?ってくらい、ウジウジ~っと凹んで暗いのです。すっごく対照的な二人で、お互いを引き立て合ってるんですよね。
やはり才能を評価され寵愛を受けていても、異国で暮らすというのは大変な事なんだろうなぁ。。。と仲麻呂を見ていて思ったのでありました。


第四幕
玄宗皇帝より、帰国を許可する許しを得た仲麻呂。19歳で入唐して以来30年以上の月日が流れています。ようやく懐かしい故郷へ帰れると、仲麻呂は心を躍らせます。李白の侍女を娶り、船に乗り込むのでありました。
しかし、ご存知のように舟は難破。安南(現在のベトナム)に漂着します。10数年前に助けた平群広成が難破した時と奇しくも同じルートです。
難破の知らせは長安にも届き、李白は友である仲麻呂の訃報を聞き悲しみ、歌を読みます。
しかしこれは誤報で、平群広成とコレマタ同じルートで仲麻呂は長安へと戻って来るのです。
友が生きていた事を喜んだのもつかの間。仲麻呂は戻ることが出来なかった自分は「不要の人」と生きる気力を失っていたのでした。
李白は仲麻呂に言います。
おまえは何をしているのだ。この李白さまがお前を悼んで歌まで作った、そんな素晴らしいお前なのに。生きてるうちに、俺様の追悼歌が聞けるなんてお前くらいのもんだぞ。聞くがいい!(といった意味ね。実際の歌詞はもっと違いますよ^^;)

李白が仲麻呂の死(誤報)を悼みて作った歌。
晁卿衡哭
日本晁卿辭帝都
征帆一片繞蓬壺
明月不歸沈碧海
白雲愁色滿蒼梧
   
晁卿衡(ちょうけいこう)を哭(こく)す
日本の晁卿(ちょうけい)は帝都を辭し
征帆一片 蓬壺(ほうこう)を繞(めぐ)る
明月は帰らず 碧海に沈み
白雲愁色 蒼梧(そうご)に滿つ

この歌がアリアになります。
そのままでは歌えませんので、上野先生が歌に仕立てました。(プレトークで朗読して下さった歌)

仲麻呂は去った
長安を去った
東の海に友は去りぬ

汝こそ明月(めいげつ)
月は白く 海は青し
白き月が 青き海に入る時に・・・

悲しみはおおう
山をおおう
雲となりて
山をおおう


李白のアリアは仲麻呂を打ちます。
故郷に帰ることは出来なかったけれど、長安で友を得、能力を認められその生涯を彼の地で終えた仲麻呂。
鳴り響く梵鐘の音に、仲麻呂が詠んだ御蓋山の歌と般若心経の重奏でラスト。
唐で学んだ遣唐使達の思いも、故郷で息子の無事を祈る親の思いも、彼の地で得た愛しい者たちの思いも、全部がこの部分に集約されているのだと思う厚みのあるラストでした。


前編の時にはオケと日本の楽器(尺八とか)との音の重なりに違和感を感じた箇所がちらほらあり、大部分はそれぞれに演奏してたと思うんですが、後編はいい感じに混ざり合ってたと思いました。(←偉そう^^;)
三幕のラストだったかな、般若心経とオケのコラボは一聴の価値あり!ですよ。以外に合うんです。


1300年の時を戻る、回廊のように灯された燈籠。
これも含めてオペラ遣唐使なんですって。

ちょっぴり安田長老が写り込んでます(笑)
夜に見るとこの看板も、ちょっと趣があるような気も。

玄奘塔に掲げられている額にある「不東」の文字。玄奘三蔵が西(インド)へ向けて旅立つ時に残した、経典を持ち帰るまでは東(都)に戻らないという決意を込めた言葉であります。
その玄奘三蔵の想いに仲麻呂・李白・遣唐使達の想いが重なって、なんだか本当に不思議空間&時間を感じる舞台でありました。
劇場で見るのとは、全然雰囲気が異なると思います。

茂みの向こうにライトアップされた東塔の水煙をみつつ帰路に着く。
大遣唐使展に始まり、御蓋山に登り、オペラ遣唐使を聴いた一日。
仲麻呂縁の一日を思い起こしながら、足元を薬師の光で照らされながら。





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意外と急勾配な若草山

2010-06-16 10:06:28 | ぶらり・・・旅
さて、大遣唐使展を観終わったオイラ。
次にどこへ行こうかなぁ。。
あ!そうだ!般若寺へ行こう♪
時間があれば、奈良豆比古神社にも行っちゃおう♪♪
と思った訳です。
で、ぷらぷら~っとそちらの方角へ行きかけた時、ふと目に入っちゃったんですよね。
御蓋山(みかさやま)が。
やさしい緑の曲線を見せる御蓋山。
幼稚園以来登ったことないと思う。。。って事で、行き先変更☆御蓋山に登ることに致しました。

あれですね。ほら。近くに見えるけど結構遠い・・・ってやつ。

こんな感じの道をテクテク歩く。東大寺付近からでも、若草山の入り口まで結構な距離がありました(笑)
しかもTOPの写真、せっかくの若草山に携帯ストラップが写りこんでるし^^;

しかし、この晴れ渡った空に若草山の緑の映える事♪

遠くから見るのと、近くで見るのとでは若草山大違い。
あんなに緩やかな曲線だと思った稜線は、意外と急勾配です。
初めの方は階段を上ります。エッチラオッチラ。
山間で草を食む鹿さん達。

オイラが登って行くとこっちを向いて「なんですのん?」と言わんばかりにガン見されます(笑)
「すんませ~ん。とおりま~す」とか声かけつつ、登る、登る、登る。

ようやく奈良の街が眼下に見えてきました。
この辺りから、階段はなくなります。滑らないよう要注意!

ところで、なんで御蓋山(三笠山)って言うんだと思う???

正解は・・・
頂が3つあるんですよ。3つ!

ヒーヒーハーハー登りきって、頂上!って思ったそこは、一つ目の頂。
視線の先にはまだ二つ目の頂きが見えます。
見えなきゃ降りちゃうんだけれど。。。見えちゃったから^^;
雲雀(多分)が鳴くのを聞きながら、頑張って二つ目の頂きを目指します。

ヒィーヒィーハァーハァー登りきって、頂上!って思ったそこは、二つ目の頂。
もういいよぅ。三笠を制覇しなくっても・・・なんてへこたれそうになった時、後ろから元気なしゃべり声が。。。
御夫婦でしょうか、サクサクっと登っていらっしゃいます。
うぅぅぅぅ。。。負けてられないじゃないですか。
飛び出しそうな心臓を押さえ、ぺったんこになりそうな肺に空気を入れ、最後の頂上、三つ目の笠を目指します。


これが枕草子に歌われた鶯陵なんだとか。三蓋山の頂上には古墳があります。
やっと頂上!!!と思ったら、古墳には更に盛ってあるんだ、土が!!

そんな訳で、ガッツリ本当の頂上まで登りました。
ヒャッホィ♪

古墳から下りてくると、二つ目の頂でオイラに活を入れてくれた御夫婦が登って来られた所でした。
この方角には生駒山、あっちの方には金剛山・・なーんて、奈良の街を示した地図(?)のトコロで、御夫婦さんと話が合っちゃって♪
いろいろ話していると、御夫婦ではなく従弟さんだったことが判明。
おばちゃんが奈良に住んでいらっしゃって、おじちゃんが千葉から京都奈良の観光に来たんだとか。
で、近くに来てるのに従姉に連絡入れなかったら怒られると思って連絡したら、やっぱりもっと早くに連絡してよ!と怒られて、今に至ってるとか(笑)

薬師寺の方角を見たけれど、伽藍はさっぱり解らず・・・唯一、垂仁天皇陵だけ確認出来ました☆

一緒に下山しましょうって事で、春日原生林の中を楽しくおしゃべりしながら降りました。
なんと!おばちゃん達、オイラが学生だと思ってたんだって!
いやいやすんごい年食ってます^^;と実年齢を白状すると、立ち止まってすごく驚いた後、ウチの息子が結婚してなかったら、是非欲しかった!!と言ってくれました。
マジでもったいないことしたなぁ(笑)
おじちゃんの息子さんとは10歳も離れてたので、オイラは良くても息子さんが可哀相なので丁重にお断りを(爆)
おばちゃんにはオイラのイッコ下の娘さんもいて、その子はゆきみちゃんって言うんだけれど、この世にいる天使ちゃんなのであります。ゆきみちゃんのお世話をしながら、趣味の山登りをされているんだって。おばちゃんはとっても大変だと思うけれど、ゆきみちゃんに元気づけられている事も多いんだろうな。だって、すっごく朗らかで素敵なおばちゃんだったから!
「あなたを連れて、奈良のいろんなトコロを紹介したいわ」と何度も言われました。いつかまたお会いしましょうね、なんて言いながらオイラはそのまま近鉄奈良駅へ、おばちゃんたちは春日さん方面へ向かうという事でお別れしたのであります。
メール交換しておけば良かった^^;
あぁ、いい出会いだったなぁ。。。また会いたいな。




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大遣唐使展

2010-06-15 11:24:19 | 呟き
ずいぶん前からチケットだけは手元にありました。
でもね、せっかく見るんだから、ゆっくり心行くまで見たかったんです。
で、本当は8日の検査後、大遣唐使展に行こうかなぁ・・・って思ってたんですが、仕事が入っちゃったので、大遣唐使展は時の記念日6月10日に行ったのであります。

平日なのでお休み取りましたが、いつも通りに家を出ればほぼ朝イチに到着するさぁ♪って思っていたのですが・・・

朝から、父とダラダラしゃべりながら用意をしてたら、予定より20分以上遅れて出発。
しまったぁ・・とか思いつつ、駅でせんとくん切符を購入するも、電車に乗ってすぐに切符が行方不明な事に気づく。
ひと駅戻って探すハメに。。。次の駅で降り、戻る電車の中でゆっくり探すと、鞄の中から切符が登場。。。(ぅぉい!)
見た後はどこ回ろう~なんて考えながらぼんやり切符を持ってたのが敗因です。

しかし、めげることなく大遣唐使展の会場へ。

微妙に、アレな人数(笑)
ゆっくり見るには多いし、かといって、ギュウギュウなほど混んでないし・・・みたいな。
まぁ、ちょっと並べば最前列の間近で見ることが出来たので、良しです。
イヤホンガイドを装着して、いざ観覧へ。

会場に入ってまず目を惹くのが、中国からいらした観音様と薬師寺から出張中の聖観世音菩薩様。並んで立っていらっしゃると、本当によく似てます。
大遣唐使展の目玉の一つでもあり、個人的にも思い入れのある聖観世音菩薩様ですから、じっくり双眼鏡も駆使して拝見致しました。
かなりの男前だった悲劇の人・有間皇子がモデルと言われる聖観世音菩薩様の方が小顔で超然とされてますが、ふっくらしたお体とお顔の感じの観音様はより親しみが感じられました。
ま、素材の違いもあるんでしょうけれど。(ブロンズと石仏)

入唐絵巻は、てっきり赤鬼仲麻呂くんが見られるものと思っておりましたが、1巻の遣唐使船に乗る真備・4巻の碁石を打つ真備(&ぬんちを調べられる真備・笑)の二場面でした。
仲麻呂ン希望だったんだけど。。。まぁ、真備も見たかったんだけどね。ちょっと残念。
ボストンまで行ったら見られるんだろうか。。。←行かないけど。

半跏の金の菩薩様も美しかったですね。
っつか、あの精巧な作りはすごいなぁ。
金ぴかさ加減や体のうねっとした感じが、ポタラ展で見た神様達とちょっと似ている気がした。

ほぼ一木彫の観音様もすごかった。
黒光りしてて、木とは思えない重厚さ。
一部乾漆も使ってるって書いてましたが、どこに使ってるのかさっぱり分からなかった(笑)

元々、書は良く解らないのでさらっと流す程度にしか見ないんですが。。。個人的に只今、真備近辺(?)に興味がありますので、吉備由利が願経した巻き物には魅入ってしまいましたね。っつか、願経ってのは本人が書いているのか、それとも別の人が写書したのか・・・(多分、後者だよね)

遣唐使たちが持ち帰ったものは、何も仏像やお経だけではありません。
遣唐使には学生以外にも技術者も多かった訳ですからね。そーいった工芸品にもスンバラは潜んでます。
個人的には、魚々子地の器(法具)がめっちゃ気に入りました。展示場所的には、入口に立って右隅一番奥の端っこにあったんですが・・・(←名前を覚えてません^^;図録で要確認です)同じ展示室に魚々子地の鏡もあったんですが、こちらよりオイラの心をとらえましたね。

頭にくーちゃん(孔雀)を頂き、怒髪した・・・あれは仏様なのか?軍人と書いてた気がする・・・めっちゃ表情豊かで可愛いんです!怒髪してるのに(笑)
像自体もそんなに大きくないから、ウチに持って帰れそうだったし(←オイ^^;)
図録で見てた時から目を付けていたんですが、生は更に更に可愛かった~♪
ポストカードがなかったのは非常に残念です。

独鈷を持った空海だったかなぁ。これも一木彫だったと思うんだけど、持った独鈷が手にくっついてないの。同じ木から独鈷は独鈷で彫り出され、手は手で彫ってある。技だなぁと思いました。

最後に、道真くんの品が展示されてて終わりなんだけど。
道真くんのイメージが、大宰府に配流された時のイメージしかなく、煌びやかな印象がなかったんですが、束帯とか結構宝石をちりばめたのがあって「やはりお貴族様だぁ」と再認識致した次第です(笑)

新館と本館の間にあるミュージアムショップにて、見つけたレゴ。

平城宮の朱雀門

遣唐使船

舳先にいる黄色い衣の人は、玄ぼうかな?(笑)

遣唐使にもなれます(爆)
オイラはお一人様でしたので、顔をはめ込むことが叶いませんでした。残念。←さすがに見ず知らずの人には頼めない^^;

ちなみにランチも食べました。
一度ここのランチを食べてみたかったんです♪葉風泰夢

選んだのはこちら、大遣唐使展にちなんだメニュー

その名も、真備炒飯セット(笑)

豆豉(とうち・黒大豆を発酵させたモノ)で作られた炒飯は、スパイシーな香りが致します。香りからはガッツリ濃い味を想像するんですが、食べてみるとあっさりしてます。
ぱらぱら炒飯でないあたりが、昔っぽさを感じます(笑)

蒸し物。シュウマイと海老餃子のセイロ蒸し。
そんなにアツアツでないのが、いいのか悪いのか(爆)
この後、ミカンのゼリー(寒天寄せ)がついて¥1200-・・・まぁまぁってトコロでしょうか^^

さて、この日はまだまだ先が長いです。
続きは次回に。






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がん検診

2010-06-14 15:53:18 | 呟き
6月8日お薬師様の縁日。
わざわざこの日を選んで、がん検診に行ってきました。
えぇ。生まれて初めてのがん検診です。
もーねーぇ。怖いのね。結果を聞くまで。
なので、お薬師様のご加護がちょっとでもありそうな縁日を選んで、検診を入れたのでございます。


個人的に一番怖かったのが、エコー。
時間がかかるのは「悪いのか?悪いのか?」って思っちゃうので怖くてイカン。

あと魂抜かれるかと思ったのはマンモね。
乳なんて無くなってしまえ!って思うくらい、痛かった。普通噂って、聞いてたより痛くない・・とか、思ってた以上に辛かった・・とか、予想を裏切ることが多いでしょ。マンモは「噂通り想像通りの痛さ」でしたね。出来れば、二度とやりたくない^^;

いろいろドキドキだった胃の検査。初めてって事でカメラではなくバリウムにしたのですが(オススメされたので^^;)、これは楽勝でした。
バリウムぜんぜん普通に飲めたし。

ほかにもいろいろしたけれど、まぁ、強烈な感想があったのは3つでした。


もーちょっとしたら、検査結果が出るのです。
このブログが、闘病ブログにならない事を祈ってて下さいませ。
オイラも切に願っている。




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光の絵巻

2010-06-11 15:44:18 | 好き・応援
CHICAGO観劇の後は、一気に奈良は西ノ京へ。
6月5日6日と1300年祭にちなんだ『光の絵巻』を開催しているからである。

基本、煌びやかなライトアップを好まないオイラであります。
光の絵巻とゆーネーミングにちょっと首を捻りながらも、薬師寺だしって事で行ったのであります。
ギリギリまで同時開催の、大沢たかおさんの朗読劇「義経」のチケットも探しておりましたが、結局見つけることは出来ず。。。絵巻のみと思って参戦したのでした。

西宮から西ノ京まで、まっすぐ行くと少々時間が余ります。
なので西ノ京についてから、かねてより行きたかった場所「池越しの薬師寺」を見に行くことに。
西日を浴びて、塔が輝いているのがTOPの写真。
しばらくして陽が落ちると空は薄紅に山は紫に染まり、山の端がくっきりと。

風が水面を撫でるので池に塔の写り込みはありませんが、素晴らしく素晴らしい風景です。この勝間池(大池)がいつからこの場所にあるのか解らないけれど、古代からあるんだったら・・・ずっと薬師寺を映して来たのかと思うと、気持ちがトリップしちゃいますね(笑)

数人のカメラマンさん達が、シャッターチャンスを狙ってました。
ご近所に住んでいらっしゃるという、カメラをぶら下げ犬のお散歩中のおじちゃんと仲良くなりまして、いろいろお話聞かせて頂きました。
薬師寺のビューポイントなんかを聞きつつ、おじちゃんとお散歩。おじちゃんすっごくいい人で、薬師寺の南門まで送って下さいました。
人との出会いに乾杯です^^

さて、陽が落ちて少し経ち、いい具合に暗くなってきてます。
燈籠には火が灯り、既に大沢さんの朗読は始まっております。

大講堂前の特設会場で語られている大沢さんの声を聞きながら、先ずは本堂へお参りに。
  
あぁ。献灯に浮かぶお堂の美しい事。
語りのチケット取れなくっても、ぜんぜんOKだぁ。。(聞こえてるし。)
非常に心満たされつつ、お薬師様達にご挨拶。

そして東院堂で行われている光の絵巻へ。
初めにも書いたように、レーザービーム的なライトアップは嫌いなんです。
赤や緑やキラキラしすぎるライトアップが多い昨今です。(否定はしてませんよ。好みの問題ですから)
ドキドキしつつ東院堂へ向かうと・・・

幻想的な光をまとった東院堂がそこにはありました。
ガラスを貼った(と思われる)ボールが縁下にあり、そこに当たる光は穏やかで、雲海に建つお堂に感じました。
壁には無数の点の光。
そう。東院堂の中で行われる光の絵巻は、プラネタリウムだったのであります。

15分程の短い時間。
順番が来て中に入る。
陽がすっかり暮れ、扉を閉めるとお堂の中は「闇」です。
そこにふうわりと光が浮かび、気付くと宇宙の真ん中にいる感じに。
代り立ちの聖観世音菩薩様の光背(これはもともとの聖観世音菩薩様のもの)に無数の星が写り、キラキラと本当に輝いて見えます。
星がお堂の中を動き出す。聖観世音菩薩様に光が深々と降って来る。自分の後ろの壁に浮かぶ星はざぁ...っと浮き上がる。
自分が昇華され、聖観世音菩薩様の元へ降り注がれていくような感覚。
不思議なことに、プラネタリウムの星は光背にも観音様にも当たっているハズなのに、おからだがブロンズ(黒い)の為かお厨子に入っていらっしゃるからか、光はほとんど吸収され、星降る光背にシルエットのお姿・・という風に。(回りの四天王とかには、キラキラと星が当たっております)
いや~。ホンマ、スンバラでございます。
ってか、これ考えた人、天才!!

大沢さんの語りの間は非常に絵巻は空いており、10人程度で宇宙を満喫出来ました。
2回も見ちゃいました。
1回目は大谷徹奘執事様がお知り合いの方と一緒にご覧になっておりました。
2回目は安田奘基録事様が一人でぽつんとご覧になってらっしゃいました。
ホント薬師寺っていつもどこかにお坊様がいらして、上手くするとお坊様と一緒に何かを楽しめるのでいいなぁ・・と思う。
一回目と二回目の間に、中門にペタンと座り込んで朗読に耳を傾けながら空を見ると、そこにも星がキラキラ。
多分北斗七星だと思う。中門の屋根越しに見えて、何だか嬉しかったなぁ。。。

あ、ちなみにこの絵巻、ネスカフェさんが特別協賛だったので、無料でコーヒーがいただけちゃいました。入れてくれたおねーさんがコレマタ可愛かったんだな♪


9時前には朗読も終わり、お客さんが絵巻を見るために並びだした。
オイラは混み混みの東院堂から逃げ出し、金堂へと移動。
途中で生駒基達執事様にお会いしたので、ご挨拶をしたついでに前から聞きたかった事を質問してみた。
会場や人の流れのチェックなどでお忙しいのに、足を止めてこちらを向き、しっかり聞いて下さいました。生駒師はつたないオイラの問いかけに丁寧に答えて下さり、オイラの胸のつっかえはすぅっとなくなったのであります。
有難や~。。。
ますます薬師寺ラブなオイラになったのでありました。

さて、9時でイベントは終了です。

明日に備えて、おしまいの準備をする薬師寺の方達。
オイラもお礼を言いつつ、薬師寺を後に。
駅に向かおうとすると、「玄奘三蔵院の拝観がまだ出来ますよ」と高次喜勝師が帰る人たちに声を掛けて下さっていたので、らっき~☆とばかり夜の玄奘三蔵院にもお参り致しました。


こーして動き回りの一日が終わったのでした。




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CHICAGO

2010-06-09 22:32:23 | 呟き
6月5日マチネ CHICAGO観劇


和央さんと隆一くんが観たくて見に行った前回のシカゴ。ほんで米倉さんカワイー(*^o^*)ってなったんですが、今回も米倉さん可愛かったです。
腹話術のシーンが非常に好きですo(^-^)o

和央さんのやってた役は外人さんでしたが、とってもカッコ良くって素敵でした。
米倉さんってスタイルばちぐんなんけど、外人さんのスタイルの良さにはボリュームとインパクトがありますよね。並ぶと一目瞭然でした。


今回も森実さん可愛かった~(*^o^*)
つか、アミアミ衣装にドッキドキ(笑)オヤジモードになっちゃいます。


ストーリーは、まあ、あれですね。特に気にする点もなくf^_^;娯楽って感じ。
でも場面の見せ方は好きだな~♪舞台らしいとゆーか、空間を上手く使ってるなって。


どーでもいいけど、髭付き賢也くんが、三上さんちっくだと思った(笑)




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絹の靴下

2010-06-08 18:13:30 | 舞台関係
6月4日ソワレ 絹の靴下

湖月わたるさんが好きなんですよ。
ヅカ時代はあんまり知らないんですが、退団されてからの湖月さんがごっつ好きです。
役柄的に乙女乙女してないのも好きな理由かも。
ともかく、湖月さんの舞台って事で観に行ったのがこの「絹の靴下」なのであります。

時代背景的に非常に重いソ連をテーマにしているのに、このコミカルさは何でしょうね。
ソ連の厳格さを皮肉って笑いに転じているトコロが、妙に痛快なんだろうなと思います。
見てて重々しくないから、スカッと楽しかった♪
唯一納得いかなかったのは、曲のアレンジ。作者的にはあの怒りは当たり前だと思うんだけど^^;

絹の靴下の見どころは、主役の二人の心模様だけでなく、なんつっても連れて帰りたくなる位の可愛さの神田くん。飽きずに見ていたい顔芸の伊礼くん。絶妙な間を逃さない戸井さんのヘンテコ諜報員トリオではないでしょうか。(ん?諜報員ではないのかな?)
神田くんなんて、パンフの写真からして可愛いのら。
オイラ神田くんファンではないけれど、今回はヤラレチャイマシタ(笑)

基本的に現実的に無理って展開の物語には、難癖付けちゃう性根の曲がったオイラですが、ここまでスカーンと大どんでん返ししちゃうと許せます(笑)

物語の後にはレビューもあって、なんだか宝塚を観ているような気分にも。

絹の靴下は楽しくって面白くって少しだけキュンとして、良かったでありんす。





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