ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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むかしむかし象が来た

2008-10-31 11:52:29 | 舞台関係
すんごい久しぶりの四季観劇です。
最後に見たのは・・・ジョン万でしょうか。数年ぶりな気がする^^;
今回もファミミュ♪

姪っ子あー介さんとあーママとともに観に行きました。

ファミリーミュージカルって、意外と好きなんですよね。
物語がわかりやすいってのもいいし、明るい感じなのもいい。

あー介さんはちゃんと観れるかな?と少し心配しておりましたが、ちゃーんと観ておりました。
1幕ラストの山越えの浄瑠璃風のアタリはちょっと落ちてましたが^^;
オドロオドロしい、忍者のシーンは怖がるかと思いきや、むしろ身を乗り出して観てましたね。どうやら、ダンスが好きなようです。(行く末はアンサンブラーかもなぁ・・・)

お話は悲しい結末だったけれど、九郎衛門がみんなに愛されて、また、大切な人のために力の限り生きて、じんわりと心が熱くなりましたね。
象さんって頭がすごくいいから、3回見た人の顔は忘れないって言いますよね。マハラジャの時代に、意地悪した大臣を踏みつけに行ったなんて話しも聞きますし。
そんな象さんの賢い部分が沢山描かれたお話だったなぁと思う。
そして、人々の心も多く描いてましたよね。

ロビーでお見送りがあったのも嬉しかった♪
あー介さんは、人見知りが激しいから怯むかと思ってたのに、ちゃっかりザクザク気に入った役者さんへと握手しに行ってました。
忍者のお兄さんとも、雪のお姉さんとも、ひろめ屋の川口さんとも、みよちゃんとも、太郎坊ともがっしり握手してましたよ^^
ただし、太郎衛門の青山さんは背が高いからちょっと怖かったみたい(笑)

ボーイ・フロム・オズ

2008-10-30 14:39:58 | 舞台関係
ちょっと前の話ですが。
10月24日は京ちゃまにお誘いしてもらって、一緒にボーイ・フロム・オズを見に行きました。
V6の坂本君主演のミュージカルですね。
かなり良いと聞いていたので、是非是非いきたいなぁと思っていたので、ホント誘ってもらえてラッキーでした。


物語はピーター・アレンの生涯を綴ったもの。

詳細は省きますが、一番良かったのが子役!
めっちゃ素敵なタップで魅了してくれました*^^*

あと、ママ役の今さん。
どんなことがあっても息子を見つめ続け受け入れ続けるママ。
彼女のおかげで、ピーターは成功したんだなぁって思いました。

今回のこのミュージカル、本来の第一目的は松原君が出てるので。ってことだったんだけど。
もちろん松原君も素敵でした。
ピーターの相方をしている時は、歌も出番も多くて♪後半コンビ解消後も、女装でロケットに参戦してたりするので見てても飽きません。
ってか、女装がかなり美しくって良かったわ~*^^*

個人的なサプライズとしては、小牧さんがアンサンブルに入っていたこと♪
女性アンサンブルが多かったのと、鬘の多様で見つけられなかったシーンも多かったと思うけれど、ピーターが客席から一人舞台に上げる時の3ガールのワイルドこまっきーとラストの羽根を頭にのっけてたのが一番好きだな~♪
今年は小牧さんを観ている確立が高いかも^^

あとね、忘れちゃいけない鳳さん。
この人はすごいですね。
初めて観たんですが・・・とにかく目を惹く。あの存在感ってすごいです!!


主役の坂本君、歌もすっごく上手いし大満足でしたね。
途中からイ・ビョンホンに見えてきた私は、目が悪いんでしょうね。なんか、似てるなーって思ってたんですが^^;
衣装の早換えもいっぱいあり、どんなに着込んでんねーん!って突っ込みたくなるくらい着込んでも、めっちゃ細かった・・・。
並んだ時のIZAMがめっちゃごっつく見えたのはナイショ。。。(笑)

個人的に苦手だった紫吹さんも、今回は大丈夫だったし。
途中から紫吹さんは沙也加ちゃんに見えたし(笑)目が似てたのだ。

もー私の目は腐ってる^^;


そんな訳で、楽しい舞台でありました。

10月はハロウィン

2008-10-22 13:29:03 | 呟き
グリムスの木がハロウィン仕様になっております。
かわいぃ~^^

ウチのジャックとは大違い。
でも、ま、ウチの子も可愛いんですけどね~(←親ばか・・・って、親じゃないし!!)
ウチのジャックはハロウィンでありながら、赤い羽根募金まで推奨しちゃうんだもん。
すごかろ?
ジャックの本来の性質とはかけ離れてるけどね(笑)
死後ランタンになって玄関を明るくするだけでなく、人の温かさを灯すのも良いんでない?(なんつって)

特に、ハロウィンだからと何をするわけでもないけれど・・・
やっぱりお祭りは楽しい♪

男前の日

2008-10-20 17:46:45 | 呟き
昨日、親戚の一周忌の法事があった。

前日に大きい方のお骨は本山の廟(?)に入れていただき、この日は小さいお骨を永代供養に収めていただくとの事だった。
お寺のご本尊の前で経を上げてもらったんだけど、この日、ご住職は急なお葬式に行かなくてはいけなかったので、若ボンちゃんがお経を上げてくださった。

お葬式の時には、おっさん(和尚さん=ご住職)がお経を上げた下さったんだけど、けっこう『和尚さん』ちっくなお顔の方だったの。
今回の若ボンちゃんは、おっさんの息子さんなんだって。

ちょっぴり三白眼の男前でした。
声もね、よく響く声でね。
若いのに、しっかりしたお坊さんでした。
やっぱ、お坊さんは好々爺か朗々とした声の持ち主がいいですね。(あ、邪?)



そして法事も終わり、お食事に。
父方って、ほとんど交流のない親戚だったんだけど、ここ数年・・・お葬式がらみで顔を合わすようになったなぁ・・・微妙な気分。

お食事会場まではマイクロバスを出してくれてた。
このバスの運転手が、めっちゃかわいい系のお顔の人だった。

うーん。この日は男前づいていたな♪と、ちょっとホクホクしたのだった。
目の保養になりました。
お食事会では、進められるままに飲んでいたら、結構呑み過ぎてたかも^^;


故人を偲びつつ・・・
がやがやと、なんだか楽しい法事でありました。

ルルドの奇跡

2008-10-18 17:22:21 | 舞台関係
10月12日は『ルルドの奇跡』を観てきました。

ルルドといえば、南フランスにある小さな村の名前なのですが、この場所は「ルルドの泉」として、広く世界で有名な場所でもあります。

この村の存在を知ったのは中学生くらいのころでしょうか。いや。小学生の高学年だったかな?とにかくそのアタリ。
以来、ずっと心の奥で行ってみたい場所となって沈んでおりました。
舞台があると知って、イチもニもなく飛びつきました。



現在のルルドに巡礼に来ている多くの列に、一人の少女が加わります。そこから時代が19世紀にさかのぼる。
ルルドと言うこの小さな村に住む貧乏で体の弱い14歳の女の子ベルナデットが、薪を拾いに行ったときに洞窟で白い服に青い帯をした女性に出会ったことから物語りは始まります。
女はベルナデットにしか見えず声も彼女にしか聞こえません。
その女性は人々がここに来ることを望む・聖堂をこの地に立てなさいなどの言葉ベルナデットに伝えます。
この言葉を村の人や神父様に伝えるベルナデット。
初めは信じていなかった村の人も少しづつ彼女を信じてゆきます。
市長など権力者に洞窟へ行くことを妨害されたりしますが、それでもベルナデットは女性と約束したからと洞窟へと通います。
2月11日に初めてベルナデットの前に現れてから、最後の7月16日までに計18回、その女性は彼女の前に現れます。
初めは名前を名乗らなかった女性であるが、ある時『私は無原罪の御宿りである』とベルナデットに名乗ります。この名は教会用語で聖母マリアを指す言葉で、無学なベルナデットが名を言い、またその意味を知らなかったことから、それまで女性の存在を認めてはいなかった教会も聖母マリアであると認めることとなる。

洞窟でベルナデットの触れた場所から泉が湧き出し、その水に触れた盲目の人の目が見えるようになったことを皮切りに、次々と泉の奇跡によって病が治るものが現れます。
この奇跡は瞬く間に広まり、ルルドは一躍有名になります。

ルルドが有名になればなるほどベルナデットも有名になり、ベルナデットはルルドで穏やかに住むことが困難となった。
22歳の時、ヌヴェールの修道院に尼僧として入り、看護に従事し、マリア様を信仰し静かに暮らしていたが、持病の喘息と結核が元で、また、カリエスもひどく35歳の若さでこの世を去った。
聖母マリアは彼女と出会った一番最初に、「あなたはこの世では幸せにはなれないが、次の世で幸せになるでしょう」と告げていた。
ベルナデットは修道院の地下に埋葬された。

彼女の死後30年して彼女の墓が掘り返されたとき、なんとその棺の中のベルナデットの遺体はまったく腐敗しておらず、美しいままであった。
この奇跡を目の当たりにした教会は、彼女を聖女の列に加えた。
ベルナデットの遺体は現在、薄蝋でコーティングされ、ヌヴェールの修道院に誰もがお参りできるように安置されている。



主役ベルナデットを演じた浦壁多恵ちゃんの透き通るような歌声が印象的な舞台であった。
可憐な多恵ちゃんのベルナデットは、か弱く非力でありながら、純粋で信じる力が誰よりも強かった。
小さな多恵ちゃんが、とても大きく感じられた舞台でした。

また、脇を固める神父の宝田さんや医師の今井さん、市長の光枝さん、夫人の美八さんも素敵で、本当にいい芝居だったなぁと思う。
むくむくぶわっと大きな感動はないんだけれど、ベルナデットの起こした奇跡にじんわり感動する。
個人的には、マリア様はベルナデットを現世では幸せにはなれないとおっしゃったが、そうかな?と思う。
凡人は見えない奇跡は信じられない。身体的にも精神的にも触れられるものに幸せを感じる。
確かに、ベルナデットは肉体的には親兄弟とも遠くはなれ病で没し不幸だったのかもしれない。しかし、目に見える奇跡ではなく、無条件に信じるという奇跡をベルナデットは得ている。彼女の魂は幸せだったのではないかと思う。


ラストには、現在のルルドの町となる。
多恵ちゃんが町の人と話し、ルルドの泉へと向かう列に参加する。

キンタのお顔

2008-10-17 15:14:10 | 舞台関係
サイゴン記事と相前後しちゃいますが、10月10日は『THE WINDS OF GOD』を観に行きました。
2年前に観た時にすんごくいいお話だと思ったので、今回の申し込みの時には何人かに声を掛けてみた。
で、京ちゃまとご一緒観劇となったとのです。

開演前に、「隣でグスグスとうるさいけど、ゴメンネ」と先に謝っておく。
だって、絶対泣くもん。

案の定、神父様やキンタが登場したとたんウルウルしてきちゃう。ってか、ウルウルするの早すぎ!!
ま、さすがに直ぐには泣き出さないけれど、じわ~っとほろ苦さを感じつつ物語が進んでいく。そのうち、どっぷり物語りに浸ってしまい、ほろ苦さが消える。

キンタの表情が福元少尉に重なって行くのは、山本少尉が特攻に行くことが決まってからのような気がする。
キンタは根が素直な人だから、見たものを見たまま、感じたものを感じたまま受け止める。
兄貴は運命に逆らうように、見たものを感じたものを「いや違う。俺は俺だ」と否定しようとする。
もしかするとそういった違いが、現世での生死を分けたのかもしれない。

何度観ても、キンタが好き。
紙飛行機を飛ばしているキンタも、お豆さんの皮をむくキンタも、特攻に志願したときのキンタも。
意思の強い福元と兄貴にべったりのキンタの共通点は、まっすぐな瞳だと思う。

最後のフライトのとき。
舞台だから青空なんてないんだけど。
机と椅子を組み合わせただけだから、戦闘機なんてないんだけど。
二人の乗るゼロ戦が、青空に舞い上がる瞬間がとても好きかもしれない。


最後の今井さんの舞台挨拶。
前回同様、この芝居ができる・しなければいけない状況に対して警告をしている。
世界に点在する戦争やテロに対してだけでなく、以前にも増した「普通」の人が起こす凶悪犯罪。
今井さんの言葉は激しくストレートだけれど、本当に大切なものを守る気持ちを忘れるなってことだと思う。
それはもしかすると、「痛みを知る」ことかもしれない。
「許す」ということかもしれない。
「痛みを感じず」「許せない」気持ちが満ちたとき、戦後から戦前になってしまうのかもしれない。

個人的に・・・カテコの時に、花束贈呈はめっちゃ好き*^^*
花に埋もれた今井さんと、花の水をこぼしつつ歩いていた重松さんが印象的。
あー・・リスさんに花束渡してみたいわん*^・^*(←ヘタレなので、本当には渡せないけれど^^;)

サイゴン マイ楽

2008-10-15 15:57:32 | 舞台関係
ミス・サイゴンも残すところあと7日となってしまいましたね。
オイラのマイ楽は10月11日でございました。

全員を見られたわけではないけれど、結構網羅したほうだと思います。
マイベストキャストを発表~
あくまでも、オイラの個人的感想で、嫌とかそーゆーのではナイです。おおらかな目で見てくださいませ。


■エンジニア
べっしー=さとしさん>筧さん
初っ端に見たのがべっしーエンジニアだったので、オイラのエンジニアのベースがべっしーになっていると思う。市様エンジニアを見ておりませんので、現状はこんな感じかなぁ。
初めは、さとしエンジニアはちょっとやりすぎ感があってうーん・・って思ったんだけど、もう一度観てみると、そんなにやりすぎでもない感じになってたのでべっしーと並んじゃいました。オイラの中でさとしさんはスロースターターかも。
筧さんは演技はいいんだけど、歌がちょっと苦手な役者さんなので、そのせい。本当に好みの問題。

■キム
ソニンちゃん>知念ちゃん>聖子ちゃん=玲奈ちゃん
ジョンの歌う「こんな愛に生きる女」の歌詞にピッタリなのはソニンキムだと思う。
それに対し、知念キムは母親が勝っていて泣けた。
聖子キムと玲奈キムは、さすがに歌は聞かせてくれるんだけど、なんてゆーか・・・横柄な言い方かもしれないけれど、無難なキムだな・・・と。

■クリス
芳雄君>藤岡君>原田君>照井君
初めね、芳雄クリスより藤岡クリスのほうがGIっぽくていいな♪って思ったんだけど。今でもGIっぽいのは藤岡くんなんだけど、クリストファー・スコットとしてはやっぱ芳雄君が一枚上手だね。
ってゆーか、藤岡クリスはジョンとキャラがちょっと被っちゃうんだよねぇ。
原田クリスは歌はいいの。もービジュアルのみ。。。若い^^;どーしてもエレンとのシーンで違和感を感じちゃうんですよね。
照井クリスは悪いところがない。ないんだけど、歌にパンチ(一種の癖)がないんですよねー。もう一息、何か癖がほしい。

■ジョン
坂ケンさん>きっしぃ>岡さん
ブイ・ドイは断然きっしぃジョンがいいんだけど・・・ジョンとして見た時に、坂ケンジョンが一番「ジョンらしい」と思った。クリスは人生をエレンとやり直そうとしたわけだけど、ジョンは赴いていたときの自分の罪を見据えた仕事に就いたわけで。要は悔い改めたってか。何か自分の犯した罪を償うというか。
坂ケンジョンは、ぜったいいっぱいブイドイを産ませてしまってるっぽい。
きっしぃジョンは真面目っぽいので、間違ってブイドイができちゃってた!って感じ。
岡ジョンに至っては、多分ブイドイ出来てなさそう・・・
(サイゴンでの女の抱き具合比)

■エレン
ほのかさん>シルビアさん>浅野さん>RiRiKAさん
クリスと並んだときに、どのエレンも姉さん女房に見えちゃうんだよね。そんな中、照井クリスとならんだほのかさんはめっちゃいい感じで。(←違う人と思ってた節あり!すみません^^;)
どのエレンも基本「戦うわ」って感じがしなくって、最後に見たときにほのかエレンのみ、「自分の為に戦うわ」って感じがした。

■トゥイ
イズミル>神田君>石井君
マリウスな印象しかなかったイズミル王子。ガシャンとイメージをぶっ壊してくれました。めっちゃいいですね。恨み節の中にキムヘの熱狂的な愛があって。
本来一番トゥイっぽいかなと思うのは神田トゥイ。親が決めたからっていう融通の利かない(いや、これって国民性だよね)一途さがよかった。幽霊トゥイの祭壇を降りる姿が一番きれいなトゥイだと思う。イズミル王子とは近差で時点なの。
石井トゥイには恨み節が強く感じて、ちょっと苦手だったなぁ。。。でも、一番ベトナム人っぽい気はする。

■ジジ
菅谷さん>池谷さん=桑原さん
実は、ジジってあんまり・・・^^;どーしてもこのシーン、胸や足に目が行って注意散漫なのよ~(←モーレツに駄目人間ダメオヤジ)
そんな中で、お顔が好みなんです。菅谷ジジ。こんな理由ですみません^^;


マイ楽を観劇して感じたのは、クリスとエレンは自分たちの心をすごく語っていて(自分を見ている)、キムはクリスへの想いとタムへの想いを語っていて(相手を見ている)。登場する人それぞれの想いの方向性の違いってのが心に残った。
どれが正しくてどれが間違っているとかはなく、こうせざるを得なかった戦いがもたらす歪をうまく描いているなぁと。
気持ちの掛け違いも、出会いの掛け違いも、運命の掛け違いも。

サイゴン、奥深いっす。

カンパニーの皆様、一足早いお礼ですが、ありがとうございました。
千秋楽まで、頑張って下さい!!!

そして、博多・・・ですね(ニヤリ)