オイラは春日さんとか近所の神社とかお薬師さんとか行ってるけれど、N田は年明け一発目のお寺だったようで、ある意味、遅れ馳せながらの初詣となりました。
共通一次の2日目だったこの日。
ニュースで注意を促すほどの寒波でしたね。
京都も例に漏れず、盆地の底冷えを遺憾なく発揮しておりました。
しかし、雪景色を見たいと以前から言っていたN田にしてみれば、この日のこの気候は打って付けなのです。
当初は六波羅→建仁寺とお参りする予定を急遽変更。
雪の清水さん詣でと相成ったのであります。
屋根に残る雪が映える仁王門。
足元に雪がないのが有難いですね。
境内のいろんなところで修復の工事がされておりますが、清水の舞台は修理が終わっていたようです♪
山茶花にもフカフカの綿帽子。
柵の上にも積もった雪が凍っております。
なんだかちょっと雪があるだけで、風流な感じがしますね。
ドカ雪ではなく、木々にうっすら降り積もっている様がなんとも良い。
ふわふわと、風花が舞っています。
坂を下りかけて、「そうだ!田村麻呂を祀ったお堂!!」と、坂上田村麻呂の存在を思いだし、来た道を戻るオイラ達(笑)
お堂の場所が解らなくて、最初はスルーした地主神社にもお参りしたさ。
それでも解らなくって、地主神社の社務所の方に聞いたけど、「下のお寺で聞いてください」とのこと。
同じお山にいても、すぐ近くのことでも知らないんですね。ちょっとビックリしました。
清水さんの方に尋ねるとすぐに解りました。
最初っからそうすれば良かったんですね。
無事、田村麻呂様にもご挨拶できました。
「ようやく来ました。有難うございます」とお参りしていると、さぁっと光が差して来たのが嬉しかったです♪
坂上田村麻呂といえば、陸奥国の蝦夷平定の立役者として有名ですね。
なぜ清水さんに田村麻呂のお堂があるのかと言うと、彼が奥様の安産祈願の鹿狩りに音羽山に入ったところ、ここで草庵を結んでいた賢心と出会い観音様の道を諭されます。観音様の教えに深く感銘し仏法帰依した田村麻呂は、ご自分の邸宅を仏殿に寄贈したのであります。
なので開山堂=田村堂となっているんですね。
ずっとお参りしたかったので、清々しい気持ちでした。
そして蝦夷といえば忘れてはならない英雄がいますね。
田村麻呂をして、助命嘆願をさせた男。
阿弖流為。
阿弖流為と母禮。この二方の碑も境内にあります。
以前牧野公園にある首塚にお参りしたことがあります。(このあたり参照 → ■ ■)以来、来なきゃな~と思いながら放置していた清水さん。ようやくホッとしたのでありました。
清水さんで思わず時間をかけてしまったので、急いでお昼と取ることに。
お昼のお店を探しつつ、お土産なんぞも購入。
川勝のお漬物を買ったお店のおばちゃんと妙に話が合っちゃって(笑)おばちゃんのご好意でキュウリバーを1本頂いちゃた♪
N田と仲良く半分こ。お腹すいてたので、瞬殺で食べちゃいました(爆)
おばちゃん、ごちそうさまでした!
さてお昼ご飯に選んだのは、建物が歴史建造物である五龍閣の夢二カフェ。
お豆腐のサラダ。なんか、ピリっと辛かったのが食欲をそそります。
オイラは白味噌の京野菜パスタ。N田はハンバーグをチョイス。
野菜がシャキシャキホクホクで美味しいです。
但し、小芋さんは激アツなので要注意でした(笑)
飲み物はプレーンの豆乳HOTをチョイス。N田はコーヒー。きな粉の野菜カステラ付き♪
プレーンの豆乳は食後の飲み物とゆーよりは、食事の続きって感じでした。
この日の京野菜はコレ。
蕪、金時人参、ごんぼさん(牛蒡)、万願寺、小芋 だと思う。
よくしゃべり、よく食べたので次の場所へ移動。
途中で、めっちゃええ香りが・・・
香りを辿ると、蝋梅が咲いてました。
ほんま、地味な容姿から考えられない芳しい香り。
・・・しばしうっとり(*´д`*)
写真を撮り忘れましたが、次に向かったのは六道珍皇寺。
っちゅーか、六波羅目指したら先に珍皇寺さんに着いたんだけど(笑)
珍皇寺さんは、小野篁様が冥界に行かれる入口のお寺として有名ですね。
え?篁様を知らぬだと?閻魔様の補佐もされてた方だぞぃ。
N田は晴明さんのエピソードとちょっと混同してました(笑)
ここでは少しお坊様とお話もできて楽しかったです。
なにより一番テンション上がったのが、ご本尊様がお薬師さんだったこと!!!
いやー。御開帳の時にまた行きます!!と約束しちゃったぃ。
珍皇寺を出て、六波羅蜜寺へ向かう。
途中で見つけた素敵な場所。
ハッピー6原
時間があれば、絶対散策してました。今回は時間がなく断念。(っち)
六波羅に着いたのは4時前でしょうか。
宝物館が先に閉まるとのことなので、急ぎ空也様に会いに宝物館へ。
あぁ、何度お会いしても頭が垂れる空也様のお像。
南無阿弥陀仏が目から耳から入ってくるようです。大好きなお像なんですよね。
もちろん、清盛様もお素敵ですし(←清盛好き)鬘掛地蔵様のスックと立たれたお姿も大好きです。
あぁ、お寺ってイイですね。
宝物館を堪能した後、遅れ馳せながらの本堂へ。
内陣との境界のところの、なんちゅーの、あれも欄間っちゅーのん?
そこに丸い穴が空いていたので、気になって聞いてみました。
すると、ご結縁の組紐を通す穴だと思われがちですが、懸仏があった名残なんだそうです。古くなって危ないので取り外されたんですって。
なんでも聞いてみるもんですね。
六波羅もゆっくりお参りし、そろそろ帰路へ。
本堂で冷えたので、京都六波羅saganさんでお茶をする。
オイラはホットほうじ茶ラテを注文。
ランチも美味しそうだったしワインが飲めるようなので、今度ゆっくり行ってみたいかも。
↑ 次は春の三井寺詣での予定。疎水の桜を楽しむのであります。ポチよろしく☆
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