ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

スミレ刑事の花咲く事件簿

2011-05-31 13:53:19 | 舞台関係
5月12日、14日 スミレ刑事の花咲く事件簿 観劇

水夏希さん、ヅカ退団後初の舞台です。
この物語は、小説+映像+舞台が連動したプロジェクトで、水さんあて書きの物語であります。
なので、「水夏希」というイメージを保ったまま描かれているんですね。もちろん、多少の「役」な部分と、男役→女性という違いはありますが。舞台上のイメージをそのまま引き継いでいることは確かだと思います。
そして、男役という制約がない分、奔放な演出がなされているような気がしました。

物語自体は、特に感動!とか勉強になる~っと言うことはありません。
もしかすると、全編(小説、映像を含める)と、もう少し奥深い何かがあるのかもしれませんが、お芝居の部分だけでは、そこまで深く掘り下げてまいませんね。
むしろ、エンターテイナーな要素の方が濃い。

1幕自体がお笑い担当って感じです。
パンフに書かれてましたが、緻密に計算された偶然ではない笑いを提供しています。プロデューサーズもそうだって言ってましたよね。アドリブで得られる笑いではなく、お客の笑いも演出の一部(計算された演出によって導き出される笑い)なんですね。この舞台の笑いも同じだったようです。

で、ドッカンドッカン笑わせた1幕とは違い2幕は事件の謎解き。。。
スミレ刑事の過去を絡めながらの謎解きなんですが、ちょっとここでお涙ちょうだいを狙いすぎかなぁと。。。^^;
今回の事件とスミレ刑事の過去とが、オイラ的にはそんなにリンクしないと思っちゃったんだよねぇ。

でも、軽快で面白くって、ちょっとしんみり出来るいい舞台でした。
個人的には大好き^^

芝居の間中、「元ヅカ男役トップの水夏希」だった水さんが、ライブ(ショー?)の時にはイキナリ女性っぽく感じて、お!って思っちゃった。
なんだか笑顔にね、女性らしさを感じたんだよね~。
すっごく新鮮な気持ちになりましたわ(笑)


今回のお芝居を見て、ヅカの時には思わなかったことを感じました。
それは・・・
もしかして、水さんってマキノさんのお芝居に合うんじゃないの?って事。
マキノ作品でいい味出しそうだなぁって、すっごく思ったんです。
是非、マキノさんとコラボってくれないかしら???






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MITSUKO

2011-05-23 17:43:45 | 舞台関係
観劇感想やら、出かけた内容とか、いろいろ滞っております^^;
チビチビとアップして行くつもりですが、どうなる事やら(苦笑)

感動がすでに薄れがちですが^^;
記憶に新しいMITSUKOの感想を。

5月17日ソワレ MITSUKO 観劇。

2010年3月に「Frank&Friends」で見たMITSUKO。
このとき、絶対本編も見る!と決めてました。
実のトコロ当時、歌にはズッコケ(死語)たんですがね、それ以上になんだか揺さぶられるってのかな、、、感動したことを覚えてます。
なので今回はとっても楽しみに、期待も大きく挑んだのであります。(その割に、当日まで日程を18日と思ってましたが^^;)

結論から申しますと、すっごく良かったです。
でも、物足りなさもあったのです。
ここから多少のネタばれです。ご注意ください。

個人的には、マテさんの歌の弱さが気になりました。
日本語だと、音(楽譜的なではなく、日本語の音)の並びの関係上、本来の声量が出ないのかもしれませんね。
日本語で演じて下さっているので、とっても解りやすいし、きっと本物のハインリッヒもこうやって光子に語りかけたんだろうと思うんです。
でも歌はやっぱりマテさんの迫力を期待してしまうので、日本語でなくてもいいかなぁ・・・と。思っちゃいました。
あとね、2幕は全く出てこないのも淋しかった。
光子が回想するとかさ、光子が亡き夫に語りかけるとかさ、最後光子を迎えに来るとかさ。そーゆー、ちょっとファンタジックな演出があってもいいんじゃないかなぁ。。。と。
だって光子のラストは、如何にも日本女性の頑固な意固地な部分ばかり目立ってしまって、う~んとなっちゃうんですもの。
事実、実の子供たちがそう証言している訳ですが、ミュージカルとしてはそこはぼかしてもいいかなぁって。
多分、物語色より史実に忠実なのだろうと思います。そこがオイラ的に物足りないのかも。実在人物(しかも、子孫がご存命)だから、作れない部分も多々あると思うんですが、個人的には、ストレートなら史実ガッツリでOK何だけど、ミュージカルにはドラマチックさを求めてしまうんですよね。これって、音楽に乗せて伝えられるからだと思います。

物足りなさばかり論ってますが、もちろん素晴らしく素晴らしい舞台でもあったんです。

オイラのチェックポイントは、ハインリッヒが子供に人とはどういうものかを伝えるトコロで、ボロ泣きでした。
彼はこういうんです。
「イエスがそれを戒めなければいけない程、人は隣人を憎むんだ」と。
くぅ!ここがこの物語の中で一番ぐっときましたね。
隣人愛。
これを戒めなければいけないほどに・・・戒めても尚、人の業は強いのであります。
頭で理解することと、心が受け入れることは違います。
ハインリッヒと言う人は、心でちゃんと解っていたんでしょうね。

もう一か所は、昭憲皇太后の言葉。
一幕の出立の時ではなく、二幕の回想の時に「そうなのか!」と心に来ました。
「日本人の誇りを忘れないでください。辛い時も心を隠して生きるのです。」
一幕でこの言葉を聞いた時には、光子へのエールであり、日本人として恥じないようにとの言葉だと思ったんです。でも二幕で聞いた時に、これは単なるエールではなく、その世界へ身を投じる者への覚悟を伝えていたのですね。
皇室という特別な世界に入られた皇后さまだからこその言葉なのではないでしょうか。
きっと美子様も心を隠して皇后を生きていらっしゃったのでしょう。
確か「Frank&Friends」の時には皇后さまから頂いた扇を、サッと開く仕草があったと思うんですが、今回はなかったんだよね。これ、MITSUKOの気品と意地と覚悟を表す大事なアイテムだと思っていたので、扇のくだりがなかったのはとても残念でした。

後で知ったのですが、この昭憲皇太后様って凄いお方だったんですね。
最後の中宮職を務められただけでなく、日本赤十字の発展に大きな貢献をされ、今でも昭憲皇太后様が下賜された御下賜金が赤十字で運用され、皇后の命日に利子を分配しているのだそうです。
あとね、皇室の公式行事で和装をしないのは「上半身と下半身の分かれていない着物は女子の行動を制限して不自由である」という皇后様のお考えから、洋服に切り替えられたからなんだって。とても考えが柔軟な方だったこともうかがえます。
歌も生涯に沢山詠まれ、「玉も鏡も磨かずば・・・」の歌は、オイラでも聞いたことがあるってお歌でございました。

MITSUKOから脱線しちゃったけれど、オイラにとってのMITSUKOは、江戸から明治、大正・昭和へと変化して行く日本と、その中でも変わらない人間のあり方をもう一度見つめ直す機会になったかなと思います。






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暴走ボーソー大学

2011-05-17 16:33:28 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
ずいぶん前に読み終わっていたんですが、なんだかんだで感想を書かずにいてました。
思い立って感想を書いてみる。


「天平冥所図会」がすんごくオイラのツボにハマり(戸主LOVEになりましたから)、この「暴走ボーソー大学」にも手を伸ばした次第であります。

結論から申しますと、めっちゃオモロイ!のであります。
章毎に分かれている主人公の目線の小説と違って、○月○日○○の××・・といった、ショートのストーリを綴った日記形式みたいな感じで物語が進みます。しかも、その日を語るのは毎回同じ人ではなく、違う面々。
勢いに乗って一気読みしてもいいし、数日づつチビチビ読み進めても話が途切れることなく繋がるのでOKなのであ~る♪

物語は、とあるユルユル大学で起きる大事件。
それを解決するのが、これまたユルユルの同好会のメンバー(+講師)。
どこかにありそうな大学で起きる、ちょっと非日常な事件を、超人的なカリスマな人間ではなく、フツーだけどちょっと変わった学生たちが解決するのであります。
件の事件も身近に起きそうな事件であるものの、あくまでニュース越しに見そうな事件だし、出てくるキャラも「自分に似てる!」ってドンぴしゃな性格の人はいないんだけれど、なんとなくどこか自分の生活と被るような気がして、少し自分に重ねながら読み進めてしまう物語じゃないかなと思います。

さりげなく社会を揶揄しているような、警告しているような、そんな部分もあったりして。
オイラ的にはブラックマーケットとか全然知らなかったし、知ろうとしなかったし、その成り立ちと言うか存在理由と言うか、そーゆーの、勉強になりました。

さてさて、ネタばれのストーリーは書きませんが、オイラの気に入ったキャラくらいは書いても良いでそう。。。ってね、書こうと思っても、意外と「この人!」って特別キャラがいない。。。強いて言うなら、シンジのお父さんかなぁ。(←職人好き)
印象が薄いとか個性がないとかそーゆーのではないんですが、戸主の時の様に、この人ヒット!!ってならなかったんですよね。

しかし、読んでいるとどーしても、行行林先生が原作者である山之口先生に重なるんですよね。
いや、もちろんオイラはご本人様を知りませんよ。会った事ないし、ブログの原人みたいなお写真しか知らないし(笑)
でも、重なって重なって仕方なかったんです。
後から山之口先生のブログを見ると、行行林先生のモデルはご本人であったとの事。だから、読んでてあれだけ重なったんだなぁと納得でした。

あ、モデルになってるお肉屋さんのメンチカツ、食べに行きたいなぁ。。。





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母の日

2011-05-09 10:39:03 | 呟き
今年は白いカーネーションが多かったとか。。。


ここ数年、母の日には晩ごはんのおさんどん攻撃を仕掛けるオイラであります。
そしてここ数年、母の日はパスタが定番となっております。

今年も作りました、パスタ。
エンドウ豆とタケノコの春春ミートスパです。(←勝手に命名)

タケノコの食感が良いアクセントで非常に美味しく出来ました♪(自分で言うな!)
付け合わせのサラダは、食材不足だったのでリンゴとゴールドキウイのフルーツサラダに。玉ねぎとジャガイモを炒めた後牛乳で炊いてマッシュしたポテトも添えてみました。

毎年カーネーションを選んで渡してたんですが、今年は母の大好きなバラにしてみました。ピンクのバラが優しい感じでエエでがしょ?

飲み物は昨年母がイタリア旅行でGETしてきたリモンチェッロ。

ソーダ割りで頂きましたが、母はお酒が弱いので数口でダウンしてました(笑)


夕食後は、ニュース見て、ダーウィンが来た見て(このアタリ、母爆睡。オイラお風呂)、江を見て、トンイ見て、ダラッと過ごして(このアタリ、母お風呂)、イ・サン見て・・・いつも通りに寝ました(笑)





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ELECTRIC CITY ~外伝・SANGE~

2011-05-07 09:29:51 | 神社仏閣
前回書いた「ELECTRIC CITY」の記事に、散華を英語で説明できないかと問うてみたところ、回答をして下さった方がおりました。
なので、アノインテッドさんがこのブログを見ているとは思えないけれど、英訳を頼んでくれた方&英訳して下さった方の心を有難く頂戴して、散華(SANGE)の英語説明を載せます!
もし外国人の方に薬師寺の散華を説明したい場合は、利用してみてくださいね^^


This temple celebrates Yakushi Nyorai , the god of doctors.

At the festivals here “SANGE” are scattered.

“SANGE” are lotus petals.

Shaka ~the Goutama Buddha~ rides on a lotus flower.

If you get a “SANGE” at a festival you will have a healthy body and mind.



健康とは「健体康心」
体と心が健やかであることを差します。





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