ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

ベジョータ コンチャ

2013-05-31 20:00:10 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
もろもろの日記を書けていませんが、昨日、京ちゃまとディナーをしたお店をご紹介。

京都の四条富小路にあるスペイン料理屋さん「ベジョータ コンチャ」さんへ激貧にもかかわらず行ってきました。

いや、お店を決めた時にはこんなに貧乏になっている予定ではなかったんですけれど^^;

それはさておき、このお店、地下鉄のフリーペーパーに載っているのを見て、是非とも!と、オイラが所望して行ったんですが、結論から言うと、大正解♪
新鮮なお魚が、非常にリーズナブルなお値段でいただけるお店でした。


さて、オイラ達が食べたラインナップはこちら。



●カニの身と蟹味噌のパテ
カニカニしたお味のギュッと詰まったディップです。
カニ星人の京ちゃまのご満悦なお顔が忘れられません。
お皿もとっても可愛い変わり皿でした。



●カルパッチョの盛り合わせ
本日の鮮魚から5品チョイスされたカルパッチョ。
上から時計回りに、ツバス・マグロ・白バイ貝・ヤリイカ最後に中央にハモ。
どれも美味しかったけれど、個人的にはツバスが一番好きだった~♪



●ホウボウのトマトソース煮
日が落ちたら少し肌寒い日だったので、お店のお兄さんおすすめの煮込みをチョイス。
チョイグロちゃんなお顔ですが、白身で淡白なお味が、ソースと絡まって絶品でした。エビ・あさり・ムール貝と一緒に煮込んでいるので、味に深みもあるんです。
このソースを平らげるために、パンを注文いたしました。



●京野菜の蟹味噌バーニャカウダ
野菜はそのまま食べてもめっちゃ美味しい野菜です。
そこに蟹味噌風味のバーニャカウダをつければ、更に旨旨♪



●飲み物
最初京ちゃまは生、オイラはサングリアを。次に今日ちゃまは白ワインを堪能し、その後赤ワインを1本と、カラフェでいただきました。
魚料理でも飲める軽い赤でしたが、美味しかったです♪


これだけたべりゃ、満プクプクちゃんになって当然ですね。
思ったより安くって、お財布にも優しいお店でした。
また行きターイ♪







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うぅぅ・・・

2013-05-30 09:36:22 | 呟き
GWネタも書き終わってないし、山形旅行の話も書きたいのに・・・
いかんせん、仕事が「バカ?ねぇ、バカなの??」ってくらい忙しくて、さっぱり書いている時間が設けられません。

でも、今年の充実したGWネタは書き上げたいし(このあと、観・楽と2本でまとめる予定)、その後山形までの間にも、ひとり語りとかリヒテンシュタイン展とかブッダとか五條のこととか、書く事が満載なんですよねぇ。
どれだけまとめて書くことができるか解りませんが、月遅れになっても書いておきたいなぁって思っています。

ひとまず・・・このバカみたいな仕事、どうにかせんとね。
でも、稼ぎ口でもあるので、そこそこ忙しくないといろいろ困るんだよね。
あぁ、このさじ加減が難しい・・・
(って、受ける側なので、仕事量のコントロールは、オイラにはできないんですけど。)








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2013GW奇譚 その4 聴

2013-05-12 11:58:43 | 呟き
さてオイラ的GW2日目の5月3日。


マチネは村井くんと安倍なつみちゃんの「その後の二人」のリーディングへ。
辻井仁成さんの小説の朗読劇です。
ピアノ伴奏と二人の心を表すダンス、そこに二人の言葉が乗っかるという舞台。

ストーリーは個人的には特になにも・・・^^;な感じだったのですが、演出が面白かったです。
舞台を小さく切りぬたような空間から始まります。二人の心の固くなさが感じられる様に思いました。
話が進み、二人の関係や思い出や想いや経緯が明らかになる毎に、その切り抜きが少しづつ大きく見えるようになっていく・・・そしてラストで「今」になり、突然時間が動き出したような、そんな感じでした。

つい一週間ほど前まで、ダー様に出ていたとは思えないくらい、よどみなくリーディングする村井くん・・・すごいね。って思ってたんですが、天海さんの代役に立ったりえちゃんは更にもっとすごい!!!舞台自体は見てませんが、素晴らしいと思いました。
まぁ、りえちゃんは特異な例としても、ガンガン舞台が決まってて、本番とお稽古がかぶっている役者さんってたくさんいらっしゃいますが、頭の中ってどうなっているんでしょうね。



ソワレは濱田めぐみさんの2ndコンサート「Rouge」。
めぐめぐのパワフルでソウルフルでパンチの利いた歌声にノックアウト。

ルージュ=赤をキーワードに、曲を選んだらしいです。
知らない曲も、めぐめぐの歌声だと知っている気がしちゃうから怖い^^;

どの歌も素晴らしかったんですが、レミが流れたときはゾクッとしましたね。
ナンバーはオンマイオウンと夢やぶれてでしたが、ご一緒した京ちゃまとも話していたんですが、やはりせっかくなので男性ナンバーを聞かせて頂きたかった。stersとか彼を返してとか・・・せっかくルージュなのでアンジョナンバーとかね♪
京ちゃまのブログにカフェソングってあったけど、それ、いいね!!是非聞きたい!!

四季時代の作品としては、オイラはCFYとアイーダでしかめぐめぐを観ていないようなので、アイーダの時にはグッと体温上がりましたね。っつーても、アムネリスナンバーでしたが。めっちゃかっこよかったです。
なぜか舞台の下手に、ぼりーが踊るのを見た気がします(笑)もう、幻覚見まくり(爆)

シラノの彼こそ奇跡では・・・もう、涙が止まらないんですよ。
シラノが大好きだったこともありますが、めぐめぐの歌が凄すぎて。
シラノ公演の当時は、めぐロクサーヌはイメージとちょっと違うって思ってたのに、コンサートで聴いためぐめぐは本当に素晴らしくって。

やー。。。
歌のみを聞いて泣いたのって、LKの青山さんラフィキと絵のない絵本の月役だった岡さん以来だと思います。

カテコのウィキッドもカッコよかった。。。
それまで着ていた真っ赤なドレスに、黒の片袖をつけるだけで一気にエルファバの緑の姿を想像できる・・・っつか、降ってきました。あの姿が。(ウィキッドのめぐめぐ観てないんだけど^^;)

本当にどの歌も本当にスンバラでした。
トークはこんなに・・・オモロイ人だとは(笑)ある意味スゴイでした。
更に何がすごいって、来場者全員にめぐめぐのサインをプレゼントっちゅーの。
手渡してくれる時のめぐめぐの温かな表情に、また泣けるんですよね。
もともと好きな役者さんではありましたが、完全に落とされました。歌声にも滲み出る人柄にも。


ぜひぜひゼフィルス(西風)を感じに、また大阪・・・いえ、関西(範囲広げちゃう!)にいらしてください。



めぐめぐのコンサートの帰り、京ちゃまと一緒に、がたろへ。
阪急の高架下、かっぱ横丁にあるお店で、京ちゃまと行きつけのお店なのであります。
5月3日は目に耳にお腹に美味しいものを一杯詰め込んだ、贅沢な一日でございました。












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2013GW奇譚 その3 巡る

2013-05-11 11:58:25 | 奈良
さて、後半戦です。

以前テレビで見て以来、ずっと行きたかった場所があります。
それがこちら。

頭塔。
住宅街の中にデデーンとある、土の塔です。(っつか、住宅ができる前からそこにあるんですけどね。)春の公開時期にはホテルウエルネス飛鳥路さんの敷地から入ることができます。

この塔、土塔と言って日本には3基しかない珍しい塔なのです。(残りの2基は岡山県と大阪の堺にあるそうです。)

東大寺の実忠様によって造られたと記録が残っているそうです。
初めは東大寺の管理だったのかもしれませんが、遍歴はわからないものの国有化される直前には興福寺の管轄になっていたそうです。
しかし現在は東大寺さんが法要を営まれているそうで、なんだか巡り巡っているようです^^;。いつ法要が行われているのか気になって、ボランティアガイドのおじちゃんに聞いたんですが、結局、日取りは解らなかった^^;(情報プリーズ!)

北側半分は復元保存、南側半分は現状保存という、ビフォアアフター状態の史跡です。


一辺が30m、高さ10m、七段のピラミッド状の土塔は、奇数段に浮き彫りされた石仏があります。
幾つかなくなっているものもあり、その部分にはダミーの石を発掘調査された年数を刻んではめ込んであります。
写真は写メでも写るくらい非常に綺麗にレリーフが残っている石仏です♪

南側に回ると・・・

草葉にひそりと石仏が見えます。


小山の草葉に点々と石仏がある・・・これが史跡に指定された時の姿なんですね。
南側は山の傾斜が急な上、民家がすぐに迫っていることから、発掘復元調査をするのは危険との判断で現状保存となったそうです。


南側にあるこの五輪の塔のトコロで法要が営まれるんだって。


一応、こっちが正面ですね。
普段は民家の間にあるこちら側から入って見学することができます。(要予約)


奇数段には傾斜があり偶数段は平らであることから、作られた当初は瓦の葺かれた回廊を巡らせたような形状であったと考えられてます。
今は、石仏のところにだけ瓦葺。


見えるかなー。頂上部分にはお舎利を収めたと考えられる穴があるそうで、そこに五輪の塔があります。下から写しても見えないねー^^;
ホテルウエルネス飛鳥路さんに泊まったら見えるかな~。
このお舎利を収めた穴には焼けた跡があることから、一度落雷したことが伺えるそうです。


現在見えている石積み部分。
創建当初のものと、調査後に復元するために積まれたものとがあります。

板を挟んでその境界を区切っています。
下の部分が奈良時代に積まれた石です。
板を挟んで区切ることで、当時のままの部分がきちんと分かるようにしてあるのです。

ちなみにこちらの石仏の一つが、郡山城の石垣から発見されているそうです。
しかもそれは「仏様を連れてこよう」と思って持ってきたのではなく、築城にあたり、石垣に適当だったから持ってきたもの。
なぜそうだと解るかというと、石と石の間に逆さまに挟まっているそうです。
郡山城にも行かなきゃですね。

ボランティアガイドのおじちゃんを独り占めして、いろいろお話を聞かせていただきました。説明してくださったおじちゃま方、有難うございました。


さて次は、そのボランティアガイドのおじちゃんオススメの不空院を目指します。

途中で見つけたお店。

なんかええ感じ~。
今度はここでランチしてみよ~っと。

ぷらぷらと住宅街を歩きます。
そこで見つけた小さなお社。

赤穂神社と申すそうな。
御由緒を読んでみると、十市皇女様と縁のある場所なんだそうです。


更にテクテク。

こーんな雰囲気のある小路があったり・・・

門があったり。


飽きることなく周りを見ながら歩いていると、不空院に到着。
新薬師寺の近くにある不空院は、弘法大師が八角円堂を建立し、不空羂索観音を祀ったとされています。藤原広嗣が父を弔うために建てた興福寺・南円堂の雛形となっているそうです。
不空院の八角堂は1854年の地震によって倒壊してしまいます。今のお堂が再建されたのは大正に入ってからだとか。今でもお堂の下に八角堂の礎石はあるそうです。(見られませんが^^;)

ご本尊様の不空羂索観音様は、三目八臂のお姿です。こちらも南円堂の雛形となっているんだとか。不空院あっての南円堂なんですね。
とても穏やかなお顔で、三つ目の目は額にあります。もちろん、玉眼。
手にはそれぞれ宝具を持っておられますが、左の膝に置かれた手に持たれているのが「索」です。お不動さんも手に索を持っていらっしゃいますね。
「索」は、衆生を救うためにこの索を使うのですが、悔い改める事を表してると以前聞いたような気がします。(←いい加減^^;)
ちなみに右の膝に置かれた手に持っているフワフワの雲みたいなのが払子なんですって。オイラ、払子って名前しか知らなかったんですよね~^^;

ご本尊様のお隣には、めっちゃ可愛らし弁財天様もいらっしゃいます。
こちらも八臂で、琵琶などいろいろお持ちでございました。

弁財天を祀っていることから、この付近の技芸とも由が深いそうです。
悪縁を断ち、良縁を結ぶお寺としても有名で、境内には小さな鳥居さんがあり、縁切りと縁結びの神様を祀っています。
 
鳥居さんの足元にいるのは、なんと狛狸!!!
可愛い~(笑)
瀬戸内寂聴さんが書かれた「女徳」のモデルとなった高岡智照さんが最初に駆け込んだお寺が不空院だったそうです。(その後、久米寺で得度し、京都の祇王寺に移られます)


境内を一周して門の外に。
「秋にも多分公開するから、またおいで」とお寺の方が声を掛けて下さいました。

そろそろ陽が傾きはじめています。
あと一ヶ所行こうかな、どうしようかな。。。と思いつつ、小路を歩いていると・・・


今年の新薬師寺の修二会で使われたお松明を飾っているお宅が・・・
個人のお宅でしょうか、お寺関係のお宅でしょうか、それともお店???よくわかりませんでしたが、こうやってそれぞれのお寺で行われた修二会の名残が見られるのって、地元に根付いているんだなぁって感じられていいですよね。



ブラブラ歩きながらどうしようか考えていたら、浮見堂に出ました。
穏やかでいいなぁ。。。

結局近鉄奈良駅に向けて帰路に着き始めたんですが、途中に興福寺さんがあるんですよね。
そう、不空院の八角堂と不空羂索観音を雛形に作られた南円堂と北円堂が同時特別開扉されております。

思ったよより早く帰路についたので、まだ拝観できる時間に南円堂に到着しました。
せっかくなので、不空羂索観音様にお会いすることに。


閉館時間近くだったからか、参拝されている人数もまばらで、ゆっくり拝むことができました。
不空院の観音様より何倍も大きい南円堂の観音様。座してお厨子に向かう参拝と違い、見上げるようにしての参拝ですが、威圧感はまったくなく、とっても涼やかな眼差しで見つめてくださいます。ため息が出る美しさですよね。
不空院の不空羂索観音様は右足を上に組んでおられますが、南円堂の不空羂索観音様は左足を上に組んでおられます。冠も南円堂の方が透かしで凝った作りですね。小さな違い探し♪
でも、座っておられるぷっくりと幾重にも重なった花びらの蓮台は、同じ形に見えました^^

ちなみに、南円堂は靴を脱いでお堂の中に入ります。
その時、靴入れ用の袋をくださるんですが、これがかなり可愛い緑の袋。
多くの方が、手荷物入れに使って靴入れにしておりません。オイラも靴入れには使わずに、もって帰ることに致しました。



さて、せっかくなので北円堂もお参り。
んーーーー。。結構最近に北円堂はお参りしたような気がします。
ま、何度お参りしてもいいんですけどね^^

いよいよどのお寺さんも閉門の時間となりました。
粘っても拝観できませんので、サクサクっと帰ることに。


東向き商店街の中の南都銀行のトコロにある祭事の展示(?)

うちわ撒きのうちわの中に、山田管主の書かれたものが♪


大好きな村上豊さんのも!


そして松久保長老の書かれたものもありました(´∀`*)
左隣は永六輔さんですね。


商店街まで来ると、どうしてもぶと饅頭とかコロッケとか・・・餅飯殿に足を踏み入れたくなるんですが、それはまた別の機会にってことで。
5月2日、オイラ的GWの初日はこれでオシマイ。












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2013GW奇譚 その2 RAHOTU

2013-05-10 11:54:45 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
奈良博でしっかり心と脳みそを満たした次は、やはりお腹を満たさねばなりません。

お昼はここと決めておりました。
前回もいったRAHOTSUさん♪(このあたり参照 → 
気分はカレー。カレーを食~べよっ♪とルンタッタと向かう。


RAHOTSUさんに到着~(´∀`*)

さてさて、カレー食べるーん♪って思ってたんですが。。。さて、何を食べたでしょう。


まずは前菜三種。
手前から、豚のピリ辛炒め・春雨サラダ・豚肉のミンチを塗った揚げパン。

向きを変えてみました。スイートチリソース大好き。揚げパンだけでは余るので、春雨にも付けて食べちゃう♪

そしてメインは・・・

カーオマンガーイ(笑)
カレーではなく4月のランチ、カオマンガイに惹かれちゃいました。


蒸し鶏には下味がついているので、そのまま頂いても十分美味しいのです。
お好みで、添えられている生姜醤油をつけてくださいとの事。
お米にも味がついているので、生姜醤油をつけると大分味が濃くなりますが、ほんの少量風味程度につけると、飽きずに食べることができるのでGoodでした。
前回いただいた「カオカーム」より「カオマンガイ」の方が好き♪(←鶏好きとも言う)


デザートはココナッツアイスとマンゴージュース♪
この日は暑いくらいの天気だったので、コールドでも体が冷えることがありませんでした。


RAHOTSUさんでしっかり腹ごしらえをしたので、次の目的地へ。。。


と思ったんですが、RAHOTSUさんのお隣にある、天然酵母を使ったパン屋さんへ。

その名も「ノモケマナ」。(キャラクターはナマケモノ♪)
前回もパンを購入したんですが、しっかり天然酵母の味がするパンです。
イートインスペースがあることを、この日気づきました(笑)
今回もお土産用にパンを購入。

ホクホクしながら、ようやく次の目的地へと歩き出したのでした。








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2013GW奇譚 その1 當麻寺展

2013-05-09 13:52:34 | 展覧会関係
大型連休、GW。
皆様は如何お過ごしになられましたか?
4/27~5/6まで、10連休なんて方も多かったのでは。

オイラの会社は、29,30,1日と出勤だった上、27日は休日出勤となってしまったので、実際には2日からがGWといった感じでした。

世間的GW冒頭の28日は、前回前々回の日記に書いたように正暦寺さんへ行った訳です。
オイラ的GWの初日の2日は。。。国宝を愛でる為、一路奈良博を目指したのであります。

聖武天皇の御手による「奈良国立博物館」の文字を見て、ニンマリしつつ中に入る。

奈良博で催されているのは、そう、オイラの大好きなお寺の一つである當麻寺の特別展。
本堂のご本尊である、當麻曼荼羅完成1250年を記念した「當麻寺展」が開催されているんですね。(きゃ~♪(≧∇≦)/パチパチパチ☆)


とにかく急いで行かなければいけなかった理由は、日頃非公開となっている国宝の綴織當麻曼荼羅の御開帳期間が5月6日までだったこと。
この機会を逃すと、次はいつ拝めることやら・・・ってことで、急ぎ馳せ参じたって訳。

當麻寺展は人が混みすぎず、音声ガイドを聞きながらのんびりいい感じで見られました。

個人的な見所は・・・なんつっても、やはりお厨子から出てこられている中将姫子ちゃんですよねっ♪
写真で見るより幼い雰囲気の像でした。
少し口を開いていて、歯が見えてるんです。それが何ともいい感じなのであります。色っぽいとか艶かしいとか、そーゆーのではなく。。。んーーー。話しかけてくるような静かな動き。息遣いが感じられるんですよね。
帽子(もうす・・・と言うらしい。←一応、調べた)が新調されているような気がしましたがどうでしょうか?(図録の写真と長さとか色とかかぶったふ顔の周りの布の感じが違ったのでね。)

んでもって、4つ塔頭のご本尊様が一堂に会しているってところ。(こちらも6日までだった)
博物館で見る仏様たちって、お堂のなかと全然雰囲気が変わるし、何より見やすい(笑)
ガッツリ見ていらっしゃる方が何人もいらっしゃって、オイラも負けじとガッツリ見てきました。もはや、拝むのは途中までって感じ^^;細かいところを必死で見ようとするのでありました。

ボランティアガイドの方に教えていただいたんですが、十一面観音様だからといって、お顔が十一面とは限らないんだそうです。基本頭上の化仏は面に数えず、左右に4面、前後に1面、本来の体にあるお顔を入れて十一面と数えることが多いそうです。しかし、化仏を入れる場合もあったり、頭の上だけで十一面だったり、全く足りない九面(なくなっているのではなく、最初から九面)だったり。。。と、実際には様々なんだそう。
仏様ってのはそのお姿だけで判断するのではなく、それに付随するお経さんだったり、いわれだったり、いろんなことを総合的に捉えて「○○如来(菩薩)様」と解るんだとおっしゃってました。なるほどなぁ。。見た目だけじゃないんだ、と思った次第です。

ちなみにオイラ、當麻寺には何度か足を運んでおりますが、護念院と西南院はまったく足を踏み入れたことがなく・・・知りませんでした。

一番のメインである綴織當麻曼荼羅は。。。思っていたより図柄がしっかり見えたと思います。
近くで見るとわかりにくいんだけど、少し離れて見ると・・・あら不思議。いろんな仏様のお姿が浮かんできます。
種明かしをすると、あれですよ、モネの睡蓮や宮廷の肖像画のレースを近くで見ると、絵の具がゴッテリ乗ってるだけなのに、離れて見ると睡蓮の花びらや光り輝くレースに見えるっちゅーのと同じです。更にこの曼荼羅をモデルに作られた数多の曼荼羅があるわけで、もちろんそれも同じ室内に展示されているます。その図柄が頭に入っているのもあり、近くで見ると織りの目や損欠部分に目が行くものの、離れると目が勝手に混色し、一度見た図柄に沿って見ることができるという訳。
オイラは以前、中の坊で當麻曼荼羅の絵解きをしていただいているので、かすかな記憶を引っ張り出して見るので更に内容がよくわかる訳なのです。

この国宝の曼荼羅の向かいのケースには、こちらも国宝の當麻曼荼羅厨子扉が展示されています。
これは鎌倉時代に作られた、曼荼羅を納めるお厨子の扉です。曼荼羅が約4m四方の大きなものですので、この扉もデカイです。曼荼羅は薄い布ですが、こちらは重厚な塗ですから、その存在感たるや、スンバラなのです。
展示されている、散華に蓮池を描き結縁者の名前を記した面が、お厨子を閉じた時に内側にくるんだそうです。
當麻曼荼羅と向かい合う展示の仕方は、お厨子を閉じている状態でもあるってことなんですね。ニクイ演出じゃぁありませんかッ!!

しばし、お厨子の中の気分を味わいながら曼荼羅を拝んだり扉を見たり・・・を満喫。


この他、文献では薬師寺さんのお名前を見つけてテンション上がったりっちゅーのもありました。お経さんを借りたんだか貸したんだかの文章でした。


中将姫子ちゃんの一生を描いた絵巻も圧巻ですね。
文字が意外と読める部分が多くて、ゆっくり読めるところを読みながら見てました。
あれですね、お貴族様のお書きになった文字は達筆すぎて読めませんね。



仏像ソーン、絵巻ゾーン、書簡ゾーンとありましたが、どれも面白かったです。
前期後期で入れ替わるものもあるので、もう一度見に行く予定です。


當麻寺展は6月2日まで、奈良国立博物館にて開催されております。
かなり面白い展示ですので、是非奈良まで足をお運びください♪










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菩提もと清酒

2013-05-01 13:13:46 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
正暦寺さんでGETしたお酒のご紹介。

1本は自分用に、もう一本は居酒屋さんをしている日本酒好きの友達に。

お酒は全部で6種類ほど出てたでしょうか。
どれにしようかなって悩んでいると、受付のお母さんが「ウチの者たちはこれって言うてますよ」と教えていただいた2種類をGETいたしました。

上田酒造さんの嬉長(キチョウ)と油長酒造さんの鷹長(タカチョウ)です。

どちらのお酒も甘口表示だったと思います。
元々、正暦寺さんで作られていたお酒は甘酸っぱい感じだったとのことなので、比べ様もありませんが、お味が似ているのかもしれませんね。

常温、もしくはロックのようにして飲むと美味しいそうです。
開封後は、冷蔵庫で保管してくださいね。との事。


まだ飲んでないので、開けるのが楽しみです♪




ちなみに、奈良公園で転んだ時にも、お酒だけは死守いたしました。
割れてたら悲しすぎるもんね。











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