日本茶道塾 ブログ

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四月十日 無賓主の茶会 東山荘

2016年03月27日 | 掛け釜のお知らせ
四月十日(日)午前十一時~午後二時

名古屋市瑞穂区 東山荘

全室を使い、少人数制の無賓主の茶会を開催させていただきます。

「無賓主」の茶会では、参加者が好きな場所にて、茶席を設けます。
各席の亭主も、他席の客になります。

そのため、亭主が留守のお席では、亭主が用意した茶道具と室礼がおもてなしします。
気に入った場所で、お客様は、点前をしてお茶を楽しんでいただくのも良し。

そのようにご用意しています。

このお席で、点前をしてみたいという方は、亭主と座を代わってお席を楽しんでいただいても良いかと。


もてなす、もてなされるではなく、参加者全員が「茶を自ら楽しむ」=「賓主、無し」の茶会です。

ご参加ご希望の方は、日本茶道塾までメールにてご連絡ください。

日本茶道塾メール chadojuku@yahoo.co.jp




雛祭りの釜

2016年03月17日 | 歳時記
竜頭鷁首舟型釜


竜頭鷁首舟型釜(りゅうとうげきすふながたかま)十二代 鈴木忠兵衛 盛岡




三船祭は、車折神社(くるまざきじんじゃ)のお祭りで、昌泰元年(898年)長月21日、宇多上皇が嵐山の大堰川で御船遊びにちなみ、毎年5月の第三日曜日に催行されます。御座船を中心に、竜頭船は管弦船に、水鳥の鷁首(げきす)船は献茶船となります。次いで詩歌、長唄などの船が順次奉納を行います。
竜頭鷁首(りゅうとうげきす)、辞典では「貴人の乗る船。二艘一対で、一隻は舳先に竜の頭を、一隻は鷁(げき)の首の形を彫刻してあるからいう。」とあります。「鷁(げき)」は水鳥の一種で、鷺に似て大きく、風波に耐え飛ぶので、水難を防ぐとされる、想像上の鳥です。中国では竜頭は帝、鷁首は皇后をあらわすとも言われます。


茶道文化講座ご報告

2016年03月14日 | 国際交流
今年も、タイの方々への茶道体験講座(企業研修会)を担当させていただきました。

日本の食品会社のタイ支店でご活躍されているメンバーですので、日本茶の文化についても関心が高く、お茶席の中で質問も熱心にされていました。

「日本食」に関わる方たちが、茶への関心を高めていただけることは、誠にありがたいことだと毎年、感じております。

ご一緒くださった方々にもお礼を申し上げます。


高輪の一画にある閑寂なお茶室にて。


手水を使うところから、真剣に取り組んでいただきました。


春に向かう茶席の景色。





第29回地域文化活動奨励賞

2016年03月14日 | お知らせ
平成27年度 第29回 地域文化活動奨励賞(主催 静岡県文化財団)を受賞いたしました。

    

皆様のご支援とご協力があってのことと、ご報告とお礼を申し上げます。

激励いただきましたので、益々、活動を深めていければと考えております。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

日本茶道塾

江戸料理と静岡茶 世界お茶まつり共催イベント

2016年02月11日 | 行事報告
世界お茶まつり共催イベント
「江戸料理と静岡茶」



(呈茶協力 日本茶道塾)

冬の会、ご報告のページが出来たそうですので、ご紹介申し上げます。

次回は五月の春の会になります。
講演のテーマは「禅」。

お茶も禅院茶礼で差し上げたいと考えております。

http://www.hachimaki-okada.com/ocha/ocha-after/

江戸料理と静岡茶 春夏秋冬

2016年01月11日 | 掛け釜のお知らせ
日本茶道塾の東京道場がございます「はち巻岡田」さんが、二〇一六年、創業満百年を迎えるにあたり、

《茶の湯》の文化を通じて、食、建築、禅、花をそれぞれテーマに、講師をお招きし、はち巻岡田にて講演、茶席、江戸料理と静岡茶を楽しむ会「江戸料理と静岡茶 春夏秋冬」を開催されます。

抹茶席の呈茶は、日本茶道塾が協力申し上げます。

初回(冬の会) 二月六日(土)は、熊倉功夫先生をお迎えしての講演になります。

詳細とお申し込みは、はちまき岡田さんのホームページからご覧下さい。
(限定三十名で、本日より受付開始)

http://www.hachimaki-okada.com/ocha/ocha-greeting/

象嵌入七宝透頭火箸

2016年01月10日 | 歳時記
正月釜



象嵌入七宝透頭火箸は、三代高木治良兵衛(じろべえ)さんの作です。
号は一道を名乗り、時代は、明治一四年-昭和三二年(一八八一-一九五七)の方です。
象嵌・透かし・七宝など見所があります。






写真が縦横になってしまいました。
すいません。
見る方にお任せします、上手に見てください。

くくり猿

2015年12月16日 | お知らせ
2016・平成28・丙申(ひのえさる)の杯と茶碗が焼けました。





猿が手足をくくられて動けない姿を現しています。 猿は人間に近い動物ですが、人間のように自己を見極めることができないので、欲望のままに行動してしまいます。その猿の姿を、人間の中にある欲望に喩えて、人間が「欲望」に走らないように戒めた物です。

廻り炭の半田が・・・

2015年12月11日 | 道場稽古
今年も納会まで終えることが出来ました。
皆様のお力添えにより、茶道塾も一年の間茶の湯に打ち込ませていただきました。
心より御礼申し上げます。

納会では、廻り炭にての稽古で皆さんが炭と仲良くお話ができたかと思います。
夜水屋で道具の手入れ、湯通しなどしておりました時、何か異様な音がしました。



巴半田を湯に通したところ、割れてひびが入りました。
皆さんもお気を付けください。

唐物の指南書が出来ました。

2015年12月11日 | 茶書を読む
唐物点前指南書が出来上がりました。





少ししか印刷しませんでしたので、興味のある方はお早めにご連絡ください。
一冊三千円です。