NYのセミナーでは、「新しい日本茶の楽しみ方」(アメリカ人向け)として、
四種の点前(パーティーの仕方など)を茶器セットをセレクトしてご紹介しました。
お茶と茶器は、アメリカで手に入れられるもの(静岡県の業者よりアメリカに輸出しているもの)の中でセレクトしました。
アメリカ人のアドバイザーとして、全米で消費者向けのお茶の専門誌 TEA A MAGAGINEの主催者パール・デクスター氏にお願いいたしました。
彼女を最初に日本にご招待したのは、静岡大学ALL ABOUT TEA研究会(私も所属)でしたので、長いご縁です。(お茶の郷博物館でのシンポジウム)
その後、世界お茶まつりの国際会議やなどの講師としても静岡に何度か足を運んでくださっている日本茶の世界に大変理解が深い方でもあります。(来年一月の静岡産業大学のシンポジウムにも講師として招待される予定だそうです)
彼女が主催するアメリカのお茶雑誌に、「新しい日本茶の楽しみ方」を紹介くださいました。
(各写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)
日本茶の心を表す「和敬清寂」
四字の精神性を、一つずつ、点前(茶器セット)として形にしてみました。
和 Kawaii set
人と自然と調和するしていく日本茶の世界と、和顔布施(笑顔)を、小さい茶器セットで実践できるように。(枕草子「小さきものはみなうつくし(かわいい)」)
敬 Cha-Kabuki set
茶道の修練法「七事式」に残された「茶歌舞伎」(数種の茶を飲み、茶種を当てる)の精神を取り入れて。茶を通して自然、人への敬意を養う心の修練法を簡易な形で紹介。
また、茶道の「茶事」(懐石から日本酒、濃茶と薄茶の二種でもてなす)の短縮版としても活用いただけるように、二種のティーカップを膳の上に箸と共にサーブする形で紹介。
清 Aroma set
香で心身や場を清める茶道の手法から、茶の香りに焦点を置いた流れを紹介。
焙じ器や茶香炉を用いて、自ら茶を焙じていただき、「蓋なし急須」を用い、香炉を回すように客とアロマを愉しんでから淹れていただくなど。
冷茶では、オリジナルフレーバーをアイスキューブ(ハーブ香など)でご自身でブレンドいただきました。
寂 Zen set
伝統的な日本茶の淹れ方を紹介しながら、静寂な坐禅の時間を茶を愉しむ時間と重ねて、一日数分のmeditationのおすすめ。(茶道は三昧の修行でもあるという考えから、動く禅(点前中)と、静かな禅(待つ時間)を味わっていただく)
以上、茶道では、茶そのものだけではなく、点前をする亭主の心、修練者としての客の心から、茶室の室礼、茶器、茶庭などすべてを一碗として頂き、そのすべてが「味」であるため、そちらも日本茶の特色として楽しんでいただければと、基本に返ってご紹介させていただくセットを考案させていただきました。
kawaii set は、その場で即購入したいとお声かけてくださる方もありました。
(アメリカで手に入るものを組み合わせただけですが、セットになると、より便利さを感じていただけるようです)
こちらの点前のご紹介をまとめた冊子なども作成予定ですので、完成いたしましたら、またお声かけさせていただきたいと思います。
このような新しい点前(抹茶もありますが、中心は煎茶)を考えさせていただける機会を頂けたことに感謝申し上げます。
四種の点前(パーティーの仕方など)を茶器セットをセレクトしてご紹介しました。
お茶と茶器は、アメリカで手に入れられるもの(静岡県の業者よりアメリカに輸出しているもの)の中でセレクトしました。
アメリカ人のアドバイザーとして、全米で消費者向けのお茶の専門誌 TEA A MAGAGINEの主催者パール・デクスター氏にお願いいたしました。
彼女を最初に日本にご招待したのは、静岡大学ALL ABOUT TEA研究会(私も所属)でしたので、長いご縁です。(お茶の郷博物館でのシンポジウム)
その後、世界お茶まつりの国際会議やなどの講師としても静岡に何度か足を運んでくださっている日本茶の世界に大変理解が深い方でもあります。(来年一月の静岡産業大学のシンポジウムにも講師として招待される予定だそうです)
彼女が主催するアメリカのお茶雑誌に、「新しい日本茶の楽しみ方」を紹介くださいました。
(各写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)
日本茶の心を表す「和敬清寂」
四字の精神性を、一つずつ、点前(茶器セット)として形にしてみました。
和 Kawaii set
人と自然と調和するしていく日本茶の世界と、和顔布施(笑顔)を、小さい茶器セットで実践できるように。(枕草子「小さきものはみなうつくし(かわいい)」)
敬 Cha-Kabuki set
茶道の修練法「七事式」に残された「茶歌舞伎」(数種の茶を飲み、茶種を当てる)の精神を取り入れて。茶を通して自然、人への敬意を養う心の修練法を簡易な形で紹介。
また、茶道の「茶事」(懐石から日本酒、濃茶と薄茶の二種でもてなす)の短縮版としても活用いただけるように、二種のティーカップを膳の上に箸と共にサーブする形で紹介。
清 Aroma set
香で心身や場を清める茶道の手法から、茶の香りに焦点を置いた流れを紹介。
焙じ器や茶香炉を用いて、自ら茶を焙じていただき、「蓋なし急須」を用い、香炉を回すように客とアロマを愉しんでから淹れていただくなど。
冷茶では、オリジナルフレーバーをアイスキューブ(ハーブ香など)でご自身でブレンドいただきました。
寂 Zen set
伝統的な日本茶の淹れ方を紹介しながら、静寂な坐禅の時間を茶を愉しむ時間と重ねて、一日数分のmeditationのおすすめ。(茶道は三昧の修行でもあるという考えから、動く禅(点前中)と、静かな禅(待つ時間)を味わっていただく)
以上、茶道では、茶そのものだけではなく、点前をする亭主の心、修練者としての客の心から、茶室の室礼、茶器、茶庭などすべてを一碗として頂き、そのすべてが「味」であるため、そちらも日本茶の特色として楽しんでいただければと、基本に返ってご紹介させていただくセットを考案させていただきました。
kawaii set は、その場で即購入したいとお声かけてくださる方もありました。
(アメリカで手に入るものを組み合わせただけですが、セットになると、より便利さを感じていただけるようです)
こちらの点前のご紹介をまとめた冊子なども作成予定ですので、完成いたしましたら、またお声かけさせていただきたいと思います。
このような新しい点前(抹茶もありますが、中心は煎茶)を考えさせていただける機会を頂けたことに感謝申し上げます。
四月三十日(土) 東京・銀座
はちまき(東日本大震災チャリティ)茶会
ご参加の皆様へ御礼申し上げます。
玄関の野点席では、当日、寄付箱にお心を淹れてくださった方にも入っていただくことができました。
(常は、「はちまき岡田」という日本料理店の玄関先が、畳二枚のお茶席に。
お隣が、茶花屋さんのため、草花たちの”銀座の露地”を通ってお席入り。)
一階の立礼席では、簡略点前の一席。
「明珠」(みょうじゅたなごころにあり:宝は外にあるのではなく、自分自身の手に在る) の禅語を前に薄茶を一服。
二階は、塾長による「所望席」。
床、炉(炭、香)、一席を参加者のみなで作り上げていく一席。
蝋燭の灯りの中で「静寂」と「安心」を感じながら、
「無」について語り合うひと時でした。
三階に上がっていただくと、東北の春に想いを寄せた道具組で濃茶のお席。
亭主の思いと重ね合わせて、茶を頂きました。
屋上では、簾ごしに春の日差しを感じながらの八寸とお茶を。
ご亭主心入れの季節の料理とお酒に酔い、濃茶を楽しみました。
ついつい長居をされる方も。
お写真にてご報告とご参加の皆様へ御礼を申し上げます。
(当日の会費と寄付箱より東日本大震災義捐金として、
80,222円を日本赤十字社に寄付
*詳細報告は、はちまき茶会HPにて申し上げます。)
主催 かとあ(日本茶道塾)
はちまき(東日本大震災チャリティ)茶会
ご参加の皆様へ御礼申し上げます。
玄関の野点席では、当日、寄付箱にお心を淹れてくださった方にも入っていただくことができました。
(常は、「はちまき岡田」という日本料理店の玄関先が、畳二枚のお茶席に。
お隣が、茶花屋さんのため、草花たちの”銀座の露地”を通ってお席入り。)
一階の立礼席では、簡略点前の一席。
「明珠」(みょうじゅたなごころにあり:宝は外にあるのではなく、自分自身の手に在る) の禅語を前に薄茶を一服。
二階は、塾長による「所望席」。
床、炉(炭、香)、一席を参加者のみなで作り上げていく一席。
蝋燭の灯りの中で「静寂」と「安心」を感じながら、
「無」について語り合うひと時でした。
三階に上がっていただくと、東北の春に想いを寄せた道具組で濃茶のお席。
亭主の思いと重ね合わせて、茶を頂きました。
屋上では、簾ごしに春の日差しを感じながらの八寸とお茶を。
ご亭主心入れの季節の料理とお酒に酔い、濃茶を楽しみました。
ついつい長居をされる方も。
お写真にてご報告とご参加の皆様へ御礼を申し上げます。
(当日の会費と寄付箱より東日本大震災義捐金として、
80,222円を日本赤十字社に寄付
*詳細報告は、はちまき茶会HPにて申し上げます。)
主催 かとあ(日本茶道塾)
27日、お茶の郷博物館で開催しましたチャリティー茶会(主催 日本茶インストラクター10期会、協力 日本茶道塾、茶学の会、後援 静岡新聞)
皆様の暖かなお心に支えられながら、終了いたしましたので、御礼申し上げます。
(静岡新聞紙上「日本茶インストラクター10期会 茶リティー」として寄付)
静岡のお茶の生産者で、その日、ちょうど仙台空港の隣でお茶をPRされていた方が、津波の被害にあわれ、そのお写真と一緒にいらしてくださったり、群馬、埼玉からのお客様もあり(インドネシア、ブラジルの留学生さんなどもいらしてくださいました)、
茶席に参加の方々は被災地の思いを胸に茶をいただくことで、自分自身の「真剣に生きる」「生かされている」ということも考え、また、何か自分でもできることを考えながら、というお心を感じました。
こちらは静岡新聞救済基金に送らせていただきました。
また、当日のお茶は静岡県内から十数種、「ぜひ」と、寄せていただきましたので、未使用のものは、「仙台の東北福祉大学内に災害ボランティア本部が4月1日より設置される」ということをお知らせいただきましたので、そちらに送らせていただくことにいたしました
(担当くださる方がお茶人様で、暖かい心のこもったお茶を喜んでくださると、何とも有難いご連絡いただきました。今まではお茶を送ることもできなかったので、このように送らせていただけることに感謝しております。
ご一緒にお茶を送りたい!とお声いただいた方もございましたので、4月7日まで、そのお気持ちを受け付け、10日に合わせて送らせていただきます(ご連絡は以下のメールまで)
御礼を
日本茶道塾→メール
追記 お心入りのお茶を、こちらまで送ってくださるときは、ご無理ない範囲で、メッセージも書き添えていただければ、そのまま送らせていただきます。なお、お茶を入れる「茶箱」は、鈴木製函所(掛川市)さんが提供くださることになりましたので、そちらに皆様のお心を詰めて送らせていただく予定です。
(当日使用させていただいたお茶や配送したお茶のリストは後程、こちらのブログでも御礼をお伝えさえていただく予定です。)
日曜、月曜とお近くの方でお茶を届けてくださった方のために、静岡道場(袋井市)釜を掛け、いらしてくださった方と一服ご一緒させていただいております。
昨日、今日と、静岡新聞に紹介していただき(土曜日)、生産農家の方などが袋詰め作業をしてくださり、届けてくださっています。
皆様の暖かなお心に支えられながら、終了いたしましたので、御礼申し上げます。
(静岡新聞紙上「日本茶インストラクター10期会 茶リティー」として寄付)
静岡のお茶の生産者で、その日、ちょうど仙台空港の隣でお茶をPRされていた方が、津波の被害にあわれ、そのお写真と一緒にいらしてくださったり、群馬、埼玉からのお客様もあり(インドネシア、ブラジルの留学生さんなどもいらしてくださいました)、
茶席に参加の方々は被災地の思いを胸に茶をいただくことで、自分自身の「真剣に生きる」「生かされている」ということも考え、また、何か自分でもできることを考えながら、というお心を感じました。
こちらは静岡新聞救済基金に送らせていただきました。
また、当日のお茶は静岡県内から十数種、「ぜひ」と、寄せていただきましたので、未使用のものは、「仙台の東北福祉大学内に災害ボランティア本部が4月1日より設置される」ということをお知らせいただきましたので、そちらに送らせていただくことにいたしました
(担当くださる方がお茶人様で、暖かい心のこもったお茶を喜んでくださると、何とも有難いご連絡いただきました。今まではお茶を送ることもできなかったので、このように送らせていただけることに感謝しております。
ご一緒にお茶を送りたい!とお声いただいた方もございましたので、4月7日まで、そのお気持ちを受け付け、10日に合わせて送らせていただきます(ご連絡は以下のメールまで)
御礼を
日本茶道塾→メール
追記 お心入りのお茶を、こちらまで送ってくださるときは、ご無理ない範囲で、メッセージも書き添えていただければ、そのまま送らせていただきます。なお、お茶を入れる「茶箱」は、鈴木製函所(掛川市)さんが提供くださることになりましたので、そちらに皆様のお心を詰めて送らせていただく予定です。
(当日使用させていただいたお茶や配送したお茶のリストは後程、こちらのブログでも御礼をお伝えさえていただく予定です。)
日曜、月曜とお近くの方でお茶を届けてくださった方のために、静岡道場(袋井市)釜を掛け、いらしてくださった方と一服ご一緒させていただいております。
昨日、今日と、静岡新聞に紹介していただき(土曜日)、生産農家の方などが袋詰め作業をしてくださり、届けてくださっています。
目黒区「お茶ではじめる交流ボランティア」講座の最終回は、皆様がグループごとに席主となるお茶席を体験いただきました。
(お写真はお顔が識別できないよう画質を落としております、雰囲気だけお伝えしたく)
茶の歴史、精神性などの講義から、
日本茶道塾の簡略点前を学んでいただき、
簡略点前でのお茶会をそれぞれにお披露目いただくことができました。
最後の感想で、お茶は点前で心を表し、
自らを成長させ、自己解放させる目的があることを実感した、
ということをお話しくださる方もありました。
そして、大変楽しく講座を受講いただけたようで、
この会は、自主的に続けていただけるとのことでした。
講座趣旨の中に「お茶で地域と交流する人たちを育てる」ということもあると聞いておりましたので、続けてくださることは大変ありがたいことと存じます。
「自分が得たものを独りのものだけとせず、みなと共有しよう」
そして、何より、「ボランティア」というのは自発的にという意味があると思いますので、
与えらえた場で「ボランティア」ということではなく、
今後は、それぞれの方が「自ら動く」ということを実践されていくことと楽しみにしております。
大変よい講座でありましたこと、感謝申し上げて、ご報告とさせていただきます。
(お写真はお顔が識別できないよう画質を落としております、雰囲気だけお伝えしたく)
茶の歴史、精神性などの講義から、
日本茶道塾の簡略点前を学んでいただき、
簡略点前でのお茶会をそれぞれにお披露目いただくことができました。
最後の感想で、お茶は点前で心を表し、
自らを成長させ、自己解放させる目的があることを実感した、
ということをお話しくださる方もありました。
そして、大変楽しく講座を受講いただけたようで、
この会は、自主的に続けていただけるとのことでした。
講座趣旨の中に「お茶で地域と交流する人たちを育てる」ということもあると聞いておりましたので、続けてくださることは大変ありがたいことと存じます。
「自分が得たものを独りのものだけとせず、みなと共有しよう」
そして、何より、「ボランティア」というのは自発的にという意味があると思いますので、
与えらえた場で「ボランティア」ということではなく、
今後は、それぞれの方が「自ら動く」ということを実践されていくことと楽しみにしております。
大変よい講座でありましたこと、感謝申し上げて、ご報告とさせていただきます。
NYコーヒーとお茶の祭典より戻りました。
徐々にこちらにもご報告入れさせていただこうと思っておりますので、ご覧ください。
なお、NY経済新聞に掲載された記事は以下です。
http://newyork.keizai.biz/headline/365/
NHK3/4(金)8:00PMから、
静岡局開局記念番組の中でも放映されるそうですので、ご覧ください。
*****
静岡市内で報告会があります。
3月23日(水)午後
(財)世界緑茶協会主催の輸出セミナーにて。
詳細は後程お知らせ申し上げます。
徐々にこちらにもご報告入れさせていただこうと思っておりますので、ご覧ください。
なお、NY経済新聞に掲載された記事は以下です。
http://newyork.keizai.biz/headline/365/
NHK3/4(金)8:00PMから、
静岡局開局記念番組の中でも放映されるそうですので、ご覧ください。
*****
静岡市内で報告会があります。
3月23日(水)午後
(財)世界緑茶協会主催の輸出セミナーにて。
詳細は後程お知らせ申し上げます。
世界お茶まつり3日目、4日目は、「世界大茶会」でした。
伊藤園中央研究所(沢村氏)のご協力で、利休以前の抹茶を栽培、石臼、茶筅などすべてを再現していただき、
そちらを味わっていただくというものです。
茶室は静岡文化芸術大学の川口教授のデザインによる組立茶室。
30日は、静岡道場塾生が席主となってくださり、ゆう様による氷出しの茶と、
こんどう様による世界茶器コンテストに出品した一椀で抹茶と煎茶がいただけるという茶器によるお茶席。
himeinko様、みすみ様は、簡略点前で薄茶を立礼のお席で振る舞ってくださいました。
(himeinko様のお写真がないのは、いつもお写真を撮ってくださる側なので)
31日は塾長により濃茶。
茶席の周りには、東京道場塾生による立礼席と野点を意識した茣蓙のお席が、塾生の皆様により掛けられました。
立礼(簡略点前)席:あみ様
茣蓙(薄茶)席:カムシン様
茶箱席:洋三様
ご参加くださった皆様、まことにありがとうございました。
報告 亜湖
伊藤園中央研究所(沢村氏)のご協力で、利休以前の抹茶を栽培、石臼、茶筅などすべてを再現していただき、
そちらを味わっていただくというものです。
茶室は静岡文化芸術大学の川口教授のデザインによる組立茶室。
30日は、静岡道場塾生が席主となってくださり、ゆう様による氷出しの茶と、
こんどう様による世界茶器コンテストに出品した一椀で抹茶と煎茶がいただけるという茶器によるお茶席。
himeinko様、みすみ様は、簡略点前で薄茶を立礼のお席で振る舞ってくださいました。
(himeinko様のお写真がないのは、いつもお写真を撮ってくださる側なので)
31日は塾長により濃茶。
茶席の周りには、東京道場塾生による立礼席と野点を意識した茣蓙のお席が、塾生の皆様により掛けられました。
立礼(簡略点前)席:あみ様
茣蓙(薄茶)席:カムシン様
茶箱席:洋三様
ご参加くださった皆様、まことにありがとうございました。
報告 亜湖
世界お茶まつり2日目は、午前中、ステージにて口切りの儀。
茶師から、美濃紙で口覆をかけられた茶壺を茶人が受け取るところから始めました。
掛川産のてん茶を一緒に一つの茶壷に詰めていただいたものです。
掛川市長もいらしてくださり、立ち見も多くでるほど人気のステージでした。
(それでは、ご許可いただいたので、準備の裏話を!)
茶壺の茶詰めの時
(お写真はhimemiko様のブログをご覧ください)
http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/d/diary_view.phtml?id=349082&y=2010&m=7&o=&l=30
袴をはくということで、いらしたら、袴の片側に両方の足を入れてしまったので、
ズボン上になっている袴が、片方が余ってしまい、、、
「これ何ですか?」
という始末!
急いで、またはき直していただきました。
さて、今回はもう大丈夫だろうと思っていたら、、、
茶師の若いお二人が、着流しで来るではないですか。
「袴はどうしたんですか?」
と聞くと、、、
「はいてます」というのです。
どう見ても、袴をはいていません。
「下に」と、着物を捲し上げると、着物の下にはいていたのです!!
(ステージ控室にて)
急いでお着替え!
すると、一人は「帯が余りました」というのです。
よく見ると、帯をせずに袴を着けている。
「帯をするんですよ」と伝えると、
今度は、「なんかもぞもぞする」
「なんかもぞもぞする」というのを繰り返す。
よく聞いたら、着物を片方にまとめていたため、袴の下に着物が固まって動きずら買ったようです。。。そして、すべてを直し、、、
やっとこれで何とか着付けられたかと思うと!
今度はもう一人の様子がおかしいのです。
「帯は袴の下ですよ!」
そうです、袴の上から、袴をとめるベルトのように帯をされていました。。。
直前のリハーサルは、茶師のお着替えの繰り返しが主体となりました。
とても楽しいリハーサルでした。
しかし、いかがでしょう。
塾長が、お二人に、舞台では、「風林火山」で
と言われ、会得されたように心静かに
動かざること山の如し、
石臼を擦るときは火の如し?
(というのは、片手で擦るのは重くて両手でいいですか?と最初弱気宣言されていたのですが、見事に本番は美しく所作をされていました)
碾茶 掛川産
詰 松下園「松寿」
詰 富士東製茶「加久良」
茶壷詰めの様子は、やはりhimeinko様のブログがすてきですので、リンクさせていただきます。
http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/d/diary_view.phtml?id=359074&y=2010&m=8&o=&l=30
茶師から、美濃紙で口覆をかけられた茶壺を茶人が受け取るところから始めました。
掛川産のてん茶を一緒に一つの茶壷に詰めていただいたものです。
掛川市長もいらしてくださり、立ち見も多くでるほど人気のステージでした。
(それでは、ご許可いただいたので、準備の裏話を!)
茶壺の茶詰めの時
(お写真はhimemiko様のブログをご覧ください)
http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/d/diary_view.phtml?id=349082&y=2010&m=7&o=&l=30
袴をはくということで、いらしたら、袴の片側に両方の足を入れてしまったので、
ズボン上になっている袴が、片方が余ってしまい、、、
「これ何ですか?」
という始末!
急いで、またはき直していただきました。
さて、今回はもう大丈夫だろうと思っていたら、、、
茶師の若いお二人が、着流しで来るではないですか。
「袴はどうしたんですか?」
と聞くと、、、
「はいてます」というのです。
どう見ても、袴をはいていません。
「下に」と、着物を捲し上げると、着物の下にはいていたのです!!
(ステージ控室にて)
急いでお着替え!
すると、一人は「帯が余りました」というのです。
よく見ると、帯をせずに袴を着けている。
「帯をするんですよ」と伝えると、
今度は、「なんかもぞもぞする」
「なんかもぞもぞする」というのを繰り返す。
よく聞いたら、着物を片方にまとめていたため、袴の下に着物が固まって動きずら買ったようです。。。そして、すべてを直し、、、
やっとこれで何とか着付けられたかと思うと!
今度はもう一人の様子がおかしいのです。
「帯は袴の下ですよ!」
そうです、袴の上から、袴をとめるベルトのように帯をされていました。。。
直前のリハーサルは、茶師のお着替えの繰り返しが主体となりました。
とても楽しいリハーサルでした。
しかし、いかがでしょう。
塾長が、お二人に、舞台では、「風林火山」で
と言われ、会得されたように心静かに
動かざること山の如し、
石臼を擦るときは火の如し?
(というのは、片手で擦るのは重くて両手でいいですか?と最初弱気宣言されていたのですが、見事に本番は美しく所作をされていました)
碾茶 掛川産
詰 松下園「松寿」
詰 富士東製茶「加久良」
茶壷詰めの様子は、やはりhimeinko様のブログがすてきですので、リンクさせていただきます。
http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/d/diary_view.phtml?id=359074&y=2010&m=8&o=&l=30
8/22 茶壺詰めのワークショップのご報告です。
ご参加の皆様ありがとうございました。
茶は、松下園さんのてん茶を詰めさせていただきました。
今年の中国で開催された国際名茶品評会に、
紅茶を出品され、見事「金賞」を受賞されたばかりだとか。
おめでとうございます。
茶を入れる和紙の折り形から体験いただきました。
(以下は中日新聞の記事)
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100823/CK2010082302000129.html
ご参加の皆様ありがとうございました。
茶は、松下園さんのてん茶を詰めさせていただきました。
今年の中国で開催された国際名茶品評会に、
紅茶を出品され、見事「金賞」を受賞されたばかりだとか。
おめでとうございます。
茶を入れる和紙の折り形から体験いただきました。
(以下は中日新聞の記事)
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100823/CK2010082302000129.html
文化庁「地域文化芸術振興プラン」で作成しました
「みんなの静岡茶室」のお披露目茶会を昨日、大日本報徳社大講堂(掛川市)にて開催させていただくことができました。
地元の皆さまのご協力で短い時間やいろいろな制限の中で、静岡の茶畑の中でもお茶を楽しめることも視野に入れた組み立て式のお茶室ができました。
これから皆様にも使っていただければと思っております。
ご参加いただきました方、またご声援いただきました方、本当にありがとうございました。
地元の新聞にも紹介いただきましたので、お写真等ご覧ください。
(静岡新聞)
http://www.shizushin.com/news/local/west/20100315000000000031.htm
(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100315/CK2010031502000136.html
「みんなの静岡茶室」のお披露目茶会を昨日、大日本報徳社大講堂(掛川市)にて開催させていただくことができました。
地元の皆さまのご協力で短い時間やいろいろな制限の中で、静岡の茶畑の中でもお茶を楽しめることも視野に入れた組み立て式のお茶室ができました。
これから皆様にも使っていただければと思っております。
ご参加いただきました方、またご声援いただきました方、本当にありがとうございました。
地元の新聞にも紹介いただきましたので、お写真等ご覧ください。
(静岡新聞)
http://www.shizushin.com/news/local/west/20100315000000000031.htm
(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100315/CK2010031502000136.html
七夕釜 ご参加の皆様誠にありがとうございました。
和ろうそくを使ったお席は、落ち着きあり、
皆さんとの一体感がより深くなるように思いました。
陸羽『茶経』にある餅茶を再現し、
皆さまと寄り付きでいただきました。
薬研で挽いて、当時の点て方で一服。
五色の短冊に思いを描き、
「はちまき岡田」様の特別懐石膳(名物「岡田ちゃわん」と樽酒も!)を味わいながら、皆で茶の話に花を咲かせていただきました。
最後の〆は、冷たいそばの実。
これには皆、う~んと感嘆の声。
節句の一服を御一緒いただいた皆様へ重ねて御礼申し上げます。
和ろうそくを使ったお席は、落ち着きあり、
皆さんとの一体感がより深くなるように思いました。
陸羽『茶経』にある餅茶を再現し、
皆さまと寄り付きでいただきました。
薬研で挽いて、当時の点て方で一服。
五色の短冊に思いを描き、
「はちまき岡田」様の特別懐石膳(名物「岡田ちゃわん」と樽酒も!)を味わいながら、皆で茶の話に花を咲かせていただきました。
最後の〆は、冷たいそばの実。
これには皆、う~んと感嘆の声。
節句の一服を御一緒いただいた皆様へ重ねて御礼申し上げます。
5月の節句釜
端午の節句
お出ましいただきました皆様のおかげですばらしい一日となりました。
当日は茶道塾の東京稽古をさせていただいております銀座「古う庵」庵主様がお席を担当くださいました。
拈華微笑
追記 皆様のご協力あり、端午の節句釜にてユニセフへの寄付を送ることができました。
茶人である私たちが子供の日に茶を通じて協力できないかと考え、今年は皆様のおかげで200人以上の世界の子供たちを救えるワクチンなどを送らせていただくことができました。 御礼をお伝え申し上げます。
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端午の節句
お出ましいただきました皆様のおかげですばらしい一日となりました。
当日は茶道塾の東京稽古をさせていただいております銀座「古う庵」庵主様がお席を担当くださいました。
拈華微笑
追記 皆様のご協力あり、端午の節句釜にてユニセフへの寄付を送ることができました。
茶人である私たちが子供の日に茶を通じて協力できないかと考え、今年は皆様のおかげで200人以上の世界の子供たちを救えるワクチンなどを送らせていただくことができました。 御礼をお伝え申し上げます。
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ちょうど、東京での桜が満開という日に、
「桜新町」の桜並木のもと、
お席をさせていただきました。
外国の方向けの住宅の一角で、
当日は香席もあり、
色紙箱という茶箱にて一服。
テラスの下に流れる小川ではカモがつがいで泳いでいました。
満開の桜に小鳥たちも集まってきて、穏やかな春風の中、思わぬ花見気分でした。
「桜新町」の桜並木のもと、
お席をさせていただきました。
外国の方向けの住宅の一角で、
当日は香席もあり、
色紙箱という茶箱にて一服。
テラスの下に流れる小川ではカモがつがいで泳いでいました。
満開の桜に小鳥たちも集まってきて、穏やかな春風の中、思わぬ花見気分でした。
3月 利休忌にちなみまして茶事の稽古を行っております。
毎年、大徳寺三百七十八世 無学宗衍賛の利休画像を前に白雲塾長が茶湯をされ、水屋のもので一緒に一服いただき、茶事が始まります。
賛は大徳寺百十七世古渓宗陳の語で、
龐老神通老作家
飢来喫飯遇茶々
ではじまります。
この軸のもとで、一同、古う庵での稽古釜も一年を迎えさせていただくことができ、感慨深いものがございました。
(画:中立 濃い茶入を飾る亭主)
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毎年、大徳寺三百七十八世 無学宗衍賛の利休画像を前に白雲塾長が茶湯をされ、水屋のもので一緒に一服いただき、茶事が始まります。
賛は大徳寺百十七世古渓宗陳の語で、
龐老神通老作家
飢来喫飯遇茶々
ではじまります。
この軸のもとで、一同、古う庵での稽古釜も一年を迎えさせていただくことができ、感慨深いものがございました。
(画:中立 濃い茶入を飾る亭主)
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