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2月の常釜は

2009年02月27日 | 常釜
2月極寒時期は、

「筒茶碗」という湯が冷めにくい
湯気が上がってくるのが集中して目にも温かい

お茶碗でお客様をもてなすこともあります。

筒型のため、椀型の茶碗と同じような持ち方ですと扱いづらいため、持つ時にもそれに合わせていく心が必要です。

茶布で茶碗を拭くときも、内側側面に手があたるため、底から拭いて、側面は後にするというにしていき、

茶筅が筒型のために振りづらければ、少し茶碗を傾けて点てるなど、常の茶碗と形が変わるので、「型」ではなくより「心」をはたらかせることが稽古になります。

さらに、しぼり茶布にして、席中で茶碗を温める間、茶布をたたむなど、ゆっくり茶碗を温めることも亭主の心遣いで行うことがあります。

また、炉の点前にもだんだん慣れてきたころ・・・

2畳茶席での向う切の点前や
国宝茶室「待庵」のように隅炉の稽古も行いました。