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大晦日より正月の釜

2010年01月01日 | 常釜
茶家では、大晦日に炉の火を「埋火」とし、この火を絶やさずに年を越します。

(今年の炭火を動画でお届けします
→こちらをクリックしてご覧ください)

その火を元旦に掘り起こし、塾長の点前の茶を一服、家人といただく茶を「大福茶」と申しております。

それから、正月釜の道具を整え、いらしてくださった方と一服させていただきます。(釜も道具も正月釜のものになり)

正月のために庭釜で焼成した干支茶碗も並びます。
初使いの茶碗で一服飲むと無病息災と言われます。

正月2日は静岡道場にて午後2時から一席。
3日は東京道場にて午前と午後の二席。

今年は、壺詰めの「若葉の白」(白雲塾長銘)。詰 松下園(静岡の無農薬栽培で、さえみどりという希少品種) お土産に干支の汲み出し茶碗を。