八月 風炉の灰について、
はじめての方たちと勉強会を行いました。
合間で、たばこ盆の灰押しにもチャレンジいただきました。
”人生初”という方のたばこ盆の灰つくり5名の練習作品。
お写真で、特別公開いたします(^^)。
たばこ盆は、
塾長の手本で、
「ただ、灰を”送る”だけ」
という意識を見せていただきました。
きれいに均等に「押した」ようなたばこ盆の灰の方が、練習すればできるので、そちらに流れる方は多いようです。
風炉の灰も同じく、
「きれいな灰」(形だけ見事で死んだ灰)というのは、
確かにどこでも拝見できるのですが、
「生きた灰」というのは、なかなか拝見できません。
それだけで、炭点前の様子と、釜の煮え、それが作る濃茶の味わいの深みまで、想像できる灰。
これなら、最小限の炭(火力)で、釜の形、風炉の形と調和しながら最高の湯を作ることだろう、、、と思われてくれる灰。
直線に見えて、実は緩やかな自然なカーブで成り立っている稜線。
(カミソリで切ったような直線の見事な灰形(死に灰)もよく目にしますが、
実は、意識しないくらいの「自然」な丸みをおびた宇宙を表した本来の生きた灰こそ、一見、簡単なようで達者の灰)
空気を含み、表面の皮一枚下は、柔らかな灰。
それでいて、よく茶をかけて育てられ、締まっているので、前瓦を入れても、すっと立つ。
灰の色味にもそれが感じられる時があります。
*****
皆様に、すり鉢ですっていただいたので、しっかりお茶をかけて何年も育てた灰を、どのように生かすのか、その気持ちが重要なことと思われます。
「きれいに押そうということがだんだん目的になってきてしまいますが、
茶の湯の灰押しの本来の目的を意識することが重要です」(塾長より)
風炉の灰についても、技術を教えてくださる方は多いのですが、
塾長のように、茶道における灰押しとは、何かということをしっかり意識することこそ重要だと意識させてくださるご指導の下に、この勉強会があったことを感謝しました。
ご参加の皆様ありがとうございました。
また、参加希望の方のために水屋勉強会も開催予定です。
お知らせお待ちください。
はじめての方たちと勉強会を行いました。
合間で、たばこ盆の灰押しにもチャレンジいただきました。
”人生初”という方のたばこ盆の灰つくり5名の練習作品。
お写真で、特別公開いたします(^^)。
たばこ盆は、
塾長の手本で、
「ただ、灰を”送る”だけ」
という意識を見せていただきました。
きれいに均等に「押した」ようなたばこ盆の灰の方が、練習すればできるので、そちらに流れる方は多いようです。
風炉の灰も同じく、
「きれいな灰」(形だけ見事で死んだ灰)というのは、
確かにどこでも拝見できるのですが、
「生きた灰」というのは、なかなか拝見できません。
それだけで、炭点前の様子と、釜の煮え、それが作る濃茶の味わいの深みまで、想像できる灰。
これなら、最小限の炭(火力)で、釜の形、風炉の形と調和しながら最高の湯を作ることだろう、、、と思われてくれる灰。
直線に見えて、実は緩やかな自然なカーブで成り立っている稜線。
(カミソリで切ったような直線の見事な灰形(死に灰)もよく目にしますが、
実は、意識しないくらいの「自然」な丸みをおびた宇宙を表した本来の生きた灰こそ、一見、簡単なようで達者の灰)
空気を含み、表面の皮一枚下は、柔らかな灰。
それでいて、よく茶をかけて育てられ、締まっているので、前瓦を入れても、すっと立つ。
灰の色味にもそれが感じられる時があります。
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皆様に、すり鉢ですっていただいたので、しっかりお茶をかけて何年も育てた灰を、どのように生かすのか、その気持ちが重要なことと思われます。
「きれいに押そうということがだんだん目的になってきてしまいますが、
茶の湯の灰押しの本来の目的を意識することが重要です」(塾長より)
風炉の灰についても、技術を教えてくださる方は多いのですが、
塾長のように、茶道における灰押しとは、何かということをしっかり意識することこそ重要だと意識させてくださるご指導の下に、この勉強会があったことを感謝しました。
ご参加の皆様ありがとうございました。
また、参加希望の方のために水屋勉強会も開催予定です。
お知らせお待ちください。