茶道塾の講師資格に挑戦くださっている方がありますので、一緒に『碧巌録』を読むことにしました。
『碧巌録』第二則から
「至道無難」(しいどう ぶなん)
道に至るのことは、難しいことではない。
「喫茶去」の公案で有名な趙州(じょうしゅう)禅師の言葉です。
その趙州が言いました、
「道に到達するのは、難しいことではない」
(すでにそこにいるから)
つづけて、言われました。
「唯嫌 揀択(ゆいけん けんじゃく)」
ただ、物事を見て、これは良い、これは悪いなどと、選んでしまうことを嫌うだけだ。
私たち茶をする者には、
道は、文字や言葉で説明することではなく、
お茶一服を点てること、飲むこと、そのものの中にあるのだということなのでしょう。
『碧巌録』第二則から
「至道無難」(しいどう ぶなん)
道に至るのことは、難しいことではない。
「喫茶去」の公案で有名な趙州(じょうしゅう)禅師の言葉です。
その趙州が言いました、
「道に到達するのは、難しいことではない」
(すでにそこにいるから)
つづけて、言われました。
「唯嫌 揀択(ゆいけん けんじゃく)」
ただ、物事を見て、これは良い、これは悪いなどと、選んでしまうことを嫌うだけだ。
私たち茶をする者には、
道は、文字や言葉で説明することではなく、
お茶一服を点てること、飲むこと、そのものの中にあるのだということなのでしょう。