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ニューヨークのティーカフェ2

2011年03月02日 | 道場稽古
ニューヨーク ソーホー地区で、
3つのティーカフェを巡りました。

ロサンジェルスのDen's Teaさんに紹介いただいた場所です。

2つめは、こじんまりとしたカフェでした。

In Pursuit of Tea

マンハッタンからタクシーで向かいました。

タクシーの運転手さんに、聞いてみました。

「グリーンティーを普段飲みますか?」
「もちろん!毎日飲んでます。」

「コーヒーとどちらが好きですか?」
「僕は胃が弱くて、コーヒーが飲めないんだ、だから、ティーばかり」

運転席におかれた紙コップの中身はコーヒーだと思っていたら、なんとグリーンティーだったのです。

「朝は、濃い目の緑茶、寝る前も薄めの緑茶だよ。お茶のカフェインで眠れないなんてことは僕にはないんだ」

そのようなお話をしていると、こちらのお店につきました。

奥にあるバーでは、カップでお茶を購入していかれる方が次々と現れます。
(運転手さんが持っていた紙コップと同じです)
 

3ドルで煎茶、焙じ茶、玄米茶を1カップに入れてくれます。
日本茶以外もteaと名のつくものなら、もちろんあります。


日本茶カフェというと、日本茶しかないのですが、
ティーカフェですので、世界中のお茶のラインアップの中に日本茶もあるというスタイルです。

中でも「抹茶」は特別扱い。

抹茶は海外では人気ですので、日本茶を紹介するときは、抹茶は無視はできません。

静岡県(今回、静岡県の海外茶文化発信事業でNYに行きました)でも掛川市、森町、藤枝市、静岡市、浜北などで製造されています。

こちらのオーナーは、世界お茶まつり2010に日本茶のバイヤーとして静岡に来られた方でした。

NYで質の良い日本茶を提供するお店の一つとして日本でも話題になっていたところです。

しかし、やはりハーニーでも感じたことですが、とても薄い。
葉の量に比べて湯量が多いので、さわやかというか、さっぱりした緑茶をカップ1杯。

濃い目を好む静岡県人の感覚ですと、緑茶というよりは、「グリーン・ウォーター」をいただいているというほうが表現として合っているかもしれません。

(この市場調査は次の日の呈茶に有効でした。NYでは、みなさん、ほぼこの薄さで日本茶を飲んでいることがわかったからです)

お店の入り口側には、ベンチと、テーブル&椅子コーナーがあり、そこでは中国茶を急須で楽しんでいるニューヨーカーが足を組んで素敵に座ってました。

ソーホー地区3店舗目は、次回のご報告にて。


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