今月、茶道塾道場では、軸飾りについて、
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塾長より、「あて紙」(美濃紙)の切り方と折り方を教えていただきながら、実際に皆さんと一つ一つ作成しました。
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今回皆様にお使いいただいたのは、二十年以上前(昭和)にまとめて求めておいた紙ですが、
現代(平成)に入り、希少品になってきたと聞いております。
我々が軸飾りを学ぶときは、お軸の扱いを学ぶというよりも、
やはり、自我を無くすことに主眼があるようで、
「自分が軸の紐を巻きたい」と思えば、軸自体がフラフラと揺れて、自分が巻きやすいように動かしてしまいます。
しかし、軸を一切動かさず、紐を持つ手がその周りを動けば、軸自身に自分が同化し、自分自身は「無」となっているのを感じます。
それが楽しいし、面白い。
ですから、手順は乱暴に言うと、重要ではなく、「そこ」が一番、軸飾りをする意味ではないかと今年は、感じました。
拈華微笑・・・
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塾長より、「あて紙」(美濃紙)の切り方と折り方を教えていただきながら、実際に皆さんと一つ一つ作成しました。
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今回皆様にお使いいただいたのは、二十年以上前(昭和)にまとめて求めておいた紙ですが、
現代(平成)に入り、希少品になってきたと聞いております。
我々が軸飾りを学ぶときは、お軸の扱いを学ぶというよりも、
やはり、自我を無くすことに主眼があるようで、
「自分が軸の紐を巻きたい」と思えば、軸自体がフラフラと揺れて、自分が巻きやすいように動かしてしまいます。
しかし、軸を一切動かさず、紐を持つ手がその周りを動けば、軸自身に自分が同化し、自分自身は「無」となっているのを感じます。
それが楽しいし、面白い。
ですから、手順は乱暴に言うと、重要ではなく、「そこ」が一番、軸飾りをする意味ではないかと今年は、感じました。
拈華微笑・・・