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三月の釜

2013年03月14日 | 茶書を読む
春、待合の掛物は「春来草自生」
(春来たらば、草おのずから生ず)

(修行を重ねていれさえすれば)、自然と”その時”が来るという。

中に入ると、「透木(すきぎ)釜」(炉壇に木を置いて、その上に釜の羽を乗せる)

温かくなってきて、少し炭の量を減らしても煮える釜。


炭手前の炭斗は曲げの造りに梅の画。


釜は、裏甲釜とも呼ばれ、炉から上げると、表面は大振りに見えるが、羽から下は小さいつくり。
よって、炭が少なくても煮えやすい。


また、春になると、炉中の灰がたまってくるので、「五徳」を炉から抜くことで、炉の灰が下がる(五徳の分)。茶席では、五徳が無くなれば、羽のついた釜か釣り釜となる。

そして、今月は、「軸飾り」の稽古。

軸の扱い、掛け方や上げ方について学びます。






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