
今月は、平和をテーマにお話を伺っています。昨日は、「宮島から見たきのこ雲」ということで舩附さんにお話しいただきました。
原爆が投下された日、爆心地から17kmの海を隔てた宮島町内では、石鳥居近くの物産店内で突然に建物の隙間から光が射し走るのが見え、その瞬間に大きな爆音が聞こえたそうです。宮島小学校の教室の窓ガラスは全部壊れ、宮島町役場の机上の書類は飛び散りました。千畳閣からは広島の方向にモクモクと不気味な雲が上がっているのを確認された方もいるそうです。
また、戦後は宮島の長浜まで本川に水を求めて飛び込み亡くなった方の遺体が流れ着いていたということです。宮島に流れ着いた遺体は木箱に入れ、対岸の延命寺に運んでいたということ。初めて知ったことがたくさんありました。
広島人にとって8月は、改めて戦争について考える月。自分の無知を毎年反省します。今回も、普段当たり前に感じている平和と幸せに気づかせていただきました。