今日は、友人の検査入院の日だった。
わたしにとっては、脳動脈瘤の大先輩だ。
1度は、くも膜下出血を起こし、次には、再び大きい脳動脈瘤が見つかって手術をし、それでも後遺症もなく生還された。
いつもにこにこと暮らしてらっしゃる。
それでも、この病気を患った者には避けがたい、1泊2日の検査入院だ。
私なら大騒ぎするだろう一大事を、何でもないことのように、ちょっと行ってくるね、とおっしゃっただけだった。
淡々と粛々と、すべきことをこなしている姿をみると、ほんとうに頭が下がる。
なんて素敵な人なんだろう。
先日亡くなったステイーブ・ジョブスのスタンフォード大学でのスピーチに、
「今日が人生最後の日だとしたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか」
というものがある。
(この前段として、「毎日を自分の最後の1日だと考えて過ごせばひとかどの人物になれる」、という言葉があるのだけれど。)
「ひとかどの人物」に今更なれるか、あるいは、なろうとするかは別として、毎日こんな風に問いかけながら、日々を暮らして行きたいとこのごろ毎日考えている。
ブログランキングに参加しています。お気に召しましたら1クリックをお願いします。1日1クリックが有効です。