
以前は子供の部屋だったところを、ここ数年、衣装部屋というか、物置のようにして使っていた。
一念発起して、1年以上着ていない洋服をすべて処分した。
組み立て式の洋服掛けも解体した。
これで、6畳程の空き部屋ができあがりました。
階下から、使っていないベッドを上げて、本棚に、今迄他の部屋にあった、お気に入りの書籍を詰め込む。
今迄出番がなくて、しまい込まれていた、花柄の陶製の小箱に、ピアス類を入れて飾る。
写真立てに、家族の写真を入れて、小さな観葉植物と共に、机の上に置く。
結婚して以来、初めての、自分だけの部屋が出来上がりました。
なんだかとても嬉しくて、細々とした小物を買いに出た。
普段は、可愛い色や柄にあまり興味がないのに、どういう訳か、オレンジや黄色や赤に目がいく。
柄にもなく、花柄のゴミ箱を買った。
写真立てのフレームも、気付くと、赤いのを手にしている。
部屋に戻ると、黄色の花柄のカーテンから、日光が少し透けて、部屋全体があたたかな色に染まっている。
夫の部屋は昔からあったのに、何でだろう?
空いている部屋はいくつかあるのに、自分の部屋を作ろう、という発想がなかったのだ。
さあ、浮かれていられるのも、午前中までだ。
午後に、出版社から、大量の書類が送られてくるという連絡が入っている。
また、〆切との戦いです。
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