英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

クラシックを聴くと?

2017-02-20 | 日記
仕事を終えて、高瀬川沿いを北へと歩く。

二条通のあたりで、高瀬川は一旦道路の下に潜る。
このあたりが一之舟入だ。
高瀬舟が昔を偲ばせる。




ここから歩いてほんの1分のところで、友人たちとの食事会があったのだ。



懐石料理の一皿ごとに、それに合わせたワインが供される。
全部飲んでいたら、そりゃまあ酔っ払っちゃって大変だ。
ワインは適当に「はしょり」ながら、みんなでボーボーを気焔を吐く。
(魔女の会ではありません、ま、似たようなものだけれど。ww)

蕪を薄く削いだものを、薄氷に見立てたお椀。
思わず、静まる私たち。ww


一見普通の青柳の「ぬた」だけれど、上にかかっているのは、「おかか」ならぬ、アーモンドの薄切りですって。ふひひ♪


赤ワインと共に供されたこの一皿が出る頃には、もうみんな、ヘロヘロだ。笑




帰宅して、お風呂に入り、姑のところへ行く。
姑は、なんと車椅子に座って、NHK eテレのベートーベンを聴いていたのだ!
それは交響曲第5番 ハ短調 作品67の後半だった。
かの有名な「運命」の後半ですよね?


お世話が終わって、曲の方も大団円になり、その後は、少し恐ろしい音色に変わるところで、姑に尋ねる。

おかあさん、ちょっと恐い曲になりますけれど、テレビ、消しましょうか?

姑ははっきりと言った。

「いや、聴いてるし。」

それからずっと最後まで、姑は音楽を聞き続けたのだ。


人はやはりクラシックに終結するのか?
知能とクラシック音楽の不可思議な関係については、それは何度も入試問題に出されているのだけれど。

帰って、栗吉に問う。
お前も幼少時からクラシックを聴いていたら、少しは知的になったの?  かな? 



よく分からないそうです。









コメント (10)
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