英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

本を読む。

2020-01-29 | 受験・生徒・勉強・学習
大学入試問題の英語長文には、たまに物語文がだされることがある。
こちらの方が、論説文や、理系内容の文よりも、解きやすいだろうと思うのだが、私の生徒たち(全員理系)は、物語文の方が遥かに難しいという。 主人公が何を考えているかわからない、何が言いたいのかさっぱりだ、と言い切るのだ。
今まで純文学系の本は読んでこなかったかと問うと、大抵が、『本はたくさん読むけれど、文学書は読まない。小説は、ファンタジー系か、学校で使われる教材的なものだけだ。』というのだ。

そうか、そうなのね。
本が好きだということが、小説が好きだと同義だと、当然のように思ってきたけれど。
『言葉』を知らない若い人たちが増えてきた、というのは実感しているのです。


閑話休題
火曜日の昼下がり、重たい本類を(キャリーケースに入れて)引きずりながら、いつもの石畳の道を歩いていると、旅館の看板ネコのりりぃちゃんがひょいと玄関から顔を出した。

おやまあ、りりぃちゃん、あなたの顔を見ると、元気が出るわ♪

さらに歩いていくと、向こうから、『枇杷の琥珀姫こと玄米姫ことげんちゃん』が、奥さんに連れられて、歩いてくるじゃないの!
心配していたけれど、右後ろ足を引きずっている風もない。
足のことは、私の取り越し苦労だったようだ。

よかったね。
道端の犬や猫たちが、それは大きな癒しになる。


コメント (4)
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