楽しみにしていた金曜日。
小学校の同級生との再会の日であった。
一人は数年ぶり、もう一人は○十年ぶりである。
祇園まで、いそいそと歩く。
鴨川縁を、高瀬川沿いを。
人は本当に少ない。
宮川町から東へ向かう。
花見小路に入る。
やっぱり人はとても少ない。
和のような、洋のような不思議な料理を出すお店である。
伺ったのは1年ぶりくらいかな。
コロナ禍が収まったら、今度は飲みに行こうと約束する。
同級生とは不思議なものである。
料理を食べながら話していると、あっという間に昔のあれこれを思い出す。
過ぎ去った年月の垣根が、見る間になくなっていく。
夢のような、なんとも不思議な、幸せな時間だった。
久しぶりに会おうと声をかけてくださったことに、心から、心から、感謝。