宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 プラモデルの方は、ポリエステルパテを盛っては乾かしの繰り返しなので(柔らかくて、一気に厚く盛れないのです)、ペーパークラフトを進めました。

 LEM上昇段も、かなり形ができてきました。「顔」の四隅に、RCSエンジンの基部を取り付けました。RCS(Reaction Control System…反動制御システム?)エンジンは、LEMの姿勢制御等を行うためのもので、それぞれに4つのノズル(計16個!)がつきます。

 おおまかな形ができたということは、これからは細かいパーツばかりです。写真、バックになっているのは残りのパーツの一部ですが、アンテナ関係が多いです。本体をプラモデルの形状確認に使うことが多いので、ここで細かな部品を付けると、破損してしまいそうです。
 
 ……作業の手順を変えることになりそうです。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 LEM上昇段に、思い切った修正を加えました。

 アオシマのキットを、ほぼ1/35と決めつけたのは良かったのですが、参考にしたペーパークラフトとの違いが目立つばかりで、作業が進みません。

 薄い金属板のペコペコ感を出すためにも、基本的な形状の不具合は、ここで正すしかありません。そこで、ポリエステルパテの登場です。

 ポリエステルパテは自動車修理用のものを使いました。模型専用のものは入手しにくい上に、結構高価です。自動車のボディ修理は自分で何回かしたことがあり、その経験で、結構加工がしやすかったのと、何より安価であることから、プラモデルに使ってみようと思ったわけです。

 自動車修理の場合は、当然の事ながら外での作業となりますが、量も少ないからと部屋でやったところ、死にそうになりました。「有機溶剤中毒の恐れがある」……その通りです。皆さんも気を付けてください。

 完成のための英断というつもりだったのですが、ますます完成から遠ざかったような気が。でも、プラスチックとの相性は悪くなさそうです。もう少し盛ってから、細かいことについて考えようと思っています。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 LEMのプラモデル、進んだような、進まないような。

 アオシマのプラモデルでは再現されていなかった、LEM上昇段のエンジンのズルを下降段のノズルで代用することにしました。そのためには、ノズルをおさめるための穴を開けねばなりません。これに結構苦労しました。

 その工作をしていて、ノズルとドッキング用のハッチが一直線であることに気づきました。当然の構造なんでしょうけれど、なぜか感動してしまいました。これが、LEM上昇段の中心線ですね。

 例によって「VIRTUAL LEM」を見ていただくと、操縦席にいる宇宙飛行士の背中では、彼らを地球に帰らせるための唯一の手段であるロケットエンジンがうなりをあげ、その左右には、推進剤(宇宙船と同じ有毒のヒドラジン?)と液体酸素のタンクが!

 改めて、宇宙飛行士の勇気を讃えるのみです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 またまたペーパークラフトを進めました。

 LEM上昇段後方の箱状の部品をつけました。上昇段全体を人間の頭にたとえるならば、後頭部のあたりでしょうか。

 「VIRTUAL LM」によると、ここにはヘリウムタンク、酸素タンク、通信機器や様々な電子機器が並んでいるようです。

 軽量化のため、機能だけを追求し、見栄えは二の次だったろうと思うのですが、何か人間くさい感じがするのは、私だけでしょうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 ペーパークラフトを進めました。

 写真中央、上昇段の「おでこ」のあたりに、小さな筒状のパーツを付けたのですが、お分かりになるでしょうか。直径1.5ミリ、高さ2ミリくらいです。

 再現されている以上、何の部品か気になりますよね。そこで、「VIRTUAL LM」を調べると……すぐ分かりました。望遠鏡ですね。まるで潜水艦の潜望鏡のようです。

 上昇段の後部パーツも切り出しました。今日は、ここまでです。

 洋書つながりで「The Rocket Men」の翻訳も少し進めました。HPも更新しましたので、良かったら読んでやってください。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 LEMの上昇段、プラモデルを少し。

 写真背景は、1/35の型紙です。改めて重ねてみると、うーん良い感じです。やはり、これに合わせて作るしかありません。というわけで、「顔」の不要な出っ張り「下あご」を切り取りました。……製作を進めるはずが、ますますバラバラに。

 ミッドセクションは、表面にプラ板を貼って形を合わせればいいとして、「顔」は本格的に整形手術が必要になりそうです。頬と顎の形を直し、ボリュームを増やすためには、エポキシパテのお世話になりそうです。また、買いに行かなければ。

 以前、豊田市の模型店、「童夢」が閉まっていて心配、という記事を書きましたが、今日行ってみたら、ちゃんと営業していました。良かった良かった。サフェーサーのロング缶があったので購入。これが使えるように、頑張って製作しなくては!


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 アマゾンに発注した書籍が届きました。

 『報復兵器V2』世界初の弾道ミサイル開発物語(野木恵一・2000年・光人社NF文庫)です。

 V2は、ペーパークラフトで作ったときに、ノズル付近の細かな部品を見て、60年以上前に、どうやって姿勢制御をしたのだろうかと興味を持ち、何か資料はないかなあと思っていました。最近、ドラゴンモデルのA4ミサイル(1/35)を入手できたので、改めてアマゾンで検索したところ、この本を見つけました。注文して二日で到着、和書は本当に早いです。

 少しだけ読んでみましたが、面白そうです。パラパラとめくると、ノズル付近の図もあり、私の知りたい、機械的な情報も得られそうです。もっとも、知ったところで何の役にも立たないのですが。

 写真右手は食玩のV2です。継ぎ目の処理とかが今ひとつですね。「王立科学博物館 第三展示場」の発売を心待ちにしております。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 LEMのペーパークラフト製作を進めました。

 ただ、これまでのパーツを接着しただけではありません。「おでこ(私のイメージでは)」の辺りのパーツを追加してあります。

 それだけでは寂しいので、お気に入りのアポロのトイと並べてみました。アメリカ製のものですが、入手した時、これは1/48ではないか!と思いました。しかし、ペーパークラフトとくらべると、少し大きめかもしれません。

 話は変わって、宇宙機模型の書籍は、ほとんどアマゾンに発注しております。昨日も二つ(洋書とDVD)注文しました。……実は二つとも以前アマゾンに注文して、何ヶ月か待たされたあげくに、キャンセルされたものです。

 どうして提供できないものを、広告するのかとクレームのメールを何回か送りました。お世話になっているのに、文句を言ってはいけないと思うのですが、流通の仕組みを知らぬ素人には納得のいかない話です。

 そのせいかどうか、同時に注文した和書は、安いものなのに送料無料で別途発送してもらえるようです。到着したら、またご紹介しますね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 プラモデルやペーパークラフトを見て、形がどうのこうのと言っていますが、実物の写真を見ただけでは分かりづらい所も多々あります。

 私が今回参考にしているのは、「VIRTUAL LM」(洋書)、月着陸船をCGで再現したものです。写真の平面図は、ルナモジュールHシリーズのもの。……今改めて読み直すと、アポロ14号までのものがHシリーズ、15号以降の、長期滞在、月面車搭載のものがJシリーズとのことです。とにかく、この本はすごくて、LEMの外形だけではなく、例えば、上昇段と下降段のアンビリカルケーブルを切断するシステムまでCGで解説されています。

 実際の月着陸船製作の苦労は、アメリカのTVドラマ、「FROM THE EARTH TO THE MOON」の第五話を見ると、その一端が垣間見られます。このドラマは、今年の正月にNHKで再放送されました。私は、「王立科学博物館」の解説書に、このDVDが紹介されているのを見て、すぐにアマゾンに発注しました。手に入れてから、これまで何回見たか分かりません。

 LEM製作、プラモデルが行き詰まっていますが、このDVDを見て、気分を盛り上げようと思っています。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




 ペーパークラフトのLEM、「顔」が完成しました。

 プラモデルと並べてみると……かなり違いますね。

 一番気になるのは「鼻」の高さです。写真と見くらべても、プラモデルは明らかに低いように見えます。ここは少し前方に張り出させてやらねば。

 あと、「鼻」の上のくぼみの形状も、ペーパークラフトは正確に再現しているようです。ここを修正するのは、かなり難しそう……。

 ああ、写真で見くらべると、次々に目についてしまいます。「まぶた」の角度も、「下あご」も「頬」のふくらみ具合も……。

 こういう時は、あの「お気に入りDVD」を見て、元気を取り戻さねば!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »