港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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シネマ・ポップス…ときどきイラスト

『4月20日』

2019-04-19 20:31:03 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆ハロルド・ロイド Harold Lloyd (1893..4.20~1971.3.08)



チャップリン、キートンと共にスラップスティック全盛期に三大喜劇王と呼ばれたアメリカの喜劇俳優です。
ネブラスカ州の田舎町バーチャードに生まれ、貧しい少年時代の中で巡業劇団に身を置いて芝居を続けて腕を磨きました。
やがて1913年にハリウッドでエキストラの仕事を始め、1916年には自ら主演した短編の『ロイドの野球狂』を制作し、
カンカン帽にセルロイドの丸ぶち眼鏡(通称ロイド眼鏡)という独特のスタイルで登場して注目を集めました。
その後も、まじめで正義感が強いごくありふれた気弱な楽天的小市民がとんでもない冒険に巻き込まれるというパターンで
人気を集め、興行的にはチャップリンと肩を並べる存在になりました。
サイレント時代に目まぐるしいスラップスティック劇で全盛期を誇っていましたが、トーキー時代に入ると時代のニーズに
乗り切れず、徐々に人気も下落しいつしか忘れ去られる存在になってしまいました。

【主要出演作品】
1922年『豪勇ロイド』 Grandma’s Boy

1923年『ロイドの要心無用』Safety Last

1923年『ロイドの巨人征服』 Why Worry?
1924年『猛進ロイド』Girl Shy
"1925年『ロイドの人気者』 Harold Lloyd's The funny Side of Life"
1932年『ロイドの活動狂』 Movie Crazy
1936年『ロイドの牛乳屋』The Milky Way

1938年『ロイドのエジプト博士』 Professor Beware
1962年『ロイドの喜劇の世界』Harold Lloyd's World of Comedy

↓はロイドの傑作シーン集【YOUTUBEより】



☆ジョニー・テイロットソン Johnny Tillotson (1938.4.20~ )



『ポエトリー・イン・モーション』がゴールド・ディスクとなって人気を集めたアメリカのポップシンガーです。
フロリダに生まれ、幼少の頃から音楽活動を始めて地元のテレビ・ラジオ番組にレギュラー出演していたそうです。
1957年にケイデンス・レコードと契約し、1958年に自作の『Dreamy Eyes』でデビュー、1960年の『ポエトリー』が
全米2位を記録してアメリカで一気にブレイクしました。
また、1960年の『プリンセス・プリンセス』や1961年の『キューティ・パイ』などもヒットしていたようですが、
これらの曲は日本では1~2年遅れでヒットしています。
1965年には日本の歌謡ポップス『涙くんさよなら』のカヴァーが大ヒット、これに便乗して日活で同名の映画が撮られ
ジョニー・テイロットソンも本人役で出演するために来日しています。

↓はジョニー・テイロットソンの『ポエトリー・イン・モーション』【YOUTUBEより】


↓はジョニー・テイロットソンの『キューティ・パイ』【YOUTUBEより】


↓はジョニー・テイロットソンの『涙くんさよなら』【YOUTUBEより】



【ご命日】

★カンテンフラス Cantinflas (1911.8.12~1993.4.20)



メキシコ出身で南米スペイン語圏で活躍した多芸多才の職人俳優。
主な出演作品として『八十日間世界一周』『ボクは二枚目』『ぺぺ』などがある。