独身貴族 第１１話 （最終回） ＊感想＊

＊　「恋の結末」　＊

ゆき（北川景子）と対峙した際の玲子（平岩紙）が　とても良かったコト・・
（守を叱咤する玲子も良かったけれど　あちらは　あまりにも唐突に感じられる玲子の登場が　どうも好きになれない。）
ゆきの涙が切なげで好みだったコト・・　
守（草なぎ剛）が発する「春野ゆき」が　とても魅力的に感じられたコト・・　
映画の撮影現場での守とゆきが　お似合いだったコト・・　が　この最終回で印象的だったトコロ。

それにしても守ったら　周囲がお膳立てしても・・　女性のほうからアプローチしても・・　どこまでも頑な男・・なワケなのね。
一歩を踏み出そうとしない守の　ため息が出ちゃいそうなほど頑固で意地っ張りな感じは　それなりに面白いとは思うし
足枷が無くなったというのに　自分の気持ちに素直にならない守を　臆病者だと言い切る進（伊藤英明）と
そんな風に言われて　さらに頑なになってしまう守の兄弟喧嘩もそれなりに楽しめたのだけど
守をそのように描いていくのだったら　結末へと動き出すまでの彼の心の揺れや心情を　もっと見せてほしかったなぁ。
（ああ・・　情感の感じられた前回のストーリーは何処へ・・・・・。）
最終回になって　急に思い出したように　ワケの分からんコメディ色を出してきたり
グダグダの茶番劇を入れ込んでくるアタリも　好みじゃなくって　個人的には残念。
てっきり　ラブコメから切ないラブストーリーへとシフトしたものだとばかり思っていたのだけど
そんなコトはなかったのね・・・。　
ラブコメでも別に構いやしないのだけど　それならそれで　もう少し小粋なもんを見せてほしかったなぁ・・・。

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リーガルハイ（２） 第１０話 （最終回） ＊感想＊

＊　「二転三転する最後の法廷！！執念で救え依頼人！！真実は悲劇か喜劇か！？」　＊

明らかになる羽生（岡田将生）の企み・・
貴和（小雪）がひた隠しにしているもの・・
羽生・古美門（堺雅人）・真知子（新垣結衣）が見せる真実の捉え方の違い・・
真実を大切に考える真知子の心の揺れ・・
真知子が一線を越えるように誘導していく古美門・・
また少し古美門色に染まってしまったような真知子・・　
チーム古美門一丸となっての盛大なる虚偽・・
古美門による容赦ない羽生への追及・・
お帰りなさ～い♪な　三木（生瀬勝久）＆沢地（小池栄子）・・　などなど
このドラマらしく　最終回らしく　色んなもんが詰まっていたなぁといった印象。

貴和が隠していたものが　あれだけ　もったいつけてきたワリには　そう大したコトないというか・・
そこらへんに転がっている刑事ものドラマにありがちなものに思われることが　ちょっぴり残念。
どうも　貴和を描くというよりは　羽生を描き出すために　貴和の件をあそこまで引っ張ってきたという印象が強く
貴和のエピソード自体には物足りなさを感じてしまうのよねぇ。　
まあ　そんな　ありきたりに感じられたものを　最後には　うやむやに変化させたコトで　
なんとか　このドラマっぽさを感じられた気はするけれども。
（制作陣の思い入れが強いらしい）羽生くんのほうは　法廷であそこまで丸裸にされても気高く・・
「醜さを愛せ」を座右の銘にして　“どんなに旅をしても手に入らない財宝”を心の中で愛でつつ　武者修行・・
などという　力の入った描写で魅せてくれたんだから　も～う　それでいいや。

あっという間にウィンウィン教に入信・・　敬虔な信者となってしまった三木の気持ち悪～い爽やかさと
指で髪をなぞる古美門お得意のドヤ顔の真知子ちゃんパージョンが　とても可愛ったコトが最終回のツボ。
あじさい文具訴訟や　ご近所裁判で見られた　気持ちの悪いほどに丸く収まってしまった結末に対するモヤモヤを
一瞬ではあるけれど　解消してみせてくれた古美門の弁論も　このドラマっぽくって面白かった。
　　
どうしても前期と比べてしまったり・・　アレコレと不満を感じてしまったり・・　突っ込んだり・・　毒を吐いたり・・
思い入れがあって　期待も大きいだけに　毎度毎度イロイロと文句も出てきちゃうワケだけど
これだけ色んなコトを感じながら楽しませてくれる　このドラマ・・　やっぱり好きだわぁ。


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リーガル・ハイ　最終回　　＊感想＊
リーガル・ハイ　スペシャル　　＊感想＊
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よろず占い処 陰陽屋へようこそ 第１１話 （最終回） ＊感想＊

＊　「さよなら祥明！！インチキ占い師の最後」　＊

このドラマらしい最終回だったなぁ。
いやぁ・・　それにしても 　最終回で茶番劇・第３弾を見せられるとは思ってなかったよ。
さすが祥明プロデュースの茶番劇・・ 　中盤からガラリと変わる皆々様の本気の芝居に惹きこまれてしまったわぁ。
そして　駒形(ふせえり)・高坂(宮川一朗太)・金井(濱田マリ)らの結束の固さや人情を　改めて感じさせてもらったよ。
思いもかけなかったコトに驚かされて
三井さん絡みのエピソードで また同様のコトで驚かされて　心がほんわり温かくなる・・ いい最終回だったなぁ。
瞬太(知念侑李)の学校でのエピソードは　とても気に入っていたので
最終回でも　あのような心温まる展開となった学校エピソードを見せてもらえたことにも大満足。
へそ曲がりで　カッコつける祥明（錦戸亮）が魅力的に描かれていたり　
そこまでしっかりと描かれていなくても　祥明と秀行（駿河太郎）の関係性がちゃんと見えてくるアタリも良かった。
しょうもないエピソードだったり・・　ドタバタとした展開だったり・・　突っ込みドコロもあるのだけれど
毎度毎度　最後はホンワカ上手いことまとめてくるこのドラマが　やっぱり好きなのよねぇ。
このドラマ独特の雰囲気や　キャラクターの魅力を　最後まで楽しむことができたよ。

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ハクバノ王子サマ 純愛適齢期 第１１話 ＊感想＊

＊　「結婚直前最後の告白！誰を選ぶ３３歳誕生日が決断の時」　＊

終わってみりゃあ　同じようなコトをウダウダグダグダ繰り返しているだけのような気もするのだが　結構楽しめたよ。
気付くのが遅いよ・・　覚悟を決めるのが遅いよ・・　行動を起こすのが遅すぎるよ・・　などなど
小津(三浦貴大)に突っ込みたいコトはタップリあるし
んな大胆なコトを言い出す前に　カオリとのモロモロを清算してこい～っっ　と　激しく突っ込みたくもなるけれど
とりあえず　ダメダメな小津先生が少～し成長したコトは窺えた気はするよ。　
多香子（優香）に対する印象や想いを　彼が母親の前ではっきりと言葉で表現していたのも印象的だったしね。
モノローグが多用されている多香子とは違って　小津の想いはそこまでハッキリと分かりやすく描かれてこなかったように思うので
この回で　多香子の印象や新たな決意表明を言葉で聞かせてもらえたのは良かったなぁ。
江川(新井浩文)との交際を喜ぶ多香子の両親の様子も印象的。
多香子と江川の関係をより親密なものにしようと　グイグイと仕掛けてくる　いかにもな母親と
娘にちゃんとした交際相手がいることを　ひっそりと喜び　安心する父親・・　
こういう何気ないシーンが　この手のドラマでは結構大切だったりするわよねぇ。
父娘で同じようなポーズをとっている様子や　何も語りはしないのに想いが伝わってくる父親の表情が好き。
かたや大切な食事会・・　かたや大切な誕生日パーティー・・
大切な日に多香子は何を選びとるのか・・　次回が楽しみ。　

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ハクバノ王子サマ　純愛適齢期　　第１話　　＊感想＊
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安堂ロイド～A．I．knowsLOVE？～ 第１０話（最終回） ＊感想＊

＊　「約束の時、想いは永遠に」　＊

ロイドもラストクイーンも　論じるのが好きだなあ。
ディベート大好きなアンドロイドたちに　熱～い魂を持つ男・衣朔（遠藤憲一）ちゃんまで加わって　物凄～い情熱を感じちゃったよ。
そして あの手の熱さが　どうも苦手な私は　ちょっと興醒めしちゃったよ・・・・。
冒頭のロイドとラストクイーンのバトルは好みだったこともあり
（ちんまりしゃがみこむラストクイーンや　衝撃でソファに激しくぶつかり　床に打ち付けられるラストクイーンに高まる。）
あの熱～い展開になるまでは 結構のめり込んで観てたんだけどなあ・・・・。
ダサくっても　カッコ悪くっても　暑苦しくても　大切なメッセージは　しっかり伝えていくのだ・・
という製作側の想いが込められているのかな？　などとは思うものの　好みじゃないもんは仕方がない・・・・。

ダサいといえば　ロイドとラストクイーンがピシュ～と空に飛び出して
ゴゴゴ～っと体を揺らしながら飛んでって　最後にドッカーンな展開もなかなか・・・・・・だったなあ。
でも　アレはネタとしてツボを刺激してくるトコロはあったし　
使われている音楽もあいまって　ある意味衝撃的ではあったよ。

何がどうなると　あのようなコトになるのかサッパリ理解できないけれど（理解したいとも思わないけれど）
ラストシーンはわりと好き。
何度も目線を外していく黎士（木村拓哉）と　そんな黎士の目線を追いかける麻陽（柴咲コウ）が可愛らしくって良かった。
違和感ありまくりで　妙に耳障りだった主題歌を　やっとこさすんなりと受け止められた気がするよ。　

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東京バンドワゴン～下町大家族物語 第１０話 （最終回） ＊感想＊

＊　「笑って！涙にサヨナラ！ありがとう！！」　＊

いい最終回だったなぁ。
残念ながら　ストーリー的には　そこまで惹かれるものを感じることはできなかったのだけど
堀田家の人々の温かさ・・　仲の良さ・・　家族を思いやる心・・　などなど
このドラマの魅力を最後までたっぷりと感じさせてくれたことに大満足。
それにしても　あのシーンに突然ワラワラと男たちが割り込んできたときにゃあ　驚いたよ。
最終回でも相変わらず　エピソードをねじ込んでくるアタリも　このドラマらしいなぁ。
サラサラ～っと　上辺だけを描いたエピソードという感は否めないものの
大家族物語というだけでなく　古書店を舞台としたドラマであることを感じさせてくれるものではあったわねぇ。

我南人(玉置浩二)の歌に感動し　　我南人の涙にもらい泣きをして
堀田家に訪れたダブルの幸せを共に喜んで
さらに賑やかになった食卓に微笑ましくなって　
青（亀梨和也）をはじめとする堀田家の面々それぞれの「お帰り」に温もりを感じる・・
堀田家の魅力に癒される最終回だったなぁ。
　

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クロコーチ 第１０話 (最終回) ＊感想＊

＊　「完結～三億円燃ゆ」　＊

あれほど怪しさたっぷりに描かれ続けてきた牛井（小市慢太郎）が　随分と大人しくなってしまったんじゃ・・
などと思いながら観ていれば・・　なるほど～　やっぱり～　な　展開なのねぇ。
「お前ら、隠しすぎなんだよ！！」　（ｂｙ黒河内）　な　展開なのねぇ。
この黒河内（長瀬智也）の叫びは好きだし　
あれだけイロイロ頑張ってきたのに・・　やっとここまできたのに・・　という
徒労感や虚無感を　黒河内とともに味わう面白さはあったとは思うのだけど
気持ちを高めに高めてもらった前回のテンションのままで　この最終回を観てしまった私には　少々物足りなさがあるのよねぇ。
あのような結末になってしまうのは　まあ仕方がないのだろうけれど　
もう少し　ワクワク　ドキドキ　気持ちを高めてもらいたかったよ。
このドラマお得意の煽りや見栄に乗せられて　もっともっと楽しんでみたかったよ。
まあ　期待度が大きかった分　アレコレ文句も書き連ねてしまったけれど
毎週　視聴を楽しみにしていたドラマだったし　毎度毎度イロイロとワクワクさせてもらったし　
黒河内や沢渡（渡部篤郎）などなど　個性的なキャラクターの魅力やドラマの雰囲気を楽しめるドラマではあったよ。

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独身貴族 第１０話 ＊感想＊

＊　「さようなら…それぞれの選択」　＊

ゆき（北川景子）・進（伊藤英明）・玲子（平岩紙）・守（草なぎ剛）・・それぞれのキャラの魅力を楽しめた第１０話。
東京タワーで進に謝るときの　ゆきの美しさ・・　　　
自分が知っている守について　玲子に語る際の　ゆきの嬉しそうな様子・・
ゆきに謝られたときに見せた進の辛そうな表情・・
「ゆきさん、進さんとお幸せにね。」　と　ゆきに言う際の毅然とした玲子の態度・・
守にゆきの言葉を伝える玲子の哀しさ・・　
そんな玲子の想いを理解しているように感じられる守の表情・・
自分をサムの立場に置き換えた際の　守の断然さ・・
いやあ・・　切なさいっぱい　もどかしさいっぱいで　良かったわぁ。

あのまま　自ら身を引いてしまうのでは・・と思われた玲子が　しっかりと踏みとどまったこと・・
守への想いや　自分の意思を　嫌な印象を与えずに　玲子がしっかりと表現していたこと・・
「ロマンチックに身を委ねるほど無責任になれない。」という守の言葉や
理不尽で身勝手で迂闊な行動は絶対にしないと言い切る守の様子が　いかにも守らしかったこと・・
などが　特に印象的だったなぁ。

ゆきが最後にとった行動については　ありきたりな感じがするし
（完璧な脚本が完成したのだとしても）仕事を途中で放棄してしまったように感じられたり　
自分の想いから　ただただ逃げ出しただけのように感じられて　やや抵抗があるのだけれど
次回　このアタリをどのように見せてくれるのか・・
４人の想いがどのように描かれているのか・・　楽しみだよ。

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リーガルハイ（２） 第９話 ＊感想＊

＊　「ついに最高裁！例え全国民が敵でも必ず命を救う」　＊

お遊びや おふざけが散りばめられた前半と シリアスモード全開な後半の裁判・・
メリハリがあって良かったなぁ。
奇行やら 変顔やら 子供じみた言い分などで掻き回す古美門（堺雅人）の裁判も そりゃあ面白いけれど
(古美門がハメをはずしすぎると どうも面白く感じないのだが・・・。)
そろそろ ジックリ真面目テイストな古美門の仕事っぷりを観てみたいと思っていたので楽しめたよ。
民意とは？というコトだったり・・
巨大に膨れ上がった民意の恐ろしさだったり・・
善良な(自分を善良だと思っている)市民の愚かさだったり・・
貴和（小雪）の裁判が “嫌われ者を吊るそうとする国民的イベント”になってしまいかねないことへの危惧だったり・・
古美門の言い分は興味深かったなぁ。
ただ 前シリーズの９話・１０話で扱った案件の際に見られた古美門の演説ほどには惹きこまれなかったのよねぇ。
こう・・ 演説を聞いていてワクワクしてこないというか・・ 痛快さが感じられないというか・・。
まあ 全く異なる裁判だからねぇ・・ 比べても仕方のないコトなのだけど
ずっと観てきていると やっぱり色々と比較してしまうわよねぇ。
真知子（新垣結衣）絡みのオチも 予想外で驚かされたものの
痛快さを楽しむものではなかったコトに物足りなさを感じるのよねぇ。
でも その後の 真知子＆古美門の応酬は楽しめたよ。
「騙されましたね。」 「愚か者め。」 の ぶつけ合い・・に
「気付いていた・・」 の 上乗せ合戦・・
騙し・・ 欺き・・ 共に戦ってきた二人らしくって面白かったなぁ。

「一つ・・ 人よりよく喋る。」 だとか
二人そろってジャケットをバっ・・ 臨戦態勢バッチリな古美門＆真知子 だとか
「先生？」 「あ、ピグモン？」 「黛です。」 の 真知子＆古美門の会話やら
「一億円稼ぐんでしょ？ 高速なんとか、やってもらうんでしょ？」 と 宥める真知子やら・・
ツボを刺激してくるポイントが 思いのほかたくさんあったコトが嬉しい。

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ミス・パイロット 第９話 ＊感想＊

＊　「旅客機操縦までカウントダウンの晴に緊急事態発生・・・・」　＊

千里（相武紗季)が別の道へと進んでいったこともあってか・・
恋愛モードへの切り替えが目立ってきたコトもあってか・・
国木田がやたらと目立つようになった気がする今回。
シミュレータ訓練の際に ふてぶてしさたっぷりに・・ ドSっぽさたっぷりに・・ 晴（堀北真希）を指導する国木田がツボ。
国木田って妙にカッコつけすぎというか・・ (実際カッコイイんだから仕方がないわよね・・すみません。)
晴や千里と接する際に 男の色気を前面に押し出しすぎというか・・ (意識してなくても滲み出ちゃうのよね・・すみません。)
観ていて ぞわぞわ～っとしちゃうコトがよくあって チョイと苦手なのだけど
シミュレーション訓練の際の国木田は結構楽しめたよ。
千里との会話の際の 「悪い癖なら俺が治してやるよ。」 の 俺様っぷりも面白かったし
己の体験を交えつつ 千里のハートを鷲掴みにしちゃうテクも拝見できたし
ぞわぞわ～っとしつつ 国木田の魅力を楽しむ・・ そんな第９話だったよ。
メインストーリーのほうは ベタすぎて 特に書いておきたい感想はない。

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