* TAROの塔 「芸術は爆発だ!」 * 番組HP
太陽の塔自体は見たことがあるけれど 丹下健三が設計した大屋根を突き破るようにそびえる太陽の塔や
その中の様子を見たのは初めてだったので ドラマそのものよりも まずはそのベラボーさに驚いてしまったわぁ。
さて 前回に引き続き 最初から最後まで敏子(常盤貴子)の魅力が溢れている最終回。
もしも万博が失敗した時には 「何も残らないお前が不憫だ。」と 敏子の気持ちを思いやり
気弱なところを見せる太郎(松尾スズキ)に 「岡本太郎を殺させやしませんよ。」と
胸ぐらを掴んで啖呵を切る敏子の様子に 冒頭から惹きつけられてしまう。
前回 太郎と共に「岡本太郎」を創ると覚悟を決めた敏子の情熱を ぶれることなく最後まで見せ付けられた感じね。
太郎の命が尽きるまで そして太郎が亡くなった後もなお
岡本太郎の中にある神聖な火を消さぬよう戦い続ける敏子からは とにかく強い女性といったイメージを受けるけれど
丹下に不安を訴える様子や “黒い太陽”は かの子を象徴しているのではないかという弟子の考えを聞く表情からは
敏子の女性らしい生身の感情を チラリチラリと垣間見ることができるのが印象的。
敏子が 反権力を口にする学生たちに太郎の芸術について語るシーンで
敏子が考える岡本太郎の本質を知ることができたことも興味深い。
太郎の芸術は とりあえずベラボーなんだなぁといったコトしか解らないアタシを
その本質に一歩近づけた気にさせてくれる分かりやすさがあるのがいいわぁ。
太郎がパーキンソン病にかかってからの太郎と敏子の戦いは それはそれは壮絶で
「あんな姿、見せないでくれよ。岡本太郎はもっと尊敬されていいはずだ。」
という丹下(小日向文世)の言葉が胸に突き刺さるのだけれど
ピープルが太郎の芸術を理解するためには 自身を生贄としても構わないという太郎の考えを尊重し
世間と戦い続ける敏子の姿に ただただ圧倒され感服する最終回だった。
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TAROの塔 第1回 *感想*
TAROの塔 第2回 *感想*
TAROの塔 第3回 *感想*
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気弱なところを見せる太郎(松尾スズキ)に 「岡本太郎を殺させやしませんよ。」と
胸ぐらを掴んで啖呵を切る敏子の様子に 冒頭から惹きつけられてしまう。
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太郎の命が尽きるまで そして太郎が亡くなった後もなお
岡本太郎の中にある神聖な火を消さぬよう戦い続ける敏子からは とにかく強い女性といったイメージを受けるけれど
丹下に不安を訴える様子や “黒い太陽”は かの子を象徴しているのではないかという弟子の考えを聞く表情からは
敏子の女性らしい生身の感情を チラリチラリと垣間見ることができるのが印象的。
敏子が 反権力を口にする学生たちに太郎の芸術について語るシーンで
敏子が考える岡本太郎の本質を知ることができたことも興味深い。
太郎の芸術は とりあえずベラボーなんだなぁといったコトしか解らないアタシを
その本質に一歩近づけた気にさせてくれる分かりやすさがあるのがいいわぁ。
太郎がパーキンソン病にかかってからの太郎と敏子の戦いは それはそれは壮絶で
「あんな姿、見せないでくれよ。岡本太郎はもっと尊敬されていいはずだ。」
という丹下(小日向文世)の言葉が胸に突き刺さるのだけれど
ピープルが太郎の芸術を理解するためには 自身を生贄としても構わないという太郎の考えを尊重し
世間と戦い続ける敏子の姿に ただただ圧倒され感服する最終回だった。
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