いやぁ、、なかなか重たい展開だ。
「深堀家の崩壊の危機」などと、序盤のナレーションで煽ってはいたけれど、
この重たさや深刻さは予想してなかったわ。
ショックを受ける万里江(小池栄子)も、、
悠作に切り出す達男(小林薫)も、、
落胆する土門(北村一輝)も、、
それぞれの気持ちが伝わってきて、
後半のあの展開には何だか辛くなっちゃったよ。
夫への想いや、娘への愛情や、
担当する漫画家を支えようとする編集者の想いを、
このような形で見せられるのは切ない。
悠作(吉岡秀隆)の辛さも描かれているだけに、
なんか、、もう、、
どうしようもないもどかしさを感じたわ。
しょぼくれた達男や、
悠作に召し使う達男や、
深堀家に上がり込むクマさん(西堀亮)や、
結婚について談義する悠作と泰彦(中川大輔)と曽我部(YOUNG DAIS)、、などなど、、
「崩壊の危機」到来までは楽しく観てたのになぁ、、、。
何だかしんみりしちゃったよ。
ちなつ(山本舞香)が今までよりも活躍していた印象。
カンウ(飯田基祐)の手下を相手に派手なアクションを繰り広げたり、、
十吉(相葉雅紀)が仕事をし易いように動いたり、、
美沙子(本仮屋ユイカ)への興味から強引に接触したり、、
ちなつの動きを楽しんだわ。
十吉の二丁っぷりが様になっていく様子も面白い。
まだまだ十吉要素が強いけど、
序盤の頃と比べれば、ずいぶんと二丁らしくなってきた。
十吉的には、それは全く喜ばしいことではないというのも皮肉でいいわ。
今日からヒットマン 第2話 (視聴のみ)
和宮(岸井ゆきの)の秘められた想いを興味深く視聴。
なるほどねぇ、、そういうことか、、と納得させられたわ。
湯殿で見られたふてぶてしい態度と、
観行院(平岩紙)に見せる可愛らしい様子、、
初めは和宮の異なる面に興味を引かれ、
その後に見えてくる悲しい感情にさらに引きつけられる。
姉宮様が江戸に下ることになった理由が印象的。
そこから見えてくる歪んだ感情は痛々しく切ないものだった。
捻くれた和宮の心を少しずつ解きほぐしていく家茂(志田彩良)も心に残る。
今までの将軍と比べると拙いように思われて、
やや心許ないものも感じていたのだが、
いやいやどうして、、なかなか魅力的な上様だわ。
男の格好が似合うねぇ、、家茂。
その男前っぷりに惚れ惚れしたわ。
優しくて、柔軟で、聡明な上様だ。
大奥で大活躍のカステラ。
今回のカステラ、美味しそうだったなぁ。
和宮や観行院や土御門(山村紅葉)が美味しそうに食べるからかなぁ。
カステラ、、食べたくなったわ。
前回焦点が当てられていた沙菜(岡田結実)はまだしも、茜(畑芽育)までも、、、。
ずいぶんと力を入れて描いてくるんだねぇ。
製作者に思い入れがあるのか?
脇役もしっかり描いていこうという意思の表れか?
はたまた大人の事情か?
そこまで興味はないキャラクターなので、
そこまで引き込まれはしなかったのだが、
茜のエピソードと美璃(堀田真由)のトラウマの絡め方は好き。
弱さを認め、さらけ出し、向き合う美璃の姿を喜ばしく感じる。
今回、最も印象に残っているのは衛藤まりあ(森香澄)の告白かもしれないなぁ。
まりあにだって辛い事や厳しい状況はある。
それをちゃんと描いていたのが良かった。
美璃の弱さや未熟さが、
改めて浮き彫りにりなったエピソードだったと思う。
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*「それで、貴女たちはいま、幸せ?」*
F(尾野真千子)にガッツリ焦点を当てたストーリーは新鮮だ。
ミステリアスなFを理解しようと集中して観たつもりだけれど、
結局、そんなに理解できなかったわ。
両親に先立たれ、姉(酒井美紀)と共に苦労して生きてきたようだ、、
祖母に煽られ、自らが欲して、祖母の遺産を手に入れたらしい、、
Fとミトちゃん(鳴海唯)は思っていたよりも親しい関係らしい、、
分かったことはこのくらいかなぁ。
Bar灯台で、どのように振る舞っていいのか分からず、
あまり行きたがらなかったというFが、
なぜ、あの時、あの格好で顔を出したのかね?
M(阿部寛)にハロウィンパーティーに来ないかと誘われたんだっけ??
愛子先生(未唯)と田中さん(木南晴夏)のショー、、
田中さんの半分ファーストキス、、
田中さんの動画拡散、、
そして、様々に深まっていく人間関係、、
色んなものが描かれていて見応えたっぷりだ。
なかでも最も心に残っているのは、やはり動画拡散パート。
田中さんは大丈夫なのかとハラハラしたけど、
最後には大きく変わる田中さんが見られ、清々しいものを感じる。
朱里(生見愛瑠)と笙野(毎熊克哉)の支え方も良かった。
二人それぞれの個性が感じられるのがいい。
特に笙野の主張は面白かった。
「宣伝不足」
「隠れた名作映画」
「マニアの間だけで埋もれるのは勿体無い逸品」
田中さんについての表現に惹きつけられたわ。
「オッパイ出して踊ってるオバサン」
などという失礼極まりない表現も用いておきながら、
その失礼さに全く気付いていないというのも笙野らしくていい。
ラストの展開はかなり意外性があった。
あの場で、あんな風に、新たな人間関係が築かれるとはねぇ。
笙野については、これまで沢山の面を見せてもらってきたし、
その人となりについても分かってきたけれど、
今回は、小西(前田公輝)についても、
もう一段階深く知ることができたように思う。
それぞれがそれぞれにダメなところも持ち合わせていて、
その個性が魅力に繋がっているのがいい。
も〜〜〜っっ
シロさんったら、ちゃんと伝えてあげればいいのに〜〜っっ
そんなことを思った今回。
でも、あれがシロさん(西島秀俊)だし、
あんな風にそっけなく言われても、
無邪気にシロさんへの好きをダダ漏れさせちゃうのがケンジ(内野聖陽)なんだよねぇ。
いや、、ひょっとしたら、、
「玉ねぎ」というひと言だけで、察している可能性もあるか?
能天気に振る舞っているけど、
意外とよく見えてる感じもあるもんなぁ、、ケンジは。
対照的な二人の夫婦の決断も興味を持って視聴。
大切なのは、やはり、、相手への優しさ、気遣いなのよねぇ。
おお〜〜そうなるのか〜
などと、ラストの展開に驚かされる。
こういうの好きなんだよなぁ。
4人のパートが核となりそうなもので繋がっている設定や、
それが一気に明らかになる展開は好み。
ゆくえ(多部未華子)、椿(松下洸平)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)、、
4人それぞれで印象が異なっているというのが面白い。
受け止め方や、その際の印象や、印象の表現方法は、
人それぞれで異なるものだとは思うけど、
あそこまで違うというのが興味をそそられる。
一体どんな人なんだ?志木美鳥。
赤田(仲野大賀)の馬鹿正直な告白や、
夜々の場を間違えた告白、
峰子(田辺桃子)の場から見る男女の友情への想い、、などなど、、
様々な興味深いエピソードがあったのだが、
見終わってみればやはり、
志木美鳥パートに持っていかれてしまった感じがする。
「よりによって壁あるじゃん!」
このみ(斎藤飛鳥)のこの発言に思わず吹き出す。
「あの壁をもどかしくも、ありがたくも思えたら、恋です。」
志木美鳥パートに持っていかれた感は強いが、
夜々の格言は面白くて心に残る。
伴ちゃん(木戸大聖)のことに驚く。
なるほどねぇ。
若くてイケてるシングルファザーというだけではないのね。
伴もまた色々と悩ましいものを抱える人物なのね。
年配のゆりあ(菅野美穂)に向かっていきなり何を言い出すんだ、、コイツは、、
などと、
ベッドの上での伴の発言には面食らったため、
明かされる真相には驚きつつも、ちょっとホッとしちゃったよ。
でも、ゆりあはそうではなかった様子。
あの事故が無ければ、自分は選ばれなかったのではないか、、
自分は今の時点での間に合わせに過ぎないのではないか、、
そう考えるゆりあの姿にも、なるほど、、と思ったよ。
なるほどねぇ、、そういう風に考えてしまうねぇ。
伴に対するゆりあの真剣な想いや、
危ういくらいの真っ直ぐさを感じるエピソードだったわ。
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クマさん(西堀亮)は使い勝手のいいキャラなのねぇ。
意外と活躍するクマさんを見て、そんなことを思ったわ。
達男(小林薫)の元に駆けつける車内後部に
ちんまりと存在するクマさんの違和感に
思わずニヤっとしてしまったわ。
達男の良き友、、って感じねぇ。
清美(高橋惠子)の思わぬ一面も面白く視聴。
自由で柔軟、独立心のある女性なのかと思っていたのだが、決してそれだけではないのね。
清美が見せた身勝手な感情や、
子供や孫を巻き込んだ面倒臭い事態、、
今まさに親戚家族がこれと似たような状況に陥っているため、興味深く視聴したわ。
問題が根深くなる前に、万里江(小池栄子)はいい助言を得られて良かったよね。
ブロンソンの和恵(野々村友紀子)は良い塩梅のことを言うなぁ、、
などと、4話に引き続き今回も思ったわ。
あの役割を私がすれば良かったのか?
などと、親戚家族の問題について考えたりもしたのだが、
あれは赤の他人が言うからいいんだろうなとも思う。