Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

冬のサクラ  最終回  *感想*

2011-03-21 | 冬ドラマ(2011)感想
* 冬のサクラ *  番組HP

常軌を逸した性格の航一(高嶋政伸)や 底意地の悪い章子(江波杏子)が
あれよあれよという間に優しい人物に変貌してしまうことや 
愛人に刺されてしまう航一は 実は特殊な血液型の持ち主で
そこに救世主かのごとく同じ血液型の肇(佐藤健)が現れるという 
何とも都合良すぎる展開はこの際スルーするとしても
う~ん・・・やっぱり この最終回には 期待していたほどの魅力は感じられなかった気がするわぁ。

スルーしたいなどと書きつつも 航一と肇が同じ血液型だという件から 新たな真実が浮かび上がってきたときにゃあ
あまりにもアタシの予想を上回りすぎる展開に 思わず感心しちゃったのだけど。
祐と肇の出生については 今までにきちんと描いてきていたし 祐の父親の方を事前に登場させているし
肇は 医師という稲葉家では異色とも思える仕事を目指しているし・・・と
この真実に対するネタ振りが きちんとされているアタリはお見事(笑)。
肇と航一の関係を ほのめかす程度に抑えていたのも好感は持てた。 

ただ やはり2時間ぶち抜きでの放送は 厳しいものがあったと思う。
やむを得ない事情があるのは分かるし このような形での放送となったのは仕方の無いことだとは思うのだけど。
このドラマに漂う しっとり・まったりとした雰囲気を気に入ってはいるけれど
やっぱり しっとり・まったりを2時間通して見せられるのは辛いものがある。
2時間ぶち抜きで放送することを念頭において作られてはいないためなのか 
全体的な構成が いまひとつに感じられるのも残念。
萌奈美(今井美樹)を失う悲しみに耐えられなくて 
萌奈美に手術を受けさせようと奔走する祐(草なぎ剛)の様子が描かれた前半は
戸惑い 葛藤する祐の感情の起伏が描かれているため まだいいのだけれど
肝心の後半に進むにしたがって どうも平板な印象を受けてしまう。
いかにも お涙頂戴といった過剰な演出は 決して見たくはないけれど 
航一のキャラ描写では 今までに散々視聴者を煽り続けてきたワケだから 
クライマックスへと向かう祐と萌奈美の描写にも もう少し工夫を凝らして見せてほしかった。
祐が萌奈美のために満開の桜の花を用意したシーンは とても心に残るシーンではあったけれど
その前に 入院中の萌奈美に花束をプレゼントするシーンを入れてしまっているため
インパクトが薄く感じられてしまうのも残念。 
入院中の萌奈美へのプレゼントは 夕日だけで十分だったのでは? などと個人的には思う。 

結局 最後まで想いをハッキリと伝えることのなかった祐と萌奈美が 最後に気持ちを伝え合う様子は 
いかにも それぞれのキャラらしくって好き。
特に 写真の裏側にひっそりと想いを残した萌奈美の描き方は良かったと思う。
一時は どうも曖昧に思える萌奈美の倫理観に 若干不満を感じたりもしたのだけれど
純愛ドラマのヒロインらしい好感の持てる想いの伝え方だった。

このドラマの魅力の一つである 祐と肇の兄弟愛を 最終回でも存分に見せてもらえたのも満足。
「平気なわけねぇよ。辛い時ほど平気な顔するんだよ。」と 萌奈美を失った兄を心配する肇の様子や
「大丈夫、大丈夫。俺、大丈夫だから。」 「おう。」 という祐と肇の会話は魅力的だった。

そうそう肇ちゃんのプロポーズのシーンも良かったわぁ。
まったり まったりと進む後半のストーリーの中で このシーンが最もインパクトがあったかも(笑)。 

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冬のサクラ  第1話  *感想*
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デカワンコ 第9話  *感想*

2011-03-20 | 冬ドラマ(2011)感想
* デカワンコ 「警察犬が喋った!?」 *  番組HP

ワンコ(多部未華子)の可愛らしさで 沈みがちな心を癒してもらった第9話。
だけどアタシのテンションは 前回ほどには上がらなかったわぁ。(今の状況のせいもあるのかもしれないけれど。)

田村(田口トモロヲ)がワンコの部屋を訪れるシーンは 何であんなにグダグダなのかしら。
キレは無いし テンポは悪いし しつこいし・・・面白さをサッパリ感じることのできなかったなぁ。
田村のトラウマを垣間見ることができる大切なシーンだと思うだけに かなり残念。
このドラマには ストーリーよりもテンポやキレの良さを求めているアタシには
全体的に少々物足りなさを感じる回だったのも淋しい。

毎度毎度の活躍で 少々増長気味だったワンコが大失態をやらかして
その後 ワンコだけでなく13係の面々までもが捜査の原点に改めて気付くというストーリー自体は面白かった。
調子に乗りまくるワンコが可愛いわぁ♪ ワンコのキャラを完璧に確立させている多部ちゃんはスゴイ!
ついにミハイルが喋りだすという展開も面白かったなぁ。
ずっと擬人化されてきたミハイルが まさかホントに人間化しちゃうとは(笑)。
相棒・ミハイルへの田村の深い愛情や 犯人に立ち向かうミハイルの雄姿が見られたのも良かった。

来週はついに最終回。 テンション上げ上げになるような面白いストーリーになっていることを熱く期待♪

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バーテンダー ♯6  *感想*

2011-03-19 | 冬ドラマ(2011)感想
* バーテンダー 「あの人に勇気をもらった・・・今こそ最高の一杯を」 *  番組HP

今回のストーリーは面白かったなぁ。
いまひとつ感が漂う第5話を見た後だけに 余計に面白く感じる。
(どうも苦手な)葛原(金子ノブアキ)が絡むエピソードの入れ方も程よい感じだし
今回のゲストキャラ・山之内(大友康平)のエピソードや 
フランスでの溜(相葉雅紀)の痛い経験と 溜と加瀬(竹中直人)の確執までも盛り込んで
溜の成長を見せてくれた今回のストーリには大満足。
いかにもコミックが原作といった感じのアクの強い葛原には正直興味はないし
個人的には 溜とラパンを訪れる客との心の触れ合いが見られれば満足なのだけど
チーフバーテンダーの地位をめぐる溜と葛原の対決が このドラマのメインイベントのようだし
そんなコトを考えると 今回のストーリーが今までの中で一番まとまっていたと言えるかも。

その世界では きっと高名な方なのだろう山之内を相手に 若造の溜が説教するシーンは
溜が不遜に見えてしまう恐れもあるトコロだとは思うけれど
相葉さん演じる溜の魅力で そんな不安を上手く緩和していたと思うし
「なかなか生意気なバーテンダーがいるんですね、この店は。」という言葉を 山之内に言わせているところも良かった。
だって 相葉マジックで緩和しているとはいえ 溜のあの説教は やっぱり生意気に見えるもの。
多少生意気に思われることを言っても その言葉はちゃんと客の心に響く・・・
そんな溜の魅力を見せてもらった気がするわぁ。

10年熟成させたみりん・・・。お幾らくらいするのかしら・・・。使ってみたい・・・。
お酒が強くないアタシは このみりんを使った「さくら食堂」のブリ照りの方に強く惹かれてしまうわぁ。

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バーテンダー ♯1  *感想*
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示談交渉人 ゴタ消し #11 *感想*

2011-03-18 | 冬ドラマ(2011)感想
* 示談交渉人 ゴタ消し 「リストラ」 *  番組HP

今回のストーリーも面白かったのだけど
アタシが一番衝撃を受けたのは 引っ張りに引っ張り続けて 今回明らかにされた彩乃(忽那汐里)のパパのお顔。
(っていうか 彩乃ちゃんのパパを演じる方に驚いたワケだけど。)
彩乃の父親の映像は 顔を隠して犯人グループに拉致される映像しか見てこなかったので
ひょっとすると大物俳優さんが父親役を演じるのかな?などと思っていたのだけど
ナルホドっ!ここに吉本をもってきたかぁ~っ!といったようなインパクトがあったわぁ。
第7話で白虎(西野亮廣)と対決した澤田(丸山智己)が 前回から再び登場しだして 
白虎の過去の事件を突っつきだしたし ついに彩乃ちゃんが白虎と父親の関係を知ってしまったし 
この事件に絡むエピソードの方も気になるわぁ。

佐村(升毅)と白虎との対決が描かれたメインのストーリーの方は 
升さんというベテラン俳優さんとの掛け合いが多いためか 
白虎さん(というか演じてる方)頑張れ~っ!と応援したくなるトコロが少なからずあった気もするけれど 
「茜さんって白虎さんの元カノ?」という彩乃の問いかけに動揺する白虎さんが可愛かったから まあいいか(笑)。

「この俺様は人心操作のプロなんだぁ~っ!」などと ぶっ壊れ気味の佐村の言動は 
どうもやりすぎな気がして 若干引き気味になってしまったし
「僕はもう言いなりにならないっ!」と叫んで 別室から登場する隆(竹若元博)の様子にゃあ
吉本新喜劇を見ているような唐突さを感じてしまい かなりドン引きしてしまったのだけど
(第1話で感じた虚しい感覚 再び・・・。)
心理術に長けた佐村の存在感に大いに助けられ 楽しめるストーリーになっていたと思う。

あの狭いオフィスで 何で佐村はいちいちマイクを使って社員を社長室へ呼び出すのかしら?と思っていたら 
この佐村の行動が ちゃんとラストのオチへのフリになっていたのが面白かったなぁ。
(白虎がとったオチの手段自体は よくあるもので驚きは無かったケド・・・。)

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示談交渉人 ゴタ消し #01 *感想*
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示談交渉人 ゴタ消し #10 *感想*




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美しい隣人 最終回  *感想*

2011-03-16 | 冬ドラマ(2011)感想
* 美しい隣人「勝つ女」 *  番組HP

とてもキレイにまとめてきたなぁ という印象の最終回。
まずは沙希(仲間由紀恵)の人となりについて 雅彦(高知東生)が分かりやすく語っているのが良かったと思う。
沙希は非常に繊細で傷つきやすいのだと語る雅彦。 
生活していく中で受ける心の傷を怒りに変えて表現するという 彼の口から語られる沙希の性質は 
意外にすんなりと理解できるものだった。
完全に狂っているワケではなく 狂気と正気のボーダーライン上にいる沙希のキャラが伝わってきて面白い。

このボーダーラインギリギリという印象は 沙希のキャラだけでなく ドラマ全体を通して言えるのも面白いと思う。
視聴者を煽るチョッと過激な演出を入れ込んだ いかにも昼ドラチックな俗っぽいストーリーなのに
一線を越えない品の良さのようなものを最後まで保ち続けた このドラマのテイストが好き。
予想以上に回想シーンを多用してきたなぁ・・といった印象を受ける最終回ではあるけれど
この回想シーンも 初回から見てきた視聴者がギリギリ許せる範囲に抑えているように思われるし
これだけ上手く回想シーンを盛り込めば 最終回だけ見ても楽しめるかも~などとも思える(笑)。

最終回では 頼りなげで神経質なトコロを見せていた絵里子(檀れい)の別の一面を見られたのも良かった。
「(沙希を)探す理由をお聞かせ願えませんか?」 と探偵業者に聞かれ 
「殺す理由?」 と問い返す絵里子のシーンは最高。
サークルの仲間の前で 沙希の情報を探していると公言する絵里子にしても 
凄みを増したような彼女の言動は見ていて楽しめる。

「私、絶対彼女を傷つけてません。」と語る絵里子の言葉もインパクトがあったと思う。
「絶対」という言葉を絵里子が繰り返して使っているのも面白かったし
「絶対」傷つけていないと断言していた絵里子が 謎のDVDによって真相を知るという結末もいい。
DVDの送り主については謎を残したままではあるけれど このドラマでは このような余韻を残す演出はアリだと思う。
「いらないものを燃やしたの。」と呟く絵里子の表情からは 彼女の新たな一面を垣間見たようで印象的。
ここでの絵里子には もう少し凄みのようなものを見たかった気もするけれど 
そうすると途端に下品なものになってしまうような気もするし 
こんなトコロにも絶妙なバランス感覚を見せたドラマだったと言えるかも。

ただ ラストの沙希の呟きは 個人的には無くても良かったなぁ。 チョッと煽りすぎ・・。
沙希が何と呟いたのか・・・その意味は・・・。 ついでにDVDは誰が送ってきたのか・・・。
なあんてコトがDVDの特典としてついてくるのだとしたら DVDの売れ行きも上がるのかしら。
ドラマ製作側の思うツボだわぁ(笑)。

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美しい隣人 第1話  *感想*
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示談交渉人 ゴタ消し #10 *感想*

2011-03-11 | 冬ドラマ(2011)感想
* 示談交渉人 ゴタ消し 「カリスマモデル恐喝」 *  番組HP

今回のストーリーは結構楽しめたなぁ。
リサ(有村実樹)が巻き込まれる恐喝事件に隠された真相は予想がついてしまうのだけど
白虎(西野亮廣)とリサを恐喝する岸本(ヒデ)との示談交渉を描くだけでなく
持ち前の洞察力で 白虎が真相までをも暴きだすというストーリーとなっているため
白虎の活躍を存分に楽しめるトコロがいい。

岸本を演じるヒデさんは 芸人さんとしての色が比較的薄いためなのか
(芸人さんにとっては これって褒め言葉じゃないかも~。)
ドラマに自然に溶け込んでいて 違和感なく見られたことも良かったなぁ。
タチの悪い頭脳犯・岸本をヒデさんが好演されていたと思うし 
ストーリー中に見られる岸本のワル知恵の数々も見ていて面白かった。
「誤想防衛」だとか「誤前提暗示」だとか 初めて耳にする難しい用語が出てくるため 
ありがちな詐欺の手口も何だか高度な犯罪のように見えてくるし 
その結果 チョッと複雑なコト描いているストーリーのように錯覚させられるのも良かったと思うわぁ。

恐喝事件の裏側にある真相解明エピソードの方も 今までのストーリーで学習してきたお陰で 
監視カメラを置きたいという白虎の言葉の意図は見えてしまったのだけど 
その後の白虎の言葉でもって なるほど~っ!岸本のエピソードで登場した「誤前提暗示」が
ココで再び使われていたというコトなのね と納得させられる面白さはあった。
監視カメラの映像が動画投稿サイトに自動的に流されるという容赦の無さもツボ。 

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示談交渉人 ゴタ消し #01 *感想*
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四十九日のレシピ  最終回  *感想*

2011-03-10 | 冬ドラマ(2011)感想
* 四十九日のレシピ 「家族の処方箋」 * 番組HP 

素敵なドラマだったなぁ。
まさかまさか あんな展開が待ち受けているとは・・・。
「ずっと見ていたよ。」と 慈愛に満ちた表情で百合子(和久井映見)に語るハルミ(渡部豪太)と
良平(伊東四朗)のことをダーリンと呼び 甲斐甲斐しく世話を焼くイモちゃん(徳永えり)の描写には
ちゃあんとステキな意味が隠されていたのねぇ・・・。 
車で立ち去るハルミに向かって 「待って、ハルミ・・・。」と呼びかけた百合子の様子を見せられても
こんな展開は予想も出来なかったアタシ。 驚くと同時に なるほど~と深く頷いてしまう展開には脱帽。
今まであまり深く考えたことはなかったけれど 
故人を偲び冥福を祈る法要の大切さみたいなことまでで考えてしまうわぁ。  

おっかの年表の余白が おっかのことを偲んで訪れた人々によって びっしり埋められていくというのも
思いもよらない展開で面白かった。 「私達はテイクオフボードだ」と語っていたという乙美(風吹ジュン)の生き方は 
こんな形で百合子に披露されることになるのねぇと感心。

ハワイアンを踊りながら泣く百合子に もらい泣きし
百合っちに別れを告げるイモちゃんの涙に もらい泣きをし
キャラに似つかわしくない良平のハグと 「頑張れよ、頑張れにゃん。」に トドメを刺されて
不器用な父の励ましに涙する百合子を見て さらにアタシも泣くという 涙、涙の最終回。
「あなたにしか聞けないことがある」と実家に戻ってきた百合子が
「おっか、あなたは幸せだったのでしょ。私達家族は幸せだったのでしょ。」という答えを得て
新たな人生を再スタートさせる物語に感動・・・。

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四十九日のレシピ  第1話  *感想*
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美しい隣人 第9話  *感想*

2011-03-08 | 冬ドラマ(2011)感想
* 美しい隣人「零れたミルク」 *  番組HP

狂気と正気が入り混じる沙希(仲間由紀恵)の様子が何とも不気味な第9話。
でも 前回から完全に絵里子の立場でドラマを見るようになったアタシにとって 
今回の一番の見どころは やっぱり絵理子(檀れい)と慎二(渡部篤郎)の関係の描写だわぁ。
このドラマは 様々な場面で 女性達のドロリとした心情を描いていることが最大の魅力だと思うのだけど
今回は 大きなヒビが入ってしまった絵里子と慎二の関係を嫌らしくネットリと描いているトコロがいいわねぇ。
どうせ 沙希が仕掛けた罠に対抗するうちに 二人の溝が埋まっていく展開なんだろうなぁ・・
などと思っていたのだけど いやぁ・・・アタクシこのドラマを見くびっておりました(笑)。 
家には帰りたいけれど 忌まわしいあの家に帰りたくはないし 慎二と一緒にはいたくないと思っていた絵里子が 
悪いことをしていないのに どうして私が逃げなくてはならないのか どうして夫と別れなくてはならないのか と
気持ちを変化させる様子や 「意地」で「何事も無かったように暮らそうと思う」のに
どうしても夫のことを心から許すことができない様子は 面白くって楽しめた。
「あなと私の立場は全然違うっ!」と 前回に引き続き これ重要!と言いたくなるツボを入れ込みつつ
終始 絵里子に罪悪感を感じて生活することに疲れ始めた慎二の苛立ちも描いた あのシーンは見応えタップリ。
土下座しようとする慎二に向かって 「やめてっ!それで済むと思われたくない。」という 絵里子の言葉も印象的。
土下座することも許されず 別れることも許されない慎二がチョッピリ気の毒になるわねぇ。
かといって 「別の女みたいだ」などと言う慎二には やっぱりムカっときてしまう(笑)。
零れたミルクは元には戻らない・・・サブタイトルの意味するところはそういうコトかしら。

そして 駿に零されたミルクの後片付けにイライラする絵里子に投げかけられる衝撃の言葉・・・。
「ママに会いたい。会いたいよ、ボク・・・。」 おいっ!とツッコミたくなる展開でもあるのだけれど
(叱られる度に やっぱりママはボクのホントのママじゃないんだ と思ってしまうコトはありえる・・・かもね。)
絵里子の前から姿を消してもなお 絵里子の家庭を壊そうとする沙希の恐ろしさが伝わってくるようなラストだったなぁ。

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大切なことはすべて君が教えてくれた 第8話  *感想*

2011-03-07 | 冬ドラマ(2011)感想
* 大切なことはすべて君が教えてくれた 「辞職」 *  番組HP

今頃になって保護者からの苦情が学校に殺到するとか やっとのことで理事会が騒ぎ出すとか 
修二に言われて初めて解雇を決断する あまりにも理解のありすぎる教頭先生だとか・・・ 
虚しくなるほどにツッコミどころタップリな第8回。
でも やっぱりアタシは  前回 デジャビュなストーリーを用意してきた意味が
今回のストーリーを見た後でもサッパリ理解出来ないコトの方が気になるのよねぇ。
前回のひかり(武井咲)の告白だとか ひかりの言動に揺れる夏実(戸田恵梨香)の様子だとか
視聴者を煽ることだけが目的に思える姑息な演出が嫌・・・。 
「何も出来ないくせに、思い上がって余計に君を傷つけた。」と 修二(三浦春馬)が ひかりに謝罪していたけれど
そもそも 今まで見てきた修二のひかりに対する言動自体が全て思わせぶりで 
視聴者を煽ることを目的に作られているように思えるのも嫌・・・。

前回 唐突に娘がいることが判明した亜弥(内田有紀)のエピソードに関しては  
ついに今回は 呆然としてしまうほど無理矢理ストーリーに入れ込んできた感が漂うし 何だかイロイロ残念だわぁ。

修二だけでなく夏実も「まだまだこれから」・・・大人になっていかなくちゃいけないというドラマの趣旨や
(それが正しいのかどうかは解らないけれど)修二が主張する修二なりの責任の取り方や
「信頼できる駄目な大人がいるから、あたし達は前に進める」という 
修二をダメダメキャラとして描いてきた脚本家の意図するところは面白いとは思うのだけど 
こうもストーリーの構成がグダグダだと その魅力が生きてこないような気がするのが残念。

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冬のサクラ  第8話  *感想*

2011-03-06 | 冬ドラマ(2011)感想
* 冬のサクラ「命が尽きる、その時まで」 *  番組HP

あろうことか 公衆の面前で理恵(白羽ゆり)を叩き 
驚くべきことに 萌奈美(今井美樹)に土下座をして帰ってきてほしいと願い
章子(江波杏子)に向かって「今更、僕を否定するんですかっ!」と食ってかる航一(高嶋政伸)。
う~ん・・・正直 そろそろ航一劇場はオシマイにしてもらいたいトコロなのだけど
どうやら次回は さらなる修羅場が待ち受けていそうねぇ。 萌奈美の病状は深刻になっていく一方だし 
そろそろ俗っぽさを排除した祐(草なぎ剛)と萌奈美のしっとりとしたストーリーだけを見たいわぁ。

突如 ストーリーに登場してきた祐の父親。
母・百合は かけがえのない人だったのに その気持ちを百合に告げることができなかったと語る父親の様子に
何とまあタイムリーな登場・・・。あの父親は祐の気持ちを代弁するかのようなコトを語りすぎていて嫌だわ・・・。
などと 父親のエピソードに関しては否定的に見ていただけに その後の祐の決断には驚かされたなぁ。
萌奈美に自分の気持ちを伝えないことを決心する祐。
祐が こういう決断をするのなら 作為的に思われる父親の登場もアリかも~と思えるわねぇ。
萌奈美に気持ちを伝えることよりも 今の自分が萌奈美にできることは何なのか という想いを大切にして
萌奈美を思いっきり楽しませようとする祐の決断は いかにも祐らしくって良かったと思う。

そして 祐と同様に 祐のために何ができるかと考え 肉じゃがを作る萌奈美。
こちらも 家族のために日々食事を作ってきた萌奈美らしい行動だと思えるし
自分の人生はささやかだけど悪くなかった という彼女の言葉は印象に残った。
肉じゃがを一口食べ 「旨いです。」と言う祐の表情も良かったなぁ。
祐の気持ちが痛いほど伝わってくる表情に 思わず涙。 
視聴者を泣かせようなどという 押し付けがましい製作側の意図が感じられないのも好感が持てた。

穏やかで どんなときでも あまり感情の乱れを見せることのなかった祐が 
今までとは違う一面を見せ始めたのも印象的だった第8話。
次第に心を占めていく 自分の前から萌奈美がいなくなってしまうという悲しみに
祐がどのように立ち向かっていくのか・・・次回のストーリーを楽しみにしたい。 

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