* 冬のサクラ * 番組HP
常軌を逸した性格の航一(高嶋政伸)や 底意地の悪い章子(江波杏子)が
あれよあれよという間に優しい人物に変貌してしまうことや
愛人に刺されてしまう航一は 実は特殊な血液型の持ち主で
そこに救世主かのごとく同じ血液型の肇(佐藤健)が現れるという
何とも都合良すぎる展開はこの際スルーするとしても
う~ん・・・やっぱり この最終回には 期待していたほどの魅力は感じられなかった気がするわぁ。
スルーしたいなどと書きつつも 航一と肇が同じ血液型だという件から 新たな真実が浮かび上がってきたときにゃあ
あまりにもアタシの予想を上回りすぎる展開に 思わず感心しちゃったのだけど。
祐と肇の出生については 今までにきちんと描いてきていたし 祐の父親の方を事前に登場させているし
肇は 医師という稲葉家では異色とも思える仕事を目指しているし・・・と
この真実に対するネタ振りが きちんとされているアタリはお見事(笑)。
肇と航一の関係を ほのめかす程度に抑えていたのも好感は持てた。
ただ やはり2時間ぶち抜きでの放送は 厳しいものがあったと思う。
やむを得ない事情があるのは分かるし このような形での放送となったのは仕方の無いことだとは思うのだけど。
このドラマに漂う しっとり・まったりとした雰囲気を気に入ってはいるけれど
やっぱり しっとり・まったりを2時間通して見せられるのは辛いものがある。
2時間ぶち抜きで放送することを念頭において作られてはいないためなのか
全体的な構成が いまひとつに感じられるのも残念。
萌奈美(今井美樹)を失う悲しみに耐えられなくて
萌奈美に手術を受けさせようと奔走する祐(草なぎ剛)の様子が描かれた前半は
戸惑い 葛藤する祐の感情の起伏が描かれているため まだいいのだけれど
肝心の後半に進むにしたがって どうも平板な印象を受けてしまう。
いかにも お涙頂戴といった過剰な演出は 決して見たくはないけれど
航一のキャラ描写では 今までに散々視聴者を煽り続けてきたワケだから
クライマックスへと向かう祐と萌奈美の描写にも もう少し工夫を凝らして見せてほしかった。
祐が萌奈美のために満開の桜の花を用意したシーンは とても心に残るシーンではあったけれど
その前に 入院中の萌奈美に花束をプレゼントするシーンを入れてしまっているため
インパクトが薄く感じられてしまうのも残念。
入院中の萌奈美へのプレゼントは 夕日だけで十分だったのでは? などと個人的には思う。
結局 最後まで想いをハッキリと伝えることのなかった祐と萌奈美が 最後に気持ちを伝え合う様子は
いかにも それぞれのキャラらしくって好き。
特に 写真の裏側にひっそりと想いを残した萌奈美の描き方は良かったと思う。
一時は どうも曖昧に思える萌奈美の倫理観に 若干不満を感じたりもしたのだけれど
純愛ドラマのヒロインらしい好感の持てる想いの伝え方だった。
このドラマの魅力の一つである 祐と肇の兄弟愛を 最終回でも存分に見せてもらえたのも満足。
「平気なわけねぇよ。辛い時ほど平気な顔するんだよ。」と 萌奈美を失った兄を心配する肇の様子や
「大丈夫、大丈夫。俺、大丈夫だから。」 「おう。」 という祐と肇の会話は魅力的だった。
そうそう肇ちゃんのプロポーズのシーンも良かったわぁ。
まったり まったりと進む後半のストーリーの中で このシーンが最もインパクトがあったかも(笑)。
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常軌を逸した性格の航一(高嶋政伸)や 底意地の悪い章子(江波杏子)が
あれよあれよという間に優しい人物に変貌してしまうことや
愛人に刺されてしまう航一は 実は特殊な血液型の持ち主で
そこに救世主かのごとく同じ血液型の肇(佐藤健)が現れるという
何とも都合良すぎる展開はこの際スルーするとしても
う~ん・・・やっぱり この最終回には 期待していたほどの魅力は感じられなかった気がするわぁ。
スルーしたいなどと書きつつも 航一と肇が同じ血液型だという件から 新たな真実が浮かび上がってきたときにゃあ
あまりにもアタシの予想を上回りすぎる展開に 思わず感心しちゃったのだけど。
祐と肇の出生については 今までにきちんと描いてきていたし 祐の父親の方を事前に登場させているし
肇は 医師という稲葉家では異色とも思える仕事を目指しているし・・・と
この真実に対するネタ振りが きちんとされているアタリはお見事(笑)。
肇と航一の関係を ほのめかす程度に抑えていたのも好感は持てた。
ただ やはり2時間ぶち抜きでの放送は 厳しいものがあったと思う。
やむを得ない事情があるのは分かるし このような形での放送となったのは仕方の無いことだとは思うのだけど。
このドラマに漂う しっとり・まったりとした雰囲気を気に入ってはいるけれど
やっぱり しっとり・まったりを2時間通して見せられるのは辛いものがある。
2時間ぶち抜きで放送することを念頭において作られてはいないためなのか
全体的な構成が いまひとつに感じられるのも残念。
萌奈美(今井美樹)を失う悲しみに耐えられなくて
萌奈美に手術を受けさせようと奔走する祐(草なぎ剛)の様子が描かれた前半は
戸惑い 葛藤する祐の感情の起伏が描かれているため まだいいのだけれど
肝心の後半に進むにしたがって どうも平板な印象を受けてしまう。
いかにも お涙頂戴といった過剰な演出は 決して見たくはないけれど
航一のキャラ描写では 今までに散々視聴者を煽り続けてきたワケだから
クライマックスへと向かう祐と萌奈美の描写にも もう少し工夫を凝らして見せてほしかった。
祐が萌奈美のために満開の桜の花を用意したシーンは とても心に残るシーンではあったけれど
その前に 入院中の萌奈美に花束をプレゼントするシーンを入れてしまっているため
インパクトが薄く感じられてしまうのも残念。
入院中の萌奈美へのプレゼントは 夕日だけで十分だったのでは? などと個人的には思う。
結局 最後まで想いをハッキリと伝えることのなかった祐と萌奈美が 最後に気持ちを伝え合う様子は
いかにも それぞれのキャラらしくって好き。
特に 写真の裏側にひっそりと想いを残した萌奈美の描き方は良かったと思う。
一時は どうも曖昧に思える萌奈美の倫理観に 若干不満を感じたりもしたのだけれど
純愛ドラマのヒロインらしい好感の持てる想いの伝え方だった。
このドラマの魅力の一つである 祐と肇の兄弟愛を 最終回でも存分に見せてもらえたのも満足。
「平気なわけねぇよ。辛い時ほど平気な顔するんだよ。」と 萌奈美を失った兄を心配する肇の様子や
「大丈夫、大丈夫。俺、大丈夫だから。」 「おう。」 という祐と肇の会話は魅力的だった。
そうそう肇ちゃんのプロポーズのシーンも良かったわぁ。
まったり まったりと進む後半のストーリーの中で このシーンが最もインパクトがあったかも(笑)。
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