悪夢ちゃん 第２話 ＊感想＊

＊　「チー夢」　＊

初回で感じたほどのインパクトは無かったなぁ。初回と比べると随分と落ち着いた雰囲気。
製作陣が描いていきたいのは　２話の感じなのかしら。
シリアスな部分が比較的多めに描かれている２話の雰囲気も悪くはないけれど　個人的には１話のパワーとノリが好き。　
１話の雰囲気を保ちつつ　シリアスなテーマを見せていく・・ってな感じがいいなぁ。
ただ　毎度毎度　弾けた雰囲気で見せられるというのも　飽きてしまったり　くどく感じてしまう可能性もあるのよねぇ。
今回は　そのアタリのバランスを考えてのコトなのかしら・・。
「自分をぶつけてみました・・・。」　と　
彩未（北川景子）に教わったコトを　さっそく実践してみせる結衣子（木村真那月）が面白かったから　いいか～。
彩未と琴葉（優香）の掛け合いは　前回よりも見応えがあったように思うし。
彩未の内面を　さらに知れたコトが　今回の最大の見どころかなぁ。
親に恵まれなかった子供は自分で生きていくしかない・・のだから
自分で自分を助けていくしかない・・のだから　子供が一人で生きていけるように導いてやれと　
感情的にバーのママに訴える彩未の様子が印象的。　
人を信じることは甘えなのだ・・　人を信じたら必ず裏切られるのだ・・　と
したり顔で毒づく彩未にどんな変化が見えていくのか・・興味深いわねぇ。　

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悪夢ちゃん　　第１話　　　＊感想＊

大奥 ～誕生～［有功・家光篇］ 第２話 ＊感想＊

＊　「ここは嫉妬が渦巻く男の園」　＊

いやぁ・・　女の嫉妬も怖いけど　男の嫉妬も恐ろしい。
えげつない嫌がらせの数々には虫唾が走るわねぇ。
有功（堺雅人）が嫌がらせを受けるというコト自体は覚えていたものの
玉栄（田中聖）の身に起こったことも含めて　細かな嫌がらせについては　すっかり忘れていたこともあり　
観ていて何度も憤りを感じてしまったわぁ。
今回は　そんな嫌がらせに負けまいと必死で踏ん張る二人の様子が最大の見ものね。
持ち前の頭の良さと　仏に仕えてきたことへの自負と　思慮深い言動で
数々の嫌がらせをかわしていく有功の様子は　とても魅力的。
そこに　上様（多部未華子）から賜った子猫がプラスされちゃうんだもの　彼の魅力は倍増よねぇ。
（有功の腕の中でクッタリと抱かれる若紫・・可愛すぎて　も～う　たまらないっっ。）
そしてそして　ラストで呟かれる有功の言葉・・
「もう何も考えたくないのや・・。」　「もう何も考えとうないのや・・。」
う～ん・・切なくて哀しい呟きねぇ。
息巻いていては相手の思う壺だと　嫌がらせに堪えながらも　その心に溜まり続ける哀しみや憤りや諦め・・
有功の口から堪えきれず漏らされる弱さに　胸が締め付けられるシーンだったなぁ。　

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大奥 ～誕生～［有功・家光篇］　第１話　　＊感想＊