* 「ミリオンダラーガール 」 *
2話、3話と比べるとエンタメ感が強まった印象。
感覚的には1話の感じに近い気がしたわ。
スピード感と軽妙さを重視して突き進んでいく感じに、
こりゃあ、2話・3話のようなゲストキャラエピソードは期待できないな、、
などと思いながら観ていたため、
後半になって青池(三村里江)の心情に焦点が当たり始めた時にはホッとしたわ。
そして、思いがけない展開に驚いたよ。
そうだった、、
あの時、青池は何かに気付いていたんだったと思い出したわ。
「彼女が最後に見た景色は絶望だった。」
桔梗(麻生久美子)がそのように考えていた青池は、、、、
あのラストはとても印象深いものだったよ。
青池が最後に見たものと、
青池が最後に見せた表情に惹きつけられたわ。
終わってみれば、スピード感と軽妙さだけじゃない、
ドラマチックなお話だったわ。
志摩(星野源)が見せた思いがけない一面、、
志摩と伊吹(綾野剛)に見られる新しい関係性、、
ハムちゃんのこと、、
桔梗の想い、、
といったものも織り込まれていた今回。
このドラマへの興味がさらに深まった気がするわ。
(同じ「走る」シーンでも、前日に観た西野某氏とは年季が違うわよとばかりにリアリティがあったと思えます。)
それにしても「眼」を強調した出だしがあそこまで作品のポイントになるとは...さすがの野木脚本でしたね。
志摩が見せたあのシーンには驚きがありました。
非常識で無鉄砲な感じは伊吹の専売特許なのかと思っていましたが、
志摩もなかなかのモノを抱えていそう。
志摩と伊吹の立場が逆転したような、後半のメロンパン号内での会話も印象深かったです。