2年の期限付き仮設住宅に13年か、、、
うーん、、なかなかの居座りっぷりだ。
代わりの住まいを用意してくれるなら、もうそれでいいじゃないか、、
などと思ってしまいたくなるのだが、
13年という期間を知ると、、
あの街の様子を見続けてしまうと、、
そこに住んでいる人達の心情は簡単に割り切れるものではないのかもしれないと思わされる。
「私の人生、これで流れが変わるかもしれん。ありがとう。」
このように決断するたんばさん(ベンガル)が印象的。
そう簡単に割り切れるものではないのかもしれないけれど、
やはり私はたんばさんの考え方に強く惹かれてしまうわ。
それにしても、、面白いねぇ、、たんばさん。
冴えているのか、ボケているのか、
あるいは両方を兼ね備えているのか、
よう分からんが、魅力的だよなぁ。
街の人達が彼の家に通ってしまうのも無理はない。
タツヤ(仲野太賀)の母親・しのぶの様子も心に残る。
楽しそうだったなぁ、、しのぶとシンゴ。
あれを目の当たりにしては落ち込むだろうよと、
タツヤを気の毒には感じつつも、
楽しそうにやっているタツヤの家族の様子にホッとした気持ちも生じる。
タツヤは家族への想いとどのように折り合いをつけるのか、、気になる。
割り切ることは簡単ではない感情、、
ずっと抱えていくしかないのかなぁ。