去年の11月に女優の島田陽子さんが来店して情報誌の取材を受けたが、その雑誌が昨日届いたので誌面の内容をご紹介します。
『タイトル:燃えさかる気持ち、青年の如く― 夢を追いかけ、走り続ける』
(本文)
島田 店名と雰囲気から察するに、マスターはやはり阪神ファンで?
有村 もちろんです。実はこの店も、元々は阪神ファン向けのつもりで始めたんやけど、それだけではなかなかお客さんが来ません(苦笑)。それで途中から方向転換をして、今は八方美人で店をやってます。実際に、巨人ファンのお客さんもいてますからね(笑)
島田 (笑)。お客様には常連さんが多いのでしょうか。
有村 そうですね。一見さんは少ないですけど、来たらみんな和気あいあいですわ。ちなみに34年前のオープンの時から来てる常連さんもいてますよ。
島田 それだけマスターとこのお店が愛されているということでしょう。
有村 それはどうか分かりませんけど、この業界は競争が激しいので、他店との差別化を図り、少しでもお客さんに喜んでもらおうと色々なことに取り組んできました。たとえば、あそこに張り出してるカラオケ番付表もその一つ。85点以上を取れば、あの番付表に名前が載ります。
島田 そういったものがあれば、お客様も張り合いが出るでしょうね。
有村 過去には、ヒートアップし過ぎて70曲歌った人もいてましたわ(苦笑)。ちなみに番付は当店のホームページでも公開していて、店に来られなくても遡って番付を見ることができます。他にも、「タイガースソテー」などユニークな料理を提供したり、お客さんにスナック芸を披露したり、色々やってます(笑)。
島田 そういったサービス精神が旺盛なところも、お客様から愛される所以なのでしょう。では最後に、今後の夢を。
有村 まず一つは、この店をできる限り長く続けることです。極端に言えばギネスブックに載るぐらい続けていきたいですね。他にも店を舞台にしたお笑いの本や、25歳で他界した娘をテーマにした詩集を出版したいです。いつまでも青年の気持ちを忘れず、夢を追いかけて走り続けますよ。青年のように熱い気持ちがなければ、夢も語れないと思います。