五十路を前にしたお客のKさん、彼は十九歳から当店に来ているがヘアスタイルは変わらない。ずっ~と一緒だ。
私 「髪の毛が多いなあ。ヘアスタイル、ずっと一緒やん」
客K「そうやろ、昔と変われへんやろ」
私 「そう、赤ちゃんの時からぜんぜん変わらんな」
客K「大げさな。それに僕の赤ちゃんの時を知らんやん」
私 「あぁ、そうやったなあ」
客K「それにしても、マスターは変わったなぁ」
私 「俺は変わったんと違うねん。髪の毛が減ったんや」
客K「ホンマに少ないなあ、ヘアスタイルを変える余裕はあらへんなあ」
私 「俺はヘアスタイルなんか気にせえへん。心が輝いてるからええねん」
客K「でもマスター、心より頭の方が輝いてるで」
私 「これは後光が差してるねん」
客K「後光て、仏さんじゃあるまいし」
私 「ほんだら、フランシスコ・ザビエル」
客K「それがピッタリやわ」
私 「でも、こんなしょうもない話をしてるようでは、この店もザビエルなア」
客K「それ、サビれるやろ!」
謎かけ:ヘアスタイルとかけて、関西をさす江戸時代の言葉と解く。どちらも(髪型・上方)です
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