しばらく続いた会話が途切れたのでカラオケを歌ってもらう事に。
客H「マスター、リクエストはないか?」
私 「ポルノグラフィティのアゲハ蝶を歌(ウト)てや」
客H「その曲、俺には高いねん」
私 「そんな事はないで」
客H「いや、高いって」
私 「1曲100円。何処の店も大体おんなじやで」
客H「値段の問題と違う、キーの話や」
私 「そうかいな、きー付けへんかったわ」
客H「ダジャレかいな」
私 「音程が合わんと唄いにくい時は移調をしたらエエねん」
客H「移調?」
私 「胃と腸では無いで」
客H「そんなん分かってる、歌の話や」
私 「歌いやすくする為に音を高くしたり低くしたりするのが移調や」
客H「へえ、そうなんや」
H君はこの曲のキーを2つ下げて歌った。間奏の時に一言…
私 「H君、エエ感じやで」
客H「いやあ、波長が合うかどうかや」
私 「いや、イケてるて」
客H「ホンマか?」
私 「この曲はハ長調やから波長が合(オ)うてる」
客H「そのハ長と違うがな」
私 「まあ、アゲハ蝶が、下げハ蝶になったけどなあ」
客H「あぁ、キーを下げてるからなあ」
※移調=メロディはそのままの状態で他の調に移す事。
※転調=最後のサビだけ音が高くなる事。
※謎かけ:移調とかけて、店の従業員と解く。どちらも(転調・店長)ではありません
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