「極楽トンボ」と言っても私のことではない。2日前にあるテレビ局から「バランス芸を見せてほしい」との電話があった。
バランス芸は長い間していなかったが、今までと全く同じでは新鮮味がないのでプラスアルファしようと色々考えた。
以前に竹で作ったバランストンボを見たことがあるので、それを作って得意技の「斜め立ち一升瓶」の上に乗せようと思い立った。
といっても竹は近辺では売っていない、竹の重みは一升瓶のバランスにかなり影響する、何か軽くて成形しやすいものは無いかいなと思案の末に、当店で取り扱っているウーロン茶の缶を思いついた。
ウーロン茶の缶を思いついた。
空き缶の縁を金ノコで切り落とし胴板をハサミで羽根4枚と胴1枚を大雑把に切り取った。そして表面の印刷をペーパーで削り取ってからそれぞれのパーツをハサミで成形した。そして胴体の羽根の付け根部分に両面テープを貼りそこへ左右2枚ずつ羽根を取り付けたが、ここからバランスを取るのにかなり手間取った。
接地部分を何度も曲げて調整したら折れて作り直したりとかで発案から完成するまで5、6時間はかかった。それが添付の写真である。マッチの軸の頭にでも立ち、軽く揺らしても回しても落ちない。原理はやじろべえと同じだが仕上がりを何度も眺めては一人悦に入っている。
「店が暇やっちゅうのんに、店の対策を考えんとバランストンボを見て喜んでばかりいて、アンタはホンマに極楽トンボやなあ」と嫁さんの声が聞こえてきそうだ。
一句:仕事より 極楽トンボは 趣味優先
謎かけ:極楽トンボとかかて、今年のパリーグの2位から6位と解く。どちらも(楽天的・楽天敵)である
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