長いものベーコン巻き
しぶとい台風26号「今季最長に?」南シナ海から台湾海峡へ
31日現在、台風26号はフィリピンを通過し、南シナ海を北上している。今月22日の発生からすでに9日目を迎え、来週にかけても台湾海峡付近に停滞する見通しで、2018年で最も長生きの台風になりそうだ。
気象庁によると、31日午前9時現在の中心気圧は992ヘクトパスカルで、ルソン島を通過後、勢力はかなり弱体化したが、中心の北西側と南東側には風速15メートル以上の強風域を伴っている。
台風はゆっくりした速度で南シナ海を北西に向かっていて、今週中は中国南部と台湾の間の海域で停滞を続ける見通し。海上保安庁によると、この海域の表面水温は25℃前後。台風は温かい海面から発生した水蒸気が凝結するときのエネルギーで発達するため、水温が低くなればエネルギーの供給量が少なくなって衰えるが、26号はなかなかしぶとく、気象庁によると来月3日までは長生きしそうだ。
今年は寿命が10日を超える台風はまだないため、仮に来月3日に熱帯低気圧になるとすると、10月22日午前3時の発生から12日以上、長生きしたことになり、今シーズン最も長生きの台風になる見通し。
ちなみに1951年の統計開始からこれまでに発生した台風のうち、最も長寿の台風は、1986年8月18日〜9月6日まで19.25日(うち1.5日は熱帯低気圧)存在した台風14号、2番目は昨年7月20日〜8月8日まで19日間の台風5号だった。どうなるのか?
今季一番の寒気通過中 服装選び注意
きょうは西から高気圧が張りだしますが、この時期としては強い寒気の影響が残りそうです。日本海側は雲が多く、北陸から北は所々で雨や雷雨でしょう。太平洋側は各地とも晴れて、空気の乾燥する所が多くなります。
きょうの天気
沖縄は湿った空気の影響で、雲が広がりそうです。北東からの風がやや強いでしょう。九州から近畿は太平洋側は大体晴れそうです。日本海側は雲が広がりやすく、一部で弱い雨が降るでしょう。東海や関東はスッキリとした晴天です。一方、北陸は所々で雨が降り、局地的には雷雨になるでしょう。急に強まる雨や落雷、突風に、ご注意ください。東北から北海道も、日本海側は午前中に雨雲がかかり、雷を伴う所もありそうです。太平洋側は、各地で日差しが届くでしょう。
早いですね。今年も残り2ヶ月です。
きょうの最高気温
最高気温は平年並みか、平年より低くなるでしょう。那覇は11月下旬並みの24度で、昼間も肌寒く感じられます。鹿児島は20度、福岡は18度、高知は20度でしょう。広島19度、松江は17度と、日差しが少なくヒンヤリします。大阪と名古屋は19度でしょう。東京は20度で、昼間は過ごしやすい陽気になりそうです。金沢と新潟は15度です。体を冷やさないようご注意ください。仙台は17度、秋田は14度でしょう。札幌は13度です。