シャンシャンにもお年玉!ママと過ごした場所から新しい運動場へ 上野動物園
上野動物園の人気パンダ・シャンシャンは、新年を迎えた今月からは、母親と暮らした場所を出て、異なる運動場で暮らし始めた。お年玉として新しい木組みを貰って大喜びだという。
先月10日の親離れから、まもなく1カ月を迎えるなか、シャンシャンは今月から、これまでとは異なる飼育室や屋外運動場(D)で過ごしている。
宙吊りでゴキゲン
動物園によるとこれは、母親と一緒に暮らしていた屋外運動場(A)を出て、完全に単独で暮らしていけるための練習だという。移動先の屋外運動場には、先月30日、飼育スタッフが新しい木組みの遊具をプレゼントしたところ、すっかり気に入って、宙吊りになったり、居眠りするようすが見られているという。
生後572日目にあたる今月5日には初めて体重40キロを超え、いまでは1日のうち13〜15時間眠り、残りの時間は食事したり遊んだりと、すっかりおとなのパンダの行動に近づいてきた。
動物園が公開した今月7日撮影の動画を見ると、一瞬、シャンシャンだとはわからないくらい落ち着いた表情を見せているが、木の枝からぶらさがって落っこちそうになるようすにはあどけなさが残る。