伊シチリア島エトナ山「火山灰の雨」M4.0級の地震が2回
昨年末、マグニチュード(M)4.8の地震を伴う噴火を引き起こした伊シチリア島のエトナ山では、年明け後も活発な火山活動が続いていて、ふもとのカターニアでは連日、火山灰の雨が降っている。
今月22日以降、エトナ山の山頂にあるふたつの火口から火山灰を含む黒い噴煙の噴出が続いており、火山の南南東に位置するカターニア市周辺や付近を走る高速道路上に大量の火山灰を降らせている。
昨年末、マグニチュード(M)4.8の地震を伴う噴火を引き起こした伊シチリア島のエトナ山では、年明け後も活発な火山活動が続いていて、ふもとのカターニアでは連日、火山灰の雨が降っている。
今月22日以降、エトナ山の山頂にあるふたつの火口から火山灰を含む黒い噴煙の噴出が続いており、火山の南南東に位置するカターニア市周辺や付近を走る高速道路上に大量の火山灰を降らせている。
パプアニューギニアのマナム島で23日、火山が爆発し、24時間が過ぎた現在も噴火が続いている。地元の島民からは、「給水設備と農場が損壊し、48時間以内に救援部隊が来なければ、島民全員が死亡するおそれがある」と本土に救助を求める声が高まっている。
豪州ダーウィンの航空路火山灰情報センター(VAAC)などによると、マナム火山が爆発したのは日本時間23日午後1時48分ごろ。最初の噴火で噴煙は海抜1万2200メートル上昇したが、その後も激しい爆発が相次ぎ、同午後4時32分には上空1万5200メートルに到達。航空カラーコードは危険度が最も高い「赤」が発令されている。
欧州や米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星の画像では、島の北北東方向に流れる溶岩流も確認されている。