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基準値の5倍の殺虫剤

2019-12-19 07:19:35 | 日記

中国産の輸入「ゴボウ」基準値の5倍の殺虫剤 大阪市が回収命令

ゴボウ
中国産の輸入ゴボウから毒性の強い殺虫剤が検出された(画像はイメージ)

 大阪市の輸入会社「大興物産」が中国から輸入した生鮮ゴボウから、国が定めた基準値の5倍にあたる殺虫剤が検出されたとして、大阪市は18日、食品衛生にもとづいて同社に回収命令を出した。

 

 残留農薬が検出されたのは、大阪市東住吉区の「大興物産」が中国から輸入した生鮮ゴボウ。神戸検疫所がモニタリング検査を実施した結果、食品衛生法で定められている基準値(0.01ppm)を超える0.05ppmの「クロルピリホス」が検出された。

 

 クロルピリホスは毒性の強い有機リン系の殺虫剤で、農薬のほか、シロアリ駆除剤として建物の床下や土台などに使われてきたが、建築業界では、シックハウス症候群の原因物質のひとつとして、2003年以降は使用が禁止されている。


暖冬傾向?

2019-12-18 08:38:09 | 日記

寒波来ず 暖冬傾向なのに寒さにも注意が必要なワケ

12月に入ってもなかなか寒波がやってきません。日本海側の雪は平年に比べ少なくなっています。一方、太平洋側は冬晴れは続かず、冷たい雨が降り、急な寒さの日も。暖冬傾向ではありますが、寒暖差に注意が必要な状況がこの先も続きそうです。

 

今年の冬 なかなか寒波来ず

今年は12月に入ってもなかなか寒波がやってきません。寒気は入っても一時的で、長くは居座っていないのです。(寒気とは周りの空気に比べて低温な空気のこと。寒波とは広い地域に2~3日、またはそれ以上にわたって顕著な気温の低下をもたらすような寒気が到来すること。)
冬型の気圧配置は続かず、「日本海側は雪、太平洋側は冬晴れ」といった冬の天気分布の日は少なくなっています。

上の表は「積雪の平年比」と「10日間の日照時間の平年比」です。北海道や本州の日本海側の雪は少なく、積雪は平年に比べ軒並み少なくなっているのが分かります。また、日照時間も平年より多く、例年より晴れの時間が長くなっています。一方で、太平洋側は冬晴れが続かず、ここ10日間の日照時間は平年に比べ少なくなっています。

寒気の流れ込みが弱く、今のところ暖冬傾向といえますが、毎日、暖かいワケではありません。関東など太平洋側は度々冷たい雨が降り、日中も気温が上がらず、寒くなっています。例えば、7日(土)は関東では冷たい雨に、冷たい北風も加わり、東京都心でも日中の気温は5度くらいで経過しました。17日(火)もどんよりした空模様で、東京都心の最高気温は9.7度と1月並みの寒さとなりました。一方で、晴れた日には気温がグンと上がり、12日(木)の東京都心の最高気温は18.9度と師走とは思えない暖かさでした。

このように、今年の12月の天気の特徴の一つが「気温のアップダウンがかなり大きい」ことといえます。

 

この先は?

この先、10日間も強い寒気の流れ込みは予想されていません。冬型の気圧配置は続かず、本州の南を低気圧や前線が度々進む予想です。クリスマスにかけても日本海側で雪の日が少なく、太平洋側では天気がぐずつくでしょう。21日(土)から23日(月)にかけては太平洋側の沿岸部を中心に雨、25日(水)から26日(木)にかけては全国的に冷たい雨や雪が降る見込みです。

気温のアップダウンの大きい状況もまだ続きそうです。18日(水)は関東以西で最高気温が広く15度を超えるなど1か月くらい前の暖かさになりますが、その後はまた冬の寒さになるでしょう。26日(木)は真冬並みの寒さも予想されています。暖冬予想だからといって毎日、暖かいワケではありません。日々の気温差が大きく、かえって体に負担がかかることもありそうです。天気予報で日々の気温の変化もチェックし、服装選びをお気をつけ下さい。


日本の食文化

2019-12-16 08:49:11 | 日記

日本の食文化を支える大事な食材が、消滅の危機に瀕している

中国メディアは、世界的な気候変動により、日本料理に欠かせない食材であるコンブが将来消失する可能性があると報じた。(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアは、世界的な気候変動により、日本料理に欠かせない食材であるコンブが将来消失する可能性があると報じた。
 中国メディア・東方網は14日、世界的な気候変動により、日本料理に欠かせない食材であるコンブが将来消失する可能性があると報じた。

 記事はコンブについて「日本料理に不可欠な食材であり、味噌汁、おでんをはじめとするさまざまな料理に用いられる」と紹介したうえで、近年日本でコンブの収穫量が大きく減少していると伝えた。

 そして、研究者の見解として、世界的な気候変動が北海道南部と東部海域の温度上昇を招き、コンブの生長に適していた環境が変化してしまったと説明。今世紀中ごろに日本の海域からコンブが完全に消失してしまう可能性があるとの予測まで出ているとした。

 さらに、コンブ消失の危機は日本だけでなく世界規模で進んでいるとの研究結果もあると紹介。特に北米や地中海、オーストラリアなどの海域でコンブの減少が加速中だと伝えている。

 記事は、コンブが日本料理に欠かせない食材であると同時に、世界各地の魚類や海洋生物にとっての栄養供給源、あるいは隠れ場所といった役割も持っており、オーストラリアや地中海、日本の海域では一部の魚がコンブを食べていると紹介した。

 気候変動や地球温暖化は、人間やその他の動物の生活に関係するあらゆる要素に影響を及ぼしている。世界から注目されてきた日本の食文化も、未曽有の危機にさらされていると言えそうだ。

悪魔の耐性菌

2019-12-16 08:28:49 | 日記

薬が効かない「悪魔の耐性菌」で年間8000人以上が死んでいる!

薬剤耐性菌
院内感染の原因になることが多いメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の顕微鏡写真(米国立アレルギー・感染症研究所NIAID)

 抗生物質が効かない「薬剤耐性菌」によって、日本では年間に8000人以上が死亡しているという推計結果を、国立国際医療研究センター病院(東京・新宿区)が発表した。世界的に耐性菌による死亡者が増えるなか、これまで国内での死亡実態は明らかになっておらず、死者の数を全国規模で調べたのは今回が初めて。

 

 食中毒を引き起こすサルモネラ菌や、汚染された食品が原因になる腸管出血性大腸菌などのように細菌による感染症の治療は、抗生物質(抗菌剤)が基本となる。

 

 しかし、単なる風邪など、本来は抗菌剤が効かないウイルスに対しても安易に服用を繰り返すうちに、細菌も抗菌剤が入ってこないよう遺伝子を変えたり、ブロック機能を強化させることで、薬が効かない耐性菌が出現し始める。

 

 薬の開発と薬剤耐性菌の出現はいたちごっこで、世界の医療・保健分野では現在、喫緊の重要課題だ。耐性菌は、免疫が落ちている病人や高齢者が感染すると重症化しやすく、入院患者など院内感染を通じて市中にも広がるなど深刻な影響が出てきている。

なぜ薬剤耐性を持つのか?

MRSAおよびFQRECによる菌血症死亡数(推定)の推移
MRSAおよびFQRECによる菌血症死亡数(推定)の推移(国立国際医療研究センター病院)

 

 そこで、国立国際医療研究センター病院AMR(薬剤耐性)臨床リファレンスセンターの研究チームは、耐性菌のなかでも代表的な「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)」と「フルオロキノロン耐性大腸菌(FQREC)」の2種に絞って調査を実施。

 

 全国の協力先医療機関から情報が集まる厚生労働省のデータをもとに、耐性菌で死亡した可能性が高い菌血症の症例数を割り出して、死者数を推計した。

 

 その結果、MRSAが原因だとみられる2017年の死亡者数は4224人と推定され、2011年(5924人)に比べると減少傾向にあるが、一方でFQRECの推定死亡者数は、2000人近く多い3915人と右肩上がりに増えていることがわかった。2種の合計は8139人になることがわかった。この2種以外の耐性菌による死亡も含めると、死亡者数はかなりの数にのぼる可能性が高い。

 

 研究グループによると、米国ではすでに年間3万5000人以上、欧州では3万3000人以上が死亡していると推計されており、30年後には世界で年間1000万人が耐性菌で死亡すると予測されているものの、日本ではこれまで実態が明らかになっていなかった。


太陽系外からの訪問者

2019-12-14 08:37:19 | 日記

太陽系外からの訪問者ボリソフ彗星 ハッブル望遠鏡が撮影「時速16万km」

ボリソフ
左は11月16日、右が今月9日にハッブル宇宙望遠鏡が撮影したボリソフ彗星(NASA、ESA、UCLA)

 

 2017年発見の「オウムアムア」に続いて、太陽系外からやってきた2番目の恒星間天体「ボリソフ」。今月9日に太陽系に最接近した直後の姿をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた!このときの時速は16万934キロだ。

各国が追跡観測

渦巻銀河
11月16日、渦巻銀河の手前を通過するようす(NASA)

 

 ボリソフは今年8月、ウクライナのアマチュア天文家ゲナディ・ボリソフさんがクリミア天体物理天文台で観察中に発見。以来、プロ・アマ問わず、各国の天文学者がひと目その姿を拝もうと、競うように追跡に乗り出した。

 

 地球から600キロ上空を周回するハッブル宇宙望遠鏡は、10月に地球から約4億キロ彼方の姿を撮影。3億2700万キロまで近づいた先月16日には、遠方の渦巻銀河(2MASX J10500165-0152029)の手前を高速で通過するようすがとらえられている。

 

大きさは1000m以下

近づく
今月9日(NASA)

 

 そして今月9日には2億9772万キロまで接近。このときの時速は最高速度16万キロに達していて、太陽に近づいているため、表面の氷が蒸発して、ガスや塵をまとっているのがわかる。

 

 米航空宇宙局(NASA)の観測チームによると、彗星の中心部分は氷と塵の集合体で、大きさは970メートル以下と推計されるという。今月下旬にはさらに地球に近づく見通しで、そのときには彗星の正体がもっと明らかになっているはずだ。