筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

山田ユギ「太陽の下で笑え」

2008年12月27日 | 本・漫画・音楽


山田ユギ 「太陽の下で笑え」
初めて「山田ユギ」を読みました。
プロボクサーになる夢をあきらめて以来、いいかげんな生活を送る壮平と
彼を見守り続ける近沢、ゲイの直樹、三人のなんとも清々しい日々の記録です。
男の子同士の友情(一部愛情)っていいなあ。
高校時代から続く腐れ縁とも言える友情。
お互いがお互いを理解し思いやり(壮平以外)、支え合い、友だちのために時に泣き、時に怒り。
三人がそれぞれ魅力的で。

それにしても近沢くん、いい男に成長しましたなぁ。
思いを告げることもせず10年。(ちなみに25歳です)
なんてストイックなやつ。
(後10年それを続けたら、りっぱに加納義兄と肩を並べられるよ!)
まあ、相手が女たらしの荘平じゃあね、言えないか。
もうもう、今すぐ襲っちゃいたいだろうに、キスした後、
しれっと、「はずみ」だの「許せ」だの。
ポーカーフェイスにもほどがある。
そこが魅力なんだけどねぇ~。

う~ん、近沢くん好みです。愛いヤツです。

山田さんの絵って目が印象的なんです。
意志の強そうな、澄んだとっても綺麗な目をしてます。
目力ってやつですか?それがびしびし伝わってきます。うん、すごい。
絵もお話もよかったですね。
他のお話も読んでみよう!

余談ですが、今さらながら、ブログの「基本的な使い方」などというものを読みました、
文字の色やサイズの変え方を知りました。
うれしい~。っていうか、初めにちゃんと読めよ!