アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

半月型ドーム式テント

2012年07月06日 | ことり
先日、2日続けて県庁に補助金の申請書を提出し、とりあえず無事に
申請手続きは終わりました。あとは良い結果を待つのみ。
前回も書きましたが、そういう書類って作るのは本当にやっかい。

しかし私は、今週はそのことよりも、もっと頭を悩まされていることがあり、
実はそちらの心配事が頭を離れず、落ち着かない日々でした。

それは、うちの小さな家族のことです

それはこのこのこと ↓ るーです。


まあ、細かい話はまた機会があればにして。。。



昨日は、るーが卵を温めているロフトに囲いをつけてみようと思い、丸く
立体的に漉いた和紙を半分にして半月型ドーム式テントを作ってみました。

さっきの写真をちょっと引くとこんな感じ


さらに引くとこんな感じ 

約5分で作った即席なのでとっても簡単な仕上がりですが、下の部分は
ワイヤーで固定し、上の和紙の耳の部分は残してみました。
これが第1号となって今後改良を重ねることになるでしょう。

るーははじめ「あれっ?」って感じで、どうしようかうろうろしたり、
ご飯を食べ始めたりしていましたが、1回入ってしまうと、すぐに
気に入ったらしく違和感なく温め始めましたよ

隣のカゴのストーカー男ぴあくんは、るーちゃんの姿がが見えなくなって
騒いでいましたが、逆にるーは落ち着いちゃってました。

半月型ドーム式テント、これも作品のひとつかしら



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補助金の申請などなど

2012年07月04日 | その他
昨日は雨の中、加納先生ご夫妻と県庁にボルドーの展覧会のための
補助金の申請書を提出に行きました

ああいった補助金をもらうためには、たくさんの資料を集めたり、書類を
作成したり、計算したり、苦手な方には本当にめんどうな仕事ですよね。
それがいやで、申請をあきらめちゃったり。

ただ、私はそういう仕事が結構苦にならず(それはそれはもちろん細々として
めんどうなこと極まりないのですが)そういう書類を見たり作ったりする
仕事をしていたこともあったので、今回はお手伝いさせていただきました

展覧会などのイベントって、ただ作品を作ったりするだけでなく
いろんな仕事が付随するものなんですよね~。
すでに他の申請もしているので、もっと早くお手伝いしていればと思いました。
申請が通っても終わってからの伝票処理などの仕事もありそうですが

でも、補助金をもらえるのはとってもありがたく大事なこと。
まずは申請が通って、ボルドーの展覧会の準備が円滑に進むといいな



これ以下は、夕方からの出来事。

あることで、どうしようかと考えながら運転していて、ふと近くのマンションの
屋上を見たら、まっ白いハトがいるのを見つけた。

そして、家に帰ってカーテンを閉めようとしたら、窓にてんとうむし
とまっているのを見つけた。

なんか、いい兆しの気がしたよ

いろんなことがいい方向に進みますように


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染色したり透かしを入れたり

2012年07月02日 | 作る

なんか料理をしているみたいな写真でしょ
果物のジャムか、ロシアかどこかの煮ものみたいですよね。

もちろん、違います

蘇芳(スオウ)を煮て抽出した染液に楮の繊維を入れて染めているところです。
絹だと真っ赤に染まるようですが、楮はやり方にも寄りますが、ちょっと淡くて
ピンクに染まります。染まるはずです(←前もそうだったから)。
なるべく色が入るように、このまま冷めるまで染液につけておきます。

見る人が見たら「こんな小さい鍋で」とあきれられそうですが、
やむを得ず、いつもこれで作業しています。媒染はみょうばんです。

最近は、先日白子で買った伊勢型紙の紙を使って、透かしの紙を漉くことにも
挑戦していますよ。

これらがどんな紙になって、どんな作品に仕上がるのか、乞うご期待


明日は県にフランス行きの補助金の申請書を再提出しに行ってきます。
展示のための作品制作や、向こうでおこなう和綴じ製本のワークショップの
準備以外にも、やることがいっぱい

まだまだ時間があるようでも、きっとあっという間でしょうね~。

この時期、お天気につられてどんよりしがちですが、がんばります



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