アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

うちわの貼り付け(6/16)

2011年06月18日 | ワークショップ・紙の手しごと
先日、うちわの貼り付け作業をしました

先週は紙を漉いてまだ乾いてない状態で終了だったので、
乾いて網から剥がした紙を見るのは、みなさんその時が初めてでした。
それぞれが漉いた紙をそっと手にとって、きれいって言いながら
しみじみ紙を触っていらっしゃいました。

それをどう貼ろうかってじっくり考えながらの作業でした。

もちろんみなさん素敵に仕上がりましたよ!

そして、紙の切れ端もすべて持ち帰られました。
小さな切れ端も捨てられないんですよね~。私もいっぱいとってあります。

みなさん、その後うちわの様子はいかがですか?
また、一緒にものづくりできるのを楽しみにしています


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うちわを作る1回目(6/11)

2011年06月11日 | ワークショップ・紙の手しごと
今日はうちわを作るワークショップの1回目、うちわに貼る紙を漉く
作業をおこないました。

私が自己流で作ったスコテ(漉くための網)がちゃんと間に合って、
参加されたみなさんがそれを使って真剣に作業している姿を見ていると、
とても嬉しくなりました

来週、貼り付け作業をします。
どんな感じにできあがるのか楽しみです

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ことりのココちゃん A bientot,Koko-chan

2011年06月05日 | 作品について
『ことりのここちゃん』

いっしょに暮らしていたことりのココちゃんが天国に飛びたったとき、
私はココちゃんのため自分にしかできないなにかをしたいと思いました。

そして、楮をスオウで染めて表紙を漉き、文章を書き写真を集めて
ココちゃんに感謝の気持ちを込めて本を作りました。

ココちゃんのためと言っても、多分自分のために書かずにはいられなかった。

完成した本は、そのとき私を支えてくれた友人や獣医さんに贈り、
小牧の「カルミア小鳥の病院」の待合室の書棚に並べていただいてます。


『A bientot,Koko-chan』

『ことりのココちゃん』を作って半年後、パリの展覧会に参加させて
いただけることになり、そのフランス語版を作りました。表紙はアカネで
染めました。

訳は、ウルグアイ人の友人の紹介で日本在住のフランス人のティエボにお願いし、
ほとんど忠実に訳してもらいまいたが、本文の書体やタイトルはティエボの
意見を参考にし、フランスの人にも喜んで読んでもらえる、とても素敵な
本に仕上がりました。


これらの本は展覧会ではなるべく手にとって読んでいただくようにしています。


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