アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

久しぶりにちゃんとやってみよう!

2012年06月24日 | その他
最近、久しぶりにちゃんとやってみようということがいくつかあります。

まず、フランス語を習いに行くことにしました。
プライベートでは少し教えてもらったことがあるけど、
クラスレッスンは初めてがんばろっと!

ボルドーでワークショップをするときなどに、少しでも現地の人と
お話ができたらいいなあと思っています。

それから、とっても久しぶりにフイルムを買いました
今さら。。。という感じもありますが
最近はコンパクトデジカメだけに頼っていたので、せっかくだから
望遠レンズなどもあるフイルムのカメラを使いたいなあと思って。

8月に紙の温度ギャラリーで展示するニュージーランドの写真、あれは
このカメラで撮りました。というか、その旅のために買ったカメラです。
だから眠らせておきたくなくて。これから本など見て改めて研究してみます。

でも、当然、デジカメのようにすぐに撮ったデキがわかるわけでもないし、
フイルムもデータ化するのも結構お金がかかりますね。
いつまで続くのやらでも、なんかワクワク

もうひとつ、ワークショップを再開したいと思っています。
詳細はもう少しお待ちください。紙を漉くのではなく、和紙を使って
気軽にいろいろなものを作っていくような感じにしたいと思っています。
フランスでも予定している製本もやりましょう

番外編ですが、星を観察するサークルみたいなのに参加することになりました。
2年ぶりです前は欠席した日もあったので今年は皆勤を目指そっと!
今回は初めて参加する友人も一緒なので楽しみ
ちなみにその友人はカラオケで「消臭力」を熱唱する魅力的な人です


話は変わりますが、最近2日おきくらいに会って毎日のようにメールをしていた
近所に住む友人が、帰省するためしばらく遠くに行ってしまいました。

ベランダからライトを点滅させて合図を送ってみるという小学生のような
ことをしてみたり、ホームセンターやケーキ屋をまわったり、近所の大学の
キャンパスめぐりや、ことりパーティーやたこ焼きパーティーなどをして
楽しくやっていたので、なんかさびしくなってしまいました

でもまた元気に帰ってきてね!
私も、これまた小学生の夏休みのように、そっちに遊びに行くよ
また会える日をミゲルさんと楽しみにしているよ



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ヒガシヘニシヘ おでかけの週末

2012年06月17日 | その他
昨日と今日は郊外にドライブに行ってきました

もちろん、ここに書くのはただのドライブではなくて和紙関係のこと

昨日は小原の加納先生のところに、材料を分けてもらうのと
ボルドーの大事なお話を聞きに行くために。

そして、今日は鈴鹿の白子に伊勢型紙を見に行きました。
職人さんとお話をしたり、いろんな型紙の模様を見たりして
その細かい技に感激しました!
ドライブ大好きなチベタンテリアのクースケも一緒です。

伊勢型紙は美濃和紙と柿渋で作られた紙を彫って作られています。
それはそれは大変な工程を経たものです。


昨夜は和紙仲間でヨガインストラクターのあきこさんとお食事

ベトナム料理を食べながら、いつものようにいろんな話をしました
本当にいろんな話…。あきこさんは私と同じく加納先生の工房で勉強してきた
仲間です。立場が似ているところがあったりして共感できるところも多く、
会うと元気になれます。

楽しかった!また、よろしくね


明日も晴れそうなので(逃すとまた雨が続いちゃうので)
今、明日漉くための楮を煮ているところです

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ぴあくんのしっぽ

2012年06月14日 | ことり
今朝起きたら、ぴあくんのしっぽの羽が落ちていました。
最近漉いた紙の上で撮影


しっぽのしましまの羽は、見つけると何かいいことがあるような気がします。
毎回、見つけた瞬間「あっ」って笑顔になる

私のバッグには、亡くなってから4カ月目に出てきたココちゃんのしっぽの
羽がいつも入っています。

ちょっと不安になったことがあって、大丈夫かな~って考えながら
掃除をしていたときに出てきたしっぽの羽。あの時は、ココちゃんが
天国から「大丈夫だよ」って言ってくれたとしか思えなかった。


今日は用事があって八事日赤病院に行ってきました。

うろうろしていていたらふと写真が目に入り、近づいてみると壁面に何枚かの
写真が展示されていました。里山や郊外の自然の風景。

中日新聞の切り抜きと説明文があり、ご年配の女性が撮影された写真とのこと。
シャッターチャンスを何時間も待ったり、おにぎりが凍ったりとの撮影時の
ご苦労や、病気を患われてた時のことなどが紹介されていました。

私も写真を和紙で作品を仕上げているけど、写真の勉強はほとんど経験ないし
機材もいいものは持っていない。年齢に関係なく、ちゃんと写真を勉強されて
きれいな写真を撮られている展示を見て感動しました。

それに、そこに和綴じのノートがあって、観た方の感想などがとても
あたたかい言葉でかかれていました。

撮影者は日進市の深谷富子さんだそうです。
展示期間は分からなかったけど、機会があればぜひ。素敵でしたよ。


 ついでに。。。

ノートのあたたかい言葉を見て、今話題のスギちゃんのブログのコメントを
思いだしました。そこにも短いけどあたたかい言葉がいっぱい書いてあって、
超多忙な毎日もそういう言葉に励まされてるんだろうなあと、でも発信する
方の人柄や努力があってこそなんだよなあと思いました
(本日とうとう過労でダウンとのこと、お大事にしてください!)

私もがんばろう!



コメント (2)
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美濃の恩師

2012年06月08日 | 展覧会を観る
昨日、岐阜県美濃市にある美濃和紙の里会館に行ってきました

和紙スイーツの倉美紀さんの展覧会を見に行くためです。
倉さんは2年位前から和紙つながりでお知り合いになりました。
倉さんと光の切り絵の酒井敦美さんとの2人展『和紙に込めた光たち』です

とても素敵な展示ですよ。見ると「わ~」とか「へぇ~」って思うような
かわいらしくておもしろい作品が並んでいます
来週月曜日まで開催中ですよ。ドライブついでにぜひ!

 ↓ 道中、ぴあくんとしっぽが似ている猫を見つけたのでパチリ


  ところで、美濃は私の第2の和紙の思い出の場所でもあります。

2005年の秋、私は美濃和紙の勉強をするため、ほとんど毎日のように美濃に
通っていました。片道約2時間。原料処理や紙漉きを習い、夕方帰る時には
へとへとだったけど、充実した日々でした。

その時の仲間が後日くれた手紙に
きれいな紙を漉きたという気持ちだけで過ごしていた日々がなつかしい」と
書いてありました。今も時々その言葉を思いだしています。

その時、そこで指導してくださったのが、市原智子先生でした。

やさしくて美しいお母さんのような方です。今は年賀状のやり取りだけで、
昨日も急に決まったので前もって連絡せずに行ったのだけど、会館に着いて
チベタンテリアのクースケ(後日登場予定!)を散歩させていたら
偶然先生に出会い、久しぶりにお話しすることができました

歩く速度が数歩違ってたら会えなかった。本当に偶然です。
(というと、それは必然なんだと言われるもんだよね
私が名古屋のマンションでどうやって紙を漉いているかということ、
どんな作品を作っているかということなど、熱心に聞いてくださいました。

「私たちはこういう場所で紙を漉いているから、名古屋で、しかも一軒家でなく
 マンションでどうやって漉いているのか?そんなことできるのか?と
 考えもしなかったけど、やれるんだね。それをちゃんと同じ材料を使って
 自分で作るなんてすごいね!作品展ではそれをちゃんと紹介するといいよ」

と、小原の加納先生と同じことをおっしゃっていただきました。
自宅に紙漉き場がある先生方は、私のそういうやり方を評価してくださる。
それは私にとって、とても嬉しいことです。作品展では裏側を見せるのは
カッコ悪いと思っていたけど、これからは作る過程も紹介していこうと思います。

そして、今朝、智子先生からメールが届きました。
私の和紙に対する意欲に感心し、嬉しく、ありがたい気持ちになったって。
いやいや先生のおかげです。本当にありがたいです。またお会いできますように!



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頭の上のぴあ

2012年06月07日 | ことり
ちょっとご無沙汰してしまいました。

最近、生活にいろいろ変化があり、さわやかな気候も手伝って
気持ちいい毎日を過ごしています

変化のひとつはぴあくん。
手乗りではないので、なかなか触れることができないぴあくんですが、
数日前から、頭の上に乗るようになりました!


 ↑ 遊びに来たお友達の頭に乗るぴあくん

今、ぴあくんのカゴにはつぼ巣が入れてあって、その巣材のために
髪の毛に興味があるようなんですが、なんであれ嬉しいです
新聞をちぎって入れたり・・・巣作りは上手そうだよ、るーちゃん!
早く仲良くなって一緒に巣作りしたら

その間、あいかわらずるーちゃんはひとりで孵らぬ卵を温め中


今日は4つの卵がおなかの下にあります。時々出てきてはぴあくんと同様、
私の髪の毛を引っ張って持っていこうとします。

ちなみにるーちゃんの下に敷いてあるのは私が漉いた和紙。そして、
漉き網などに残っている綿状の繊維を上手く使って巣作りをしています。

5つぐらい続けて産むとしばらく産まないので、その方が体に負担が
かかりにくいかなあと思って取り上げないようにしています。
2週間くらいしたらあきるか、卵が落ちて割れるかしてひと段落です。

2羽は相変わらず同居するにはまだ時間がかかりそうだけど、最近では
お互い相手が外出中に相手のカゴに入ってご飯を食べたりしているので、
冬までには同居してくれるといいな~と思います。あったかいからね


それから、先日恩師の馬場先生が瑞宝小綬章を受賞され、その記念の
お菓子のおすそわけのおすそわけをいただきました


いつも私の和紙のこと応援してくださる馬場先生、おめでとうございました!
母と分けていただきました。ありがとうございました。



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