アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

「レオン」と「水曜日のエミリア」

2014年02月27日 | 映画と本とドラマ
昨日、何年かぶりに何度目かの「レオン」を観た。やっぱりいいなと思った。
有名な映画なので、ストーリーについては書きませんが、キャストについて簡単に。

この映画と「グラン・ブルー」で、ジャン・レノのことをしっかり認識しました。
でも、一番印象的だったのはゲーリー・オールドマン。「ハンニバル」での気持ち
悪さは行き過ぎだけど、この映画での狂気さは違和感なくしっくりとして、
役どころとしては憎き人物でもこの俳優さんには惹きつけられました。

マチルダ役のナタリー・ポートマンを最初に見たとき、なんかへんな顔って思って
いたけど、見ていくうちに見慣れていって、今ではすっかり美人女優ですね。

それで、先ほどさっそくうちのDVDに録画してあったナタリー・ポートマン主演の
「水曜日のエミリア」をあらためて観てみました。この人が出ている映画では
一番好きな映画です。家族や結婚や子供や、シリアスな内容だけど、泣けた。
継子役の男の子も良かった。最後の池のほとりの会話に救われた気がしました。
この男の子は私の好きな「アイ・アム・レジェンド」にも出てましたね。

1994年の「レオン」のマチルダと2009年の「水曜日のエミリア」のエミリア。
ナタリーさん、15年たっていい女優さんになりましたね。
他にもクローサーやブラック・スワンなども観たけど、やっぱりエミリアがいい。
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もうすぐひなまつりですね

2014年02月25日 | 作品について
あと一週間ほどでひなまつりだというのに、今年もおひなさまを出すのを
忘れていることに気付きました。

うちのおひなさまはこれ ↓


紙漉きを始めたころに、練習で漉いた紙で折ったおひなさま。
まだ名古屋の自宅で紙漉きをしていなくて、漉くには小原まで行かなくては
いけなかったけど、そのころ体調を崩していて小原に行く元気がなかったため、
昔漉いた紙を出してきて作ったおひなさま。

それから、ボルドーで展示した写真のひとつにもおひなさまが写っているものが
あります。昔々、姉と私を父が撮ったものです。

座敷わらしのような、でもまぶしい笑顔の少女が私

季節ものに和紙は合いますね

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ミラベルのロゴ設置完了

2014年02月19日 | 作る
今日はまこさんの美容室ミラベルのロゴのパネルの設置をしてきました。
前回書いたように、照明のあたり方や壁色とのコントラストなどで、色の調整が
難しく、水性顔料やアクリル絵の具など、3パターンの準備をして行ってきました。

採用は右下の作品。左のパネルも絵の具の感じがかわいらしく、せっかくなので
お店に置いてきました。そのうちどこかで見られるかも

照明関係は今回もワイヤーアートの水谷一子さんにご協力を願い、私の髪を
まこさんに綺麗にしてもらっている間の設置となりました。頭にタオルを巻いて
店内をうろうろする私でした。スポットの設置が終わったところがこれ。


そして、パネルをかけるとこう。

お店に入ったところから見るとこんな感じ。まこさん働いてます
シャンプー台との対になったライトが素敵ですね。


ミラベルでの撮影でよくある、葉っぱ越しの画。トップ右上も。
まぁ、私が好きで撮ってるだけだけど


まこさん、お待たせしました。一子さん本当に感謝です。
ミラベルのお客様、ご来店の際は間近でごらんください。下から見上げると、
和紙の繊維がキラキラして綺麗に見えますよ

※ミラベルでは、まこさんがお一人でお客様一人ずつ全て手がけていらっしゃるため、
 時間が限られ予約が取れにくい状況です。そのため、現在は新規のお客様の受付が
 難しいとのこと。申し訳ないですとのことでした。
コメント (2)
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捨てられない切れ端

2014年02月17日 | 作る
ここ数日は、まこさんの美容室に飾るロゴのパネルを貼っている。

下張りを貼っては乾かしを2回。そして、今は本張りを乾かし中。
カップに入っているのは、自家製の生麩糊。

結局一子さんに協力してもらって、照明のセッティングからやり直しになった
2コ目のパネルですが、実際に設置して照明を当ててみないと、どんな具合の
色合いになるのか分からなくて心配。納得いくようにやらせてねとお願いしてあるので
納得がいかなければまた作り直すだけですが。

すでにデザインがあるものを、形にするって難しいですね。
いちから自分で作るのも大変ではあるけれど、自分の納得のいくように作って
完成も自分で決められる。でも今回のようなオーダーは、きれいに作るのはもちろん
大事だけど、和紙で作っているという特徴を残したり役割を持たせないと、私が私の
和紙で作る意味がない。

うまく設置できて、まこさんに気に入ってもらえるといいなあ。
やり直しばかりだと、まこさんも心配になっちゃうよね。


そして、それを貼り終えて残った和紙の切れ端。これが捨てられません。

たくさんあるときは、また水に溶いて漉き直すこともあるし、何かの作品にちょこっと
使うときのために貯めていたりします。そしてなぜかしばらくは、しまう気になれず
何日間は作業台の上に置いているんですが(だから周りがいつも片付かなくて、
いつも散らかっている!)そんな切れ端をぴあくんは巣作りに使おうと、持って
行ってしまうんです。

なんてメルヘンな仕事場
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不思議な卵

2014年02月16日 | ことり
朝、るーちゃんの鳥かごの掃除をしようと見たら、いつも小松菜と豆苗を
入れている器のふちに、卵が立っていました。

どうして、こんなところにあるんだろう?不思議。


止まり木の上で産んで、器のふちに落下して刺さったのかな?
ちょっと触ったくらいじゃ動かなくて、そのまま固まっていました。
卵は産まなくていいんだけど、特に冬は心配。でも産んじゃうんですよね~

そんなるーさんですが、温めるわけではなく、かごから出ると、狭い所に入り込んで
そこには卵もないのに温める体制に入りじっとしています。

すると、るーちゃん大好き、ストーカーのぴあくんがやってきて、るーちゃんに
向かって歌を歌い始めるんだけど、るーは全く無視 時にはうるさい!って
追いかけまわします。かわいそうなぴあくん。


「るーさん、ぴあくんはカッコイイいけてるイケメンでイクメンで、仕事もできると
 評判の素敵な男の子なんだよ。仲良くしなよ」って毎日説得してますがダメ。
なんとか仲良くなって、同居して欲しいなあ(子供はいるくせに!
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一宮って寒いなぁと、うちのクースケくん

2014年02月05日 | 展覧会を観る
今日は一宮市三岸節子記念美術館に行ってきました。
「はしもとみお展動物たちからの手紙」と「三岸節子 装丁にみる画業」を観に。

はしもとみおさんのことは全く知りませんでしたが、動物好きな私としては
どうしても観てみたくなって、想像以上にリアルでかわいらしい作品に感動しました。
さわってもOK!の作品もあって、かわいいかわいいとなでなでしてきましたよ


このブログには時々美術館巡り的なことを書いている私ですが、実はというか、
失礼ながら私はあまり作品の鑑賞能力がないと自覚しています。昔は美術館には全く
興味なくて、今でも有名な絵画などを観ても、何がいいんだかわからないというか、
「え~だから~なに~?!」と思ってしまうアートのセンスのない人間です。
だから、ギャラリーなどで、まさにその作家さんが、いかがですか?という雰囲気
満載でこちらを見ている時などは、早く出たくてしょうがなくなってしまいます。
って、前にも書いたかな?

それでも、海外に旅行に行くようになってから、時間つぶしに街の小さな博物館や
美術館に行くようになって、国内でも行く機会が増えてきました。

しかしながら、私は都心でなく、郊外にある、ちょっとお金をかけちゃった的な
空間の広い、人の少ない美術館や博物館を訪れるのが好きなので、今回も初めての
場所でしたが、そんな期待もありながらのドライブでした。今日行った一宮市
三岸節子記念美術館は大き過ぎず、小さ過ぎず、土蔵の展示室もあって、
ほどよい空間でしたね。しかし、一宮ってあまり行かないけど、名古屋よりも
寒いですね~。小雪が散らついていました。


それから、動物たちの作品を観て、うちのチベタンテリアのクースケのことを
書きたくなりました。今日のトップの写真はそのクースケです。昨日撮影。

クースケは私が1999年にペットショップで一目ぼれして、生まれて初めてローンを
組んで買ってしまった犬です。ホントかわいかった!今もだけど。
1歳くらいの時に蓼科湖にドライブに行った時の写真がこれです。

あぁ、かわいい2000年初秋

チベタンテリアは冬毛しかなくて、年中毛が抜けないのはよいのですが、本人が
暑くて暑くてたまらないため、大人になってからは結局カットしています。

暑い~ 2012年7月ぷるの生まれた日

そんなクースケくんも14歳と約半年。昨年夏くらいから、糖尿病がひどくなって
あまり目も見えず、皮膚もただれてインスリンを打っている状態です。
最近は毎日ほとんど寝ています。あんなに暑がりだったのに、皮膚がただれて毛が
少なくなってしまったので、今は湯たんぽと毛布が欠かせません。

ことりのことばかりブログに書いていますが、そんなクースケのことも、いつか
和紙で作品にしたいと思っています。

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