アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

ことりと巡るパリ2009 無事終了!

2012年10月28日 | 作品展のこと
昨日「ことりと巡るパリ2009」が終了しました。

わざわざお越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
メッセージを残してくださった方、とても嬉しかったです

今回も設置と搬出をお手伝いいただいたワイヤーアート作家の水谷一子さん、
ゼロエックスカフェのスタッフのみなさま、本当にありがとうございました。

毎日会場に行っていたわけではありませんが、今回もとても実りの多い、
有意義な時間が流れた作品展になりました。

今は来月のボルドーでの展覧会の準備に追われていますが、帰ってきたら
またひたすら紙を漉いて作品を作り、そして、新しいことにチャレンジも
続けていきたいと思います。

どうぞ、お楽しみに!


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ことりと巡るパリ2009 中間報告

2012年10月17日 | 作品展のこと
ことりと巡るパリの展覧会も3分の2を終えました。

わざわざお越しいただいたみなさま、本当にありがとうございます
偶然お茶やランチをしに来て見てくださった方々もありがとうございました。

たまたま私がお店にいる時にも「わー!」とか「これも和紙だって~」とか
聞こえてくると、一人静かに微笑んでいたりしました

ちょっとここでさらっと作品の写真を。

お店に入ってすぐの右側には10月5日の記事に写真を載せた
スーツケースとブーツが。

そして、その先に写真のパネルです。


その次にはたくさんの小さな写真と、ちょっとしたエピソードを書いた
作品の間にハーブを漉き込んだ紙が。
天窓からの光で透けて、室内からの照明で表面が照らされています。


その先に(ここのお店は間口が狭くて、奥に長いのです)
石畳をイメージした大きな紙と、リボンを漉き込んだ紙が、
中央には市松模様に漉いた紙が少し浮かせた状態で展示されています。


今は毛糸をエッフェル塔と旅行鞄、パリ市などをイメージして毛糸を
漉き込んだ紙が奥に展示されていますが、はじめは入ってすぐの
右側上奥に展示していました。一子さんのワイヤーアートと一緒に。


こんな感じです。

もし、機会があったら、ぜひ実物も見てみてくださいね

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ことりと巡る~の内容を少し

2012年10月05日 | 作品展のこと
昨日、やっと備品などが整いました。エントランスの風景です。

スーツケースにブーツ。そして、バッグに入った2冊の本。
下には石畳をイメージした紙を敷きました。

ここらへんは前回書きましたね。
今日は写真でちょっと紹介。

100cm×80cmの大きな紙の写真です。


これは、楮の黒皮を入れて漉いた紙。
上にちょっとだけカモミールで染めた黄色い繊維が乗っています。


そして、これは紅茶の茶葉を入れて染めた紙です。

他にもハーブを入れた紙、石畳のように碁盤の目のようにデザインした
紙などおもしろいものもありますが、また次回にでも
というか、ぜひ会場で現物をご覧ください。


そして、今日は久しぶりにことり情報

あのヒナ、ぷるはすっかりキンカチョウらしくなりましたよ。
女の子に決定で、一瞬見た目はるーに似ていますが、ぷるの方が
ちょっと小さくスマートです。



大好きなぴあパパにひっついて遊んでいます。
だからお部屋(カゴ)はぴあくんとぷる、そしてるーは一人部屋です。
相変わらずるーは私にべったり。ぷるが私のそばにくると追い払います。

ぴあくんと一緒の時間が多いぷるですが、私のこともちゃんと覚えていて
名前を呼ぶと飛んでくるし、私の手も怖がりません。かわいいかわいい


今は並行してボルドーの準備も進めていてちょっと大変ですが、
腰痛に負けずがんばりたいと思います。


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ことりと巡るパリ2009 始まりました

2012年10月02日 | 作品展のこと
昨日遅くまで搬入をして、なんとか展示ができる段階まできました。
ゼロエックスカフェのギャラリー部長でワイヤーアートの水谷一子さんに
お手伝いいただき、今回もステキな仕上がりになりましたよ

でも、まだ完治しない腰痛と台風などの悪天候で紙が乾かなかったり、
ボルドーの展示計画を先に考えなくてはいけなかったりで、なかなか作業が
はかどりませんでしたが、とりあえず作りたいと思った作品が完成して
本当に、ほっとしています。

ただ、まだちょっと細かいところができていなくて近日中に仕上げにいきます


今回の作品は以前橦木館で展示した写真を並べた帆布が再登場していますが、
その他は新作です。

まず、エントランスには旅をスタイルをイメージしたスーツケースのあかりと
ブーツ。どちらも和紙でできています。スーツケースは染料で染めた和紙を
本物のスーツケースで形をとって、またまた糸で縫って立体的に仕上げました。
バッグのあかりと同様、ファスナーで開けるようになっています。

ブーツも本物のブーツで型をとって、柿渋で染めています。その後ろには
パリで使っていた本物のバッグに和紙の本を入れて吊るして展示しました。
下には、パリの石畳をイメージして漉いた紙が敷いてあります。

中に入って左側にパネル貼りの写真が4点。台紙もそれぞれ特徴がありますよ。
右側には、見逃しそうですが、一子さんのワイヤーアートを挟んで2点の紙。
これは小豆の煮汁とスオウを混ぜて繊維に毛糸を漉き込んだ紙を展示しています。
左はエッフェル塔を、右は旅行のバッグをイメージしています。

カウンターの後ろには、写真を並べた帆布2枚と、その間にはカモミールと
ペパーミントで染めた紙を展示しました、その紙にはハーブティーの中身の
カモミール、フェンネル、レモングラス、レモンバーベナ、レモンピールが
ゴロゴロと入っています。おもしろいですよ

帆布の写真はフランスのスズメがちょこちょこ登場していますよ。

奥には、石畳をイメージして作った紙が3枚。
紅茶の茶葉をそのまま入れて漉いた紙2枚と、市松模様みたいにデザインした
紙を1枚吊るしています。楮の黒皮を入れて漉きました。

その3枚の大きい紙の間にリボンを漉き込んだピンクの紙を2枚展示しました。
これらは台風で乾くか心配でしたが、なんと乾いてくれました。


また途中で変化していく可能性もありますが、どうか、ついでがあったら
覗いてみてくださいね


大切にしていたことりの存在を感じながら過ごしたパリの日々。
ココちゃんが連れて行ってくれた旅でした。


ことりと巡るパリ 2009

   2009年秋、和紙で作ったことりの本を
   バッグに入れて、歩きまわったパリの街。
   そこで感じたことりの気配と小さな物語。


日時:2012年10月2日(火)~10月27日(土)
   日曜定休(祝日営業)10:00~17:00

会場:0xCAFE (ゼロエックスカフェ)
   名古屋市瑞穂区瑞穂通1-18-2  Tel 052-853-5553

   地下鉄桜通線桜山駅5番出口より南へアーケードを徒歩数分。
   名古屋市博物館の正面南寄り。お店のすぐ前にポストあり。
   駐車場は北側裏道1本目に2台あり。一度裏に回って一方通行に入る。



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