昨日遅くまで搬入をして、なんとか展示ができる段階まできました。
ゼロエックスカフェのギャラリー部長でワイヤーアートの水谷一子さんに
お手伝いいただき、今回もステキな仕上がりになりましたよ
でも、まだ完治しない腰痛と台風などの悪天候で紙が乾かなかったり、
ボルドーの展示計画を先に考えなくてはいけなかったりで、なかなか作業が
はかどりませんでしたが、とりあえず作りたいと思った作品が完成して
本当に、ほっとしています。
ただ、まだちょっと細かいところができていなくて近日中に仕上げにいきます
今回の作品は以前橦木館で展示した写真を並べた帆布が再登場していますが、
その他は新作です。
まず、エントランスには旅をスタイルをイメージしたスーツケースのあかりと
ブーツ。どちらも和紙でできています。スーツケースは染料で染めた和紙を
本物のスーツケースで形をとって、またまた糸で縫って立体的に仕上げました。
バッグのあかりと同様、ファスナーで開けるようになっています。
ブーツも本物のブーツで型をとって、柿渋で染めています。その後ろには
パリで使っていた本物のバッグに和紙の本を入れて吊るして展示しました。
下には、パリの石畳をイメージして漉いた紙が敷いてあります。
中に入って左側にパネル貼りの写真が4点。台紙もそれぞれ特徴がありますよ。
右側には、見逃しそうですが、一子さんのワイヤーアートを挟んで2点の紙。
これは小豆の煮汁とスオウを混ぜて繊維に毛糸を漉き込んだ紙を展示しています。
左はエッフェル塔を、右は旅行のバッグをイメージしています。
カウンターの後ろには、写真を並べた帆布2枚と、その間にはカモミールと
ペパーミントで染めた紙を展示しました、その紙にはハーブティーの中身の
カモミール、フェンネル、レモングラス、レモンバーベナ、レモンピールが
ゴロゴロと入っています。おもしろいですよ
帆布の写真はフランスのスズメがちょこちょこ登場していますよ。
奥には、石畳をイメージして作った紙が3枚。
紅茶の茶葉をそのまま入れて漉いた紙2枚と、市松模様みたいにデザインした
紙を1枚吊るしています。楮の黒皮を入れて漉きました。
その3枚の大きい紙の間にリボンを漉き込んだピンクの紙を2枚展示しました。
これらは台風で乾くか心配でしたが、なんと乾いてくれました。
また途中で変化していく可能性もありますが、どうか、ついでがあったら
覗いてみてくださいね
大切にしていたことりの存在を感じながら過ごしたパリの日々。
ココちゃんが連れて行ってくれた旅でした。
ことりと巡るパリ 2009
2009年秋、和紙で作ったことりの本を
バッグに入れて、歩きまわったパリの街。
そこで感じたことりの気配と小さな物語。
日時:2012年10月2日(火)~10月27日(土)
日曜定休(祝日営業)10:00~17:00
会場:0xCAFE (ゼロエックスカフェ)
名古屋市瑞穂区瑞穂通1-18-2 Tel 052-853-5553
地下鉄桜通線桜山駅5番出口より南へアーケードを徒歩数分。
名古屋市博物館の正面南寄り。お店のすぐ前にポストあり。
駐車場は北側裏道1本目に2台あり。一度裏に回って一方通行に入る。