平成24年の鹿沼ぶっつけ秋祭りの日程が決まりました。
10月6日(土曜日)・7日(日曜日)です。
今年は第2土曜・日曜ではありませんので、お間違いなく!
2012年の当番町 銀座一丁目
鹿沼屋台の中では製作年代が古く、標準屋台の奥行12尺(3.6メートル)どりに対し、本屋台は10尺(3メートル)どりで、小型屋台に分類されます。彫刻屋台としては優品ですが、豪壮な白木(しらき)彫刻に対して、朱塗(しゅぬり)高欄や金彩色格子(こうし)の外障子、美しい鍍金金具(ときんかなぐ)で飾られた車体は黒漆塗(くろうるしぬり)という、調和を欠く面もあります。これは文化(ぶんか)11年(1814)頃彩色彫刻を施した旧屋台が製作され、後になって車体はそのままに、現在見られる白木彫刻につけかえられたためです。現在の彫刻は天保(てんぽう)3年(1832)から安政(あんせい)2年(1855)にかけて製作されました。これには複数の彫物師が従事しましたが、作者名が明らかなのは、富田(とみた)宿の磯辺儀左衛門(凡龍斎信秀)ひとりです。
鹿沼市観光交流課観光施設係☎0289-63-2303