11月24日午後、南押原小学校と南押原中学校を会場に、公開授業がありました。
この活動は、南押原地域の学校が国県の支援を受けて今年度取り組んでいる「防災教育を中心とした実践的安全教育総合支援事業」の一環として、両校児童生徒をはじめ、地元磯町の自主防災会、自治会連絡協議会、市内各学校の防災担当者ら約300人が参加して行われました。
午後1時45分、緊急地震速報がながれると、ふだんから訓練してきた子供たちは、その場にしゃがみ込んで頭を守る姿勢をとります。
しばらくして、保護者の皆さんが集合場所に駆けつけ、列を作って名簿に記入、わが子と対面します。
そこへ隣の南押原中学校から中学生が合流し、弟や妹がいる生徒はここで対面、保護者とおちあいます。
保護者が来られない児童には担当の中学生がつきそい、家まで送り届けるという手筈になっているそうです。(今回は省略)
いっぽう、中学校の体育館わきでは、磯町自主防災会のみなさんと中学生が協力して、炊き出し訓練です。
アルファ米にお湯を注いでご飯を作りますが、やけどしないように気をつけてね。
ご飯と豚汁を配膳。
体育館を避難所として、避難者名簿に記入してもらいます。(9月の豪雨災害を思い出す。)
おかわりもありますよー。 輪になっていただきます。
試食してみました。アルファ米は、コシヒカリの新米を食べなれた舌にとっては、味はいま一つですが、災害時のお腹を満たすには暖かくてじゅうぶんと思われます。豚汁はたいへんおいしくいただきました。ごちそうさま。
食後、まったりしていたところへ、もう一発、予告なしの緊急地震速報 ”ケロン ケロ~ン!!”
児童生徒はすかざず対応できました。 大人たちも見よう見まねでポーズをとっていました。
講話。家にある防災マップをもう一度確認しましょう。自主防災会を作りましょう。
ではまた。フォースとともにあらんことを。